復縁失敗後の40代独身女性のための元気レシピ

今でも忘れられない、復縁した元彼。でも連絡は完全無視されていて辛い…そんなアラフォー女性が元気になれる方法を実体験を元にお伝えします!

「逃げると、何でも怖くなる」

恋心を拗らせると、疑心暗鬼になったり、悪い妄想ばかりしてしまったり、過去の失敗を思い出して怖くなって落ち込んで、もう何もかも嫌になってしまいます。

今日、そんな気持ちで色々ググッていたら、タイトルの言葉を見つけました。

鳥越俊太郎の言葉だと書かれてましたが、裏を取ってません。

 

私が見つけたサイトは質問系で、告白して振られた仕事関係者をその後避けているけれど、その避ける様子を同僚たちから馬鹿にされていて辛い、という内容でした。

本人は一生懸命、気持ちを切り替えたくて避けているから、努力しているつもり。

でも、側から見たら「大人気ない」と言われてしまう…と…。

 

その方に「逃げるから、怖くなるんですよ」と、前述の言葉を紹介した回答者さんがいました。

素敵な優しさ。

私も、気まずくて逃げる気持ちは分かります。

相手だって顔をあわせない方が良いんでしょ?って思いますもの。

でも、あからさまに避ける方が、よっぽど面倒な気持ちにさせてしまうんですよね…

「自然にサッと立ち去るとか、最低限のやり取りを社交的にやって、それ以上は近づかないで!」

ってのが、一般的な振った側の気持ちなんでしょうし。

 

よーく考えると、相談者さんが逃げているのは、振られた相手ではなく、失恋した自分を受け入れることなんだろう、と思います。

失恋したことを思い出したくないから、相手を避けているのもあるんじゃないかな?

そんなこと、振った側には何の責任も、関係もないことなんでしょうけどね。

 

この話を読んだキッカケは、私は大昔からずっと、振られた相手を諦めずに追い続け、結局弄ばれて痛い目を見たり、完全決裂になったのは何故だろう?と改めて考え出したからです。

一途なのは悪いことじゃないはずなのに、どうして?と。

 

「努力すれば夢が叶う!」と信じて、めげずに頑張ってアプローチし続けていたせい、というか

「今は彼はまだ気付いてないだけ!

きっと私への気持ちはあるはずだから、時期が来れば向こうから動いてくれるはず!

でも、待てないから、こっちからキッカケを作るわ!」

とカラダを動かして、頭を働かせてなかったせいだと思うのですが、そう思うと色々怖くなってしまいました。

 

1番怖いのは私の妄想や思考回路なんですが、現実を見て、じゃあその後どうする?というと、どうしたいのかよく分かりません。

長期間相手のことばかり考えてしまうと、拗らせて変な感情になるのは分かっているけど、だからって自分でエイッとはなかなか変えられません。

 

でもそうやって、自分のことばっかり考えて、相手を思いやる気持ちから逃げ出して、うまくいかない現実が怖くて逃げ出して、それでも欲望を抑えられなくて、1人でお化け屋敷の中を走り回っていたのかな、と思いました。

 

昨夜十五夜を見ながら

「好きな人が、私を愛してくれる日が来ますように」

とお願いした後に、

「私もその人を自分の感情のままに愛せて、そしてそれを相手も喜んでくれる恋愛がしたい」

と思いました。

 

「会いたい」とか「一緒にいたい」って遠慮して言えなかったり、言ったら困らせてしまうのは、もう嫌です。

相手を思い遣る為に、自分の欲望を口にするのを我慢するのは、もう嫌。

駆け引きとか我慢とか、そういうことをしなくても、楽しく笑いあいたい。

別にベッタリずっと一緒にいなくても、お互い安心して思い合ってるのが良いなぁ。

 

好きな気持ちを拗らせると、そういう根本的な願望を忘れて、目の前のことに必死になってしまいます。

それが現実を見ているってことか?っていうと、結局ちゃんと先のことも、目の前のことも見えなくなってるだけだったりする。

今、そんな感じになってしまって、ちょっと情緒不安です。

 

ちょっと、逃げるものを間違えてるんじゃないかな?私。

現実の自分から逃げて、自分で自分を追い詰めてる気がします。

そしたらどんどん、現実が怖くなってしまっていました。

目の前にいない相手のことばっかり考えて、しかもそれが全然現実的ではなくて、勝手にも妄想を怖がって、馬鹿みたい。

 

辛いことから逃げるのが身を守ることもあるけど、無駄なことから逃げて怖がるのは、もったいないですね。

努力は、明るい未来の為にしたい!

我慢の為の努力って、その先に確実な報酬が無いとなかなか出来ません。

「相手を喜ばせる為」じゃなく「相手に嫌われない為」の努力をしている時って、ホント虚しいし、目の前が真っ暗になる。

 

そう思うと、私は鈴木さんに醜い自分をたくさん見せてしまいました。

元彼にはもっと見せたけど、愛情の無いただの同僚にそんなの見せられて、鈴木さんも困ったことでしょう。

ごめんなさいって思って、あとは、何もしないことが鈴木さんにとって良いこと。

逃げたり避けたりしないで、自分の感情をぶつけたりしないで、いつか会わなくなる日までを過ごす。

そうすることが、まだこれから出来る、私が後悔しない選択なのかな、と思いました。

昔は「死ぬときに後悔しない為に、欲望のまま行動したい!」って思ってたんですけどね。

でもそれってやっぱり、相手を思い遣ることから逃げてたのかな。

うーむ、考え出すと難しい気持ちになってきました。

ただ、自分の中の自分から逃げて怖がるのは、もうやめたいですね。