復縁失敗後の40代独身女性のための元気レシピ

今でも忘れられない、復縁した元彼。でも連絡は完全無視されていて辛い…そんなアラフォー女性が元気になれる方法を実体験を元にお伝えします!

「逃げる男」と「逃げられる女」の気持ち

元彼と別れてすぐのとき、元彼の男友達から

「あいつは追えば逃げるから、追わない方がいいよ」

と言われました。

 

でもその時のわたしは

「あんなに優しくしてくれた彼が、私から逃げるはずがない」

と思っていました。

今までの私を弄んだ男と彼は違う。

彼は絶対に私に誠意を持って接してくれる。

そんな自信がありました。

 

元彼本人にそのことを話すと

「あいつ、俺のこと分かってるなー。

俺は逃げる時は全力で、地の果てまで逃げていくね」

と笑っていました。

こう書くと、私の元彼はとんでもないクズみたいですが、こういう本当か冗談か分からないことを面白おかしく話す人だったので

「じゃあ、私は地の果てまで追っていく!」

と笑って話してしまいました。

 

しかし、まぁ、逃げられたんですけどね。

 

何度か逃げていく男を見てきましたが、一度逃げた男のことは、即座に追ったら本当に取り返しがつかなくなります。

 

初期段階では優しくかわしていた男性も、追うにつれて

「いい加減にしろ!」

とキレて逃げて行くか、黙って逃げて一切無視されるようになります。

 

これは男女の性別は関係無さそうなんですが、割と男性の方が初期段階はやんわりしていて、隙がありそうに見える気がします。

女性は最初からもっと冷淡かも。

それはやはり、女性の方がテリトリー意識が強いし、体力的にも身の危険を感じるからかもしれません。

 

逃げられた女は、そりゃもう途方に暮れます。

 「据え膳食わぬは男の恥」

という言葉があるくらい、男性に逃げられた女性は、自分を恥ずかしく思うものです。

 

自分を拒絶した男なんて、憎くなってもおかしくないのに、より一層

「逃げた魚はでかかった」

と思って、追いかけたくなってしまいます。

 

ここで厄介なのが、男性側に彼女や奥さんがいた場合です。

その場合は

「だって俺、1番大切なのは奥さんだから」

とか平気で捨てた女に言い放ちます。

 

「あなたのことはそれほど」の有島も、最新話で美都に

「もう会いません。連絡もしません。

ブロックして削除していいですか。

それと、うちは絶対離婚しません。

すみません。」

とLINEしていましたが、結構リアルだなぁと思いました。

 

まるで免罪符のように、本命の大事な女がいるから、他の言い寄ってくる女は傷付けても良いと思っている、それが男だなぁ。

 

私はかつて彼女持ちと関係を持ったことがありますが、その内の1人が

「だって俺、彼女いるし。

君のこと好きじゃないし」

とケロッとした顔で言ってきて、ショックを受けたことがあります。

 

そして、本当はやってはいけないことですが、この「好きじゃない」と最後に言われた話を元彼にしたことがありました。

 

元彼と最後に電話で話したときに、しつこく追う私に

「そうか、そういうところか。

前に『君のことは好きじゃない』って言われたって言ってたから、俺はそれだけは言わないようにしようって決めてたんだ。

きっとその男が『好きじゃない』って言ったのは、そうやって食い下がってくるから、仕方なく言った嘘だよ。

そう言えば諦めてくれると思ったんだよ」

と言いました。

(これ前も書いてたらすみません…)

 

実際には多分、「好きじゃない」は本当だったと思います。

その時の男性は、ついノリみたいな流れで関係を持ってしまい、寂しかった私はついその人を好きになったように錯覚しただけだったので。

 

だから、それは嘘だろうと解釈した元彼のことを

「あー、この人は本当に私のことを好きだったんだな」

と思いました。

同じ言葉で傷付けたくない、と思っていてくれたことは、今でも思い出すと堪らない気持ちになります。

 

だからこそ、私は元彼を引きずり、復縁をずっと願ってしまいました。

でも、もしそこで元彼が私を同じように傷付けていたなら、私の人生の中には、こんな気持ちをくれる男性がいなかったことになってしまいます。

それは、とても寂しいことだと思います。

 

優しさで突き放して逃げる男性もいますし、

ただただ面倒になって逃げる男性もいます。

面倒になって逃げる男性は、本当に冷酷です。

特に彼女持ちの男性の冷酷さと言ったら、本当に私を惨めな存在にしました。

 

「自分の大切な彼女を傷付ける敵」

みたいな目で私のことを見た男性たちのことは、思い出すだけでキツイです。

あ、彼女持ちにばかり手を出しているみたいですが、私と関係を持っていたのに彼女を作った男性もいますので…。

 

さて、男性に逃げられた時の対処法なのですが、これはもう、何事も無かったように暮らし、もう自分からはその男性には連絡しない、これに限ります。

 

もし、しつこく追ってしまったとしても、それを後から

「あんなことして、ごめんなさい」

と謝り続けたりしたら、ヤバイです。

一度謝るくらいなら良いと思いますが、何度も謝り続けたりすると、男性はその度に責められている気持ちになり、更に逃げていきます。

 

あーあの時はついカッとなって追っちゃった。

思い出すと恥ずかしいわ〜

 

くらいの、つい一時的な感情で追ってしまっただけのことで、もうそのことは忘れて、他に楽しいことして過ごしてる

というフリをしていた方が、女として魅力的だと思う人は多いです。

 

男は逃げ出した自分はカッコ悪いなーと思いつつ、そうなると自分が悪いことになるから

「追ってきた女が悪い」

と思って、自分のせいではないと思おうとする気がします。

 

本当に相手を愛しているなら、逃げさせてあげた方がいい

とは思いません。

ただ、追う女をやり続けるのは、どんどん惨めになって、辛くなって、苦しくなります。

自分で自分を貶めるだけで、時間と労力を無駄にするのは勿体無い!

 

「そっか。仕方ないね。

でも本当に好きだったから、一緒にいられた時は幸せだったよ。ありがとう。」

という言葉だけ残して、見送る。

 

割とよく言われることですが、これはやはり試す価値ありだと思います。

「わー俺、逃げるほど追われて無かったのかな?恥ずかしいー」

と男に思わせてやるくらいで良い。

 

世の中には追われるのが好きな男性もいるかもしれませんが、だったら最後の「ありがとう」に食いついてくるはずなので、それを確かめる為に、優しいフリをして逃してあげる。

 

私はこのテクを今生で使う機会があるか分かりませんが、もしまた逃げようとする男性と出会ってしまったら、今度は笑って見送ってあげようと思っています。

もう、醜く追って蹴飛ばされるのは嫌なので…。

 

でもまぁ、もう逃げる男には会いたくないですけどね。