復縁失敗後の40代独身女性のための元気レシピ

今でも忘れられない、復縁した元彼。でも連絡は完全無視されていて辛い…そんなアラフォー女性が元気になれる方法を実体験を元にお伝えします!

男の分もお金を払う女、払わせる男

男に貢いだ、という程貢いだことはありませんが、奢ったとか、奢らされたことはあります。

一番最初は学生時代で、私は好きだったけど弄ばれた男と、最後にちゃんと話したくて無理矢理呼び出した時。

「お金がない」と断るので「奢るから」と言って飲みに行き、飲み代計1万円くらい払いました。

その時男はニヤニヤしながら「ご馳走さまー」と言っていました。

 

元彼は付き合ってる時は奢ってくれていたけど、別れた後は割り勘で、どちらかが払ったら次はもう片方が払う、という感じでした。

 

その後バブリーなおじさまと飲みに行った時に喧嘩になって、私が支払ったことがありました。

まぁこの人にはその前にも結構ご馳走になってたし、去年再会した時にご馳走してもらったので良いのですが。

 

先日の送別会では、会費は同僚がカードで払い、プレゼント代は私が払っていました。

鈴木さんは清算は月曜ということで、支払わずに帰宅していました。

金額は伝えてあったのですが、何だか私も嫌なことをLINEしてしまっていたので、

「少額だけどプレゼント代は私がお詫びに負担します」

と今朝送りました。

 

これは、ちょっとした賭けでした。

男のプライドを保つか、後輩ノリでそのまま受け入れるか。

男女としてどうこう、という進展は無くても、人として今後もうまく付き合っていくつもりなら、鈴木さんの性格上は拒否して支払うと思いました。

 

朝送ったLINEは昼に既読になりましたが、返信はありませんでした。

そして同僚にも会費支払いの連絡はありませんでした。

バックれるタイプでは無いので、忙しいんだろうなぁと思ったのですが、先日他の後輩と飲みに行った時に、会費の話が途中で途切れてしまい、一ヶ月後に再度あちらから声をかけてくれて支払ってもらったことがあり、その時私ももう1人の同僚もちょっとモヤモヤしてしまったのを思い出し、とりあえず早退する同僚に私から鈴木さんの分を払いました。

 

2人の問題だから関わらずにいよう、と思ったのですが、何だかちょっと私は自分でもよく分からない感情になってしまっていました。

同僚が「鈴木さんから支払われないな」と思う時間が長くなるのは良くない、と思ったのと、支払いに来る鈴木さんを見たくなかったのと、あと何だかよく分からない気持ちのまま、とりあえず私が鈴木さんを誘っていたので立て替えたのかもしれません。

 

夕方になって鈴木さんから

「会費は同僚さんに明日払います。

プレゼント代は、迷ったけどお言葉に甘えます。

ありがとうございます。」

と送られてきました。

 

お詫びを受け入れるということは、やはり鈴木さんは私の対応に非があった、と思っているということですよね。

私は会の直前にとてもショックなことがあり、それは鈴木さんも知っていました。

その上で、私の前で大声で彼女の話をして、それで私が嫌なことを送ってしまい、それに対する謝罪を受け入れた。

 

あー、こりゃもう、人としてダメな状況になったな、と思いました。

もちろん私が悪いのですが、私に拒絶した態度を取ることを選んだんだな、と思うと、クラっとしました。

あ、でも後輩としてはそんな変な返しじゃない、とも思いますけど。

 

で、ここからまた私もワケが分からないのですが

「会費ももう同僚には渡しておいたので、お気になさらず」

と送ってしまいました。

すごく女としては性格悪いことをした、と思います。

後輩の送別会の会費を負担してもらう、しかも鈴木さんより下の代の人は払ってる、なんて、メンツ丸潰れかもしれません。

 

でも今の鈴木さんなら、「あっそ、ラッキー」と思うかもしれません。

多分今鈴木さんは、いつまでもウザいことを言う私にイラっとしています。

ならもう、お金を払ってあげるくらいしか、私にお詫びを体現することは出来ません。

いや、お詫びを伝えたいわけではなく、もしかしたら怒りを伝えたいのかもしれません。

 

「じゃあもう二度と連絡しません!」

と捨てゼリフを吐いておきながら、ズルズルと引きずる女そのものの態度で、

「もうお金払ってもらわなくて良いから」

と言ってるようなものです。

鈴木さんからは、既読にはなったけれど、まだ返信はありません。

 

私に返信しないまま同僚に払い、同僚から私に渡すよう伝えるかもしれないし、また「お言葉に甘えます」と来るかもしれないし、「さすがに会費は払います」と言うかもしれません。

ただ、もう二度と私と個人的に関わりたくないアピールとして「お言葉に甘えます」を選択する可能性は高いと思います。

 

うーん、私が思うほど事態はそんな嫌な流れかどうか、今の私にはよく分かりません。

もし自分なら、プレゼント代は

「そんなお詫びをしてもらう程のことじゃないから、払いますよ。

私も送別の品を送りたいんで」

と言って、直接渡すか、机に置いておくとかするかなぁ。

そうしないと今後気まずくなりそうだし…

 

でも鈴木さんは「後輩」として、そのまま受け入れるかもしれないなぁと思っています。

私からどう思われようと関係ない、と思って。

ほんと、つくづく私は嫌な女です。

男は女なら誰にでも多く払って当然とは思いませんが、割り勘にするように仕向けるのは女としてのマナーだし、女が全て支払うと自分から言うのは、とても可愛げが無いと思います。

 

自分でも今の自分のことがよく分からないし、鈴木さんは更に分からないでしょう。

とりあえず「めんどくせー」と思っているはずです。

そして、このことについて、もう私とは話したく無いと思っているでしょう。

ならもう、その気持ちに対するお詫びとして、金払って終わらせてやるわ!

大して金持ちでもないのに、何で私って、こうダメなことをするんだろう…

でもきっと私は、とても理不尽な自分勝手な気持ちで、鈴木さんにも自分にも怒っていて、悲しい気持ちになっています。

 

そういえば昨日読んだ漫画にも

「怒っている人は、その心の中に『もっと自分のことを理解して欲しい』と思う甘えがある」

という言葉が書かれていました。

でも他人の怒りなんて、受け止めたくないですよねぇ。

鈴木さんがプレゼント代を払わないことに決めたのは、もう私の怒りと関わりたくなかったからですし、そのことが更に私を悲しませるのは想像したかもしれません。

いや、そこまで考えてないかな。

兎にも角にも、私は相変わらず面倒で嫌な女だな、というお話でございました。