男女関係無く、面倒でメールやLINEの返信をしない人もいれば、面倒でもほぼ必ず返信をする人もいるかと思います。
私は基本的には、返信が必要なものなら返すし、そうではない場合だと、気を遣っている人には一言は返す、気を遣う必要が無い人なら返さないこともあります。
返信が必要でも返さない場合は、怒っていたり、もう縁を切りたい時です。
今日ちょっと面白いなぁと思ったのは、今まで
「恋愛関係だと面倒で返信しなくなる男は、仕事でもそんな適当なことをしているのか?」
と長年疑問だったのですが、
「やっぱり仕事でも、面倒だと返信しないんだな」
とハッキリ分かったことです。
私のことではなく、上司たちのメールのやり取りにCc.で入っていたので分かったのですが、
女性Aさんが進捗確認のメールを送る
↓
男性Bさん既読スルー
ということがありました。
ちなみに2人は仲が悪い、という前提があります。
Bさんに
「何で返信しないんですか?」
と聞いたら
「元々話してたスケジュールと変わってるから、何言ってんの?と思ってさ」
と言うので
「じゃあ、そう返信したらどうですか?
気の無い女からの食事の誘いをスルーするのとは違うんだから」
と言ったら
「似たようなもんなんだよ」
と意味の分からないことを言い出しました。
「男の言葉足らずが原因で男女トラブルが起こる典型ですねー」
と私が笑っていたら、ABさんの更に上の人も
「ただでさえ君は言葉足らずなんだから、それならそうメールを返せばいいのに」
と助言しましたが、Bさんはデモデモダッテ。
以前会議でもその案件の話があり、Aさんが話すスケジュールを聞いて
「当初の話と違う」
とBさんは思ったけど、面倒で何も言わなかったそうです。
それで影で文句言って、メールの返信しないって…子供か?
Bさんは仕事は出来るし、熱心な人です。
でも、これまでのAさんへの不満が積もり積もっていて、ビジネスメールにも返信をしない。
大人気ないし、非常識だと思いますが、意外と社内だとこういうダメなことってある気がします。
女性は感情的だ、とよく言われますが、仕事の場では男性だって感情的で短絡的になる人はいるので、性別で語るのって微妙ですね。
そう言えば、昨日愚痴った鈴木さんからは、昼間はメール返信が無いままでしたが、その後作成途中のプレゼンテーション資料が送られてきた後に、返信がありました。
私が口うるさくアレコレ言っている間に、彼は言葉ではなく形にして見せよう、と思っていたのかもしれません。
これがまぁ、日本語がめちゃくちゃな資料で、
「こんなに馬鹿だったの?」
とビックリしましたね。
で、「正しいプレゼンテーション資料の作り方」というサイトのリンクを送ろうかなぁと思ったのですが、そのサイトを見ていて気付いたことがあります。
色々見たプレゼンテーション資料の作り方紹介サイトは、ほとんどが男性が書いた記事でした。
で、そもそもその記事が分かりづらい!
良いサイトが無いなぁと思っていた時に、一つ良い文章を見つけました。それは
「いきなりパワーポイントで資料を作成せずに、テキストで全体の構成を書き出しましょう」
というものでした。
確かに鈴木さんや、やはりプレゼンテーション資料の日本語がおかしな男性は、全体の構成が決まらないままパワーポイントで作成しています。
私が鈴木さんに口うるさく何度かメールしたのは、内容を確認しても
「考えます」
と言うだけで、箇条書きレベルの構成を言ってくれず、何を考えているのか分からないため
「何も考えてないんじゃない?」
と不安に思ったからです。
鈴木さんはプレゼンの直前に書けば良い、と思っていたようですが、私がせっつくので慌てて途中段階を送ってきて、行動で示したつもりだと思います。
でも、三段論法も何もない、日本語がめちゃくちゃな資料を作ったのを見て
「そもそも構成を考えるってことが分かってないんだ!」
と分かりました。
よく女性は男性より言語を扱うのが上手だ、と言われていますが、私がこれまで仕事で見てきたプレゼンテーション資料は、男女どちらが作っても分かりやすいモノが多かった気がします。
でもそれは有能な人が作った資料でした。
そして、そういう資料を作れるようになるには、経験が必要です。
そういう経験をしてこなかった男性は、例え何歳であろうと、分かりやすいプレゼンテーション資料は作れない。
そして、言語を上手に扱うことも出来ない。
これまでメールは普通に打ててるな、と思っていたのですが、「てにをは」さえめちゃくちゃな鈴木さんの資料を見て、
「仕事で訓練をしていない男性って、活字でのコミュニケーション方法が分かってないんだなー」
と改めて納得しました。
言葉足らずな男性は、そもそも全体像を論理的に考えられていない。
問題提起
↓
解決のための具体策検討
↓
選定とその理由
↓
今後の展開予想や結論
ということが脳内で描けていない。
でも「なんとなく」イメージは脳内にある「つもり」。
だから、行動途中で女性からアレコレ言われると、面倒くさくなる。
なんだか、そういう部分があるから、メールやLINEの返信をしない男性がいる気がします。
よくネットでは「男性はメールは用件のみ伝えるツールと思っている」と書かれていますが、これは男性に優しい解釈で、実際には
その用件の前後関係、何故その用件が発生し、その後どうなるか?というイメージが具体的に浮かんでいない。
もちろんそれをちゃんと出来る男性もいます。
でも、出来ない男性もいて、そういう人がBさんや鈴木さんみたいに、ビジネスメールをスルーするのかな?と思いました。
そういう男性が、恋愛でトラブルが起こった時に、まともに返信出来るとは思えません。
面倒くさいから、スルー。
そのスルーがどう思われるかなんて、考えない。
想像力や客観性が欠如しているのに気付いていない。
それに、何て言葉を選べば感情が伝わるのかも分からない。
そういう理由もある気がします。
鈴木さんの資料の日本語がめちゃくちゃだった理由の一つに
「メールと違って真面目な固い文章で簡潔に書かなきゃいけない。でもそれがどういう文章だかよく分かない。とにかく文章を書けば!」と思ってしまい、「てにをは」の使い方が分からなくなった、というのもあるのかな?
冷静に客観的に自分が書いた文章が読めないし、正しい例を見たことがないのかもしれません。
ありがちなのは、
「他人の文章の良し悪しは分かるけれど、自分では書けない」
というパターン。
これはブロガーやってる私の課題でもあります。
実践してみないと気付かないことってたくさんありますし。
エスパーじゃないんだから、言葉足らずなこと言われたり、無駄なことを言われても、他人は気持ちを汲み取れないんですけどね。
ちなみに、Bさんや鈴木さんみたいなタイプって、口頭だと普通に話せるんです。
むしろ口が達者だったりもする。
「男は急ぎの用件なら、メールじゃなく電話する」
と言う人が多いのは、考えを口頭では言えるけど、文章化出来ない、もしくは文章化するのが面倒だからかも?
そういう男性には、恋愛でも仕事でも、キチンと顔を合わせて話さないといけないのかもしれませんね。
責任感の欠如とも言えますが、メール返信が苦手で、感情を言語化出来ない生物だから…。
ま、女性でも言語化出来ない人も、論理的に構成を考えられない人もいますし、男性に限った話ではないのですが。
さて、鈴木さんがギリギリまで資料を作らなかった為に、他のメンバーは土日にチェックしなくてはいけなくなりました。
そうなるから早く準備しろって言ったのに…
それも想像出来ていなかったんでしょうね。
これって、彼女や奥さんに先の予定を伝えない男と同じパターンだと思われます。
先を見越して、他人の行動や感情を考えられないから…
そして、それをビジネスの場でキチンと経験出来ていないから。
でも鈴木さん、細やかに他人の感情に応対出来る部分もあるんですけどね。
小学生の作文のような鈴木さんの資料を見て、
「男のプライドを守りながら指摘なんて、出来ないよ…」
と思いました。
だって提案に至った経緯に「◯◯を直した方がいいと漠然と考え」とか書いてあるんですよ?
プレゼン資料に書くか?「漠然」なんて。
そんな男にメール返信を求めた私が間違ってました!
女や仕事のメールに返信しない男がいる理由は、思考力と言語能力の欠如、かもしれません。
育てるか、見切りをつけるか、他の長所でカバーするか、それは受け手次第ですね。