これはまだ私自身が解決法を見つけられていないことなのですが…
女性の中には、つい好きな人、嫌いな人に、嫌味を言ってしまう、という人がいるのではないでしょうか?
何とも思っていない人には、面倒だから嫌味を言う気にもならないのですが、やはり好きだから、とか嫌いだから、とか、感情を動かされる相手には、つい嫌味を言いたくなってしまうのです。
好きな人の場合は、強がりとか、試すとか、両思いじゃないことへの怒りとか、そういう理由で嫌味を言うかな?
嫌いな人相手なら、その嫌な部分を無くして欲しいからか、憂さ晴らしの気持ちからかもしれません。
私は先日イケメン君に嫌味を言ってしまいました。何回か言ってしまい、あーあ、と自分でも思うのですが、
いやーでもずっと内心思ってたことだしさー
とも思ってしまうのです。
内容は、次の打ち合わせに出す資料のことを「ちょっと考えます」とイケメン君が言ったので
「打ち合わせ当日の朝になって、『やっぱり出来ませんでした〜』って言ったりしてね」
と言ってしまったのです。
イケメン君の表情は見ませんでしたが、ちょっと下を向きながら笑って
「それが1番最悪なパターンですね〜。
まぁそれを最悪として、ちょっと考えます」
と言っていました。
ま、実際に前回、それを彼はやりましたからね?
他にも「まーた口先ばっかりで何とかしようとしてるけど、あなたは表面的にはポンポン返せるけど、話題を広げることができないからねぇ」とか
「まーた先輩の資料をコピペして、ちょっと部分だけ変えて提出するんでしょ?」とか
「あなたは口先だけで、やる気が無い人だもんね」
って感じの嫌味なことをたくさん言ってしまいました。
いや、でもホントにそうなんですもん…。
ハッキリ振られる前は「期待してるから頑張ってね!」とか「あなたはこういうのが得意ですごいね!」とか褒めてたんですが、それに対して「頑張ります!」と口では言うけど、全然行動が伴っていなくてガッカリしたんです。
仕事でさえ、私のお願いしたことを最低限でもやってくれないんだーって。
あんまり悪く書いてて何なんですが、それでも彼は彼なりに頑張る時もあるし、人当たりも良いし、言葉が足りない分を言い訳で器用に誤魔化すとかはありません。
(いや、言い訳する時もあるんですが、そういう時は目が泳いでいるので、すぐに分かります…)
可愛く笑って誤魔化すことはあるけど、もっと手を抜く人も世の中たくさんいますし。でも…。
「まーた口先だけで何とかするんでしょ?『がんばりまーす』ってさー」と私がモノマネしたら、一緒になってふざけて
「そうそう、『がんばりまーす!』って言いまーす」
と言ってて、2人で笑い合ったのですが、いや、そこホントは笑うとこじゃない…。
プライドがあるのに、だからって頑張ってはくれない。
恋愛なら「頼りにしてるよ!」って言ったら恋人の為に頑張るのかもしれないけど、仕事は本人のやる気次第。
だからって、嫌味を言っても更にやる気を無くさせる気もします。
人としても同僚としても、そんな嫌味を言う私はダメだなーと思ってしまいました。
でも、これで次回ちゃんとやってくれたら、めっちゃ褒めますが!
恋愛でも仕事でも、上手に甘えたり褒めたりしながら、嫌味を言うのではなく、相手のやる気を引き出せる人っているんでしょうね?
私はやる気は自分で引き出すものだと思うし、今でも「やりたいことは頑張る。やる気が出ないことは最低限しかやらない」という人間なので、そもそも何に対してならやる気があるか分からないイケメン君が、どうしたら先日のようにギリギリまで放置したり、手を抜かなくなるのか、分かりません。
あ、人の輪を乱さないように合わせることには全神経使ってはいるなぁ。
やる気が出ない仕事は、他人から突っ込まれない程度に最低限やるってのが大人だと思っているので、その最低限の基準が自分と違う人の気持ちはわからん。
でも、嫌味は誰だって言われたら嫌だろうなー。
嫌味をギリギリまで我慢して、不満を溜め込んで、ついに爆発!とか、
ハッキリ不満を口に出来なくてチクチク嫌味を言うとか、そういうケースは分かりますが、
「ま、ギリギリまで期待して、無理そうなら自分が何とかすればいいや。」
と広い心で相手を見る、ということが、私にはまだ出来ません。
そういうのが恋愛上手な人はうまいんでしょうね?
ぐっどうぃる博士の復縁マニュアルにも「ダメ出ししすぎたせいで振られた人」のための項目があります。
嫌味かはともかく、男性にダメ出しする女性は嫌われやすいでしょうね。
でもね、「嫌味を言ってはいけない」ではなく、「どうしたら嫌味を言わずに問題を解決出来るか?」を知ることが1番大事なはず。
大抵の恋愛マニュアルは「嫌味を言ってはいけない」しか書いてない。
それじゃ女性のストレスは無くなりませんよね。
本当に悪いところは直して欲しいし。
子育てとかだと、「上手く出来たときには褒める」というのが有効と言いますが、まずは上手く出来たことを探してあげて、褒めて伸ばそうとしても、そんなの相手がこちらをどう思っているか?次第ですしね。
「コイツに褒められても意味ねーわ」
ってなっちゃってたら、調子に乗らせて終わる、なんてことも…。
植物を育てるのも、急に病気になったり、虫がついたりするし。
人とのコミュニケーションも、自分と相手の成長の仕方次第で対策が変わるとなると、難しいですね。
ちなみに、私が最大限イケメン君を褒めていて、それに関してこの話の時に強く「頑張ります!」と言ってくれたことがあります。
それは…
「嘘を上手につくこと」。
仕事の上では、嘘をつくのが必要な場面もありますが、私はそういう嘘をつくのが苦手。
なので、「すごいねー」と純粋に褒めてきているので
「頑張って上司を煙にまく嘘を考えます!」
と言ってくれたのでした。
教育としては、どうなのかしら…。
でも元彼が賢く嘘をつくために知恵を働かせることに自信満々な人だったし、それも仕事のうちって言ってたから、私は本気で評価してるのですが。
うん、私のお願いごとをきいて、上手に嘘をついてくれ…頑張れイケメン君…。