記事97件目。
この週末で100記事にしたいところですが、できるかしら?
この機会に独自ドメインに変えました。
あとカテゴリー分けをちょっとずつやってます。
分けきれたらテンプレートを変えたいです。
タイトルは、ずーっとずーっと私を悩ます問題です。
多分毎日のように恋人や家族とコミュニケーションが取れていたら、自分のコミュニケーション能力にあまり疑問を持たずに生きていけるのでは?という気がします。
まぁ、トラブルが無い時は、ですが。
私は最近まで片思いをしていたので、より一層
「何を言えば正解で、何を言うと逆効果か?」
ということに頭を悩ませていました。
ブログは好き勝手に文章でいくらでも書けますが、メールやLINEは短い方が好まれるし、口頭で話すのは相手の反応次第で構成を変えなきゃいけなくて、そういう臨機応変な対応って難しいです。
私が大好きなB'zの稲葉浩志さんは、あんなに人前で歌うし、歌詞も書くのに、テレビ番組では全然話しません。苦手なんだそうです。
お母さんも
「頭のいい子だから話のポイントは掴めるんだけど、ポンポン話せないのよね。
『お兄ちゃんは色んな人と話せてすごいなぁ』って昔から言ってたの」
と話していたので、そういう性格なんですね。
私は瞬時に話の構成を考えられないので、ダラダラと話しながら、何となく脳内に見えている答えに向かって筋道を作るタイプです。
ので、言いたいことを言っても無意味だったり、逆効果だったりすると、挽回策がよく分からなくなります…。
しかし、言葉というものは難しいですね。
手短に話そうとすると意図が伝わらず、
丁寧に説明しようとダラダラ話しても意図が伝わらず、
お互いにイライラする、ということは、30代40代50代…もっと上の年齢になっても起こります。
相手の気持ちが察せないと把握できなかったり、相手が気持ちを言葉や態度で示してくれなければ、意図が分からないことは多々あります。
「好きな人が、何を考えているのか分からない」
そう悩む人が多いのは、コミュニケーション不足が原因なことが多いと思います。
恋人や家族はスキンシップで補えるけど、それが無ければコミュニケーションが必要。
そして信頼関係も必要。
あー、他人と接するのって、めんどくさい!
最近何となく「好かれようと思って話すのは良いことだけど、受け手がそれを望まなければ身を引く」というのが、1番楽だなぁと思い始めました。
以前はそういう「事なかれ主義」って抵抗があったのですが。
でもどうしても言いたいことがある時は、冷静に簡潔に、プレゼンテーションだと思って話す。
それで伝わらないなら、それまでだ。
とビジネスライクにいきたいな、と思います。
しかしこのビジネスライクも、人によって捉え方が違うので、いざ実践すると
「相手によって、うまくいったり、いかなかったりするな」
と気付き、更に私は頭を悩ませました。
相手のコミュニケーション能力、理解力、こちらへの好意次第なんですもの。
本当に頭が良い人は「馬鹿にでも理解出来る話し方」が出来るそうです。
私は多分そういうことが出来る人と話すときだけ、楽しく簡潔に意思疎通が出来ます。
「何で言っても分からないの?馬鹿なの?」
と思う人は、自分の話し方が下手か、相手に聞く気がない可能性が高いと言います。
そこで「頑張っても無理!気が合わない!」と投げ出すのも、それはそれで平和な道。
某国と話し合いとか、出来なそうですもんね。
私は先程鈴木さんに、長いメールを送りました。
きっと、それを読んでも、彼は
「下記了解致しました。
よろしくお願いします。」
しか返して来ないでしょう。
そして、理解出来ているのか、理解出来ていないのかは、今後の行動や言動を見るしかないと思います。
「それってこういう意味ですか?」
「ここが分かってなかったです」
「言われたことは分かっていたつもりですが、うまく出来ていませんでした」
とか、そういう感想を言ってくれない人です。
そういう言葉を私に言う必要が無いと思っているのか、
誰に対してもそうなのか、
感想を言うことで相手かどう思うか分からないのか、
正解なことは分かりませんが、多分会社内では誰に対してもそうなので、稲葉さんのように性格なのかもしれません。
「一言感想を言ってくれると嬉しい」
とこちらから言えば良いのかもしれないし、
本人も言った方が良いと分かっているけど出来ないのかもしれません。
こういうコミュニケーションは、恋愛でも仕事でも、難しいなぁと思います。
理解し合えなくても、表面的に仕事が出来ればOKなこともありますしね。
私が良いと思う方向と、彼が良いと思う方向が違っていて、
私だけが彼のことを理解して状況を改善するのは、かなり難しいし、多分私には出来ません。
ムツゴロウさんみたいになれないよ…。
鈴木さんには、なるべく簡潔にメールを書こうとしたのですが、時系列で必要な項目とスケジュールを書き出し、「この段階でこうして欲しかった」と書いたら長くなってしまったのですが、
「これはこれで、私の文章構成力を鍛える機会だな」
と思いました。
何度も推敲し、無駄を省き、書き足し、また推敲し…を繰り返し、
「これで反応をもらえたら、正解だったか間違いだったか、分かるのになぁ」
と思ったのですが、それは私がせっかちに、相手に期待し過ぎてしまっている気がします。
所詮、私の自己満足の為にメールをしているだけなので…。
元彼に無視をされた時期があることで、私は「ウザい」と思われることに怯えてしまっている気がします。
でも自分だって、人によってはスルーしたりするくせに。
そして、言葉のコミュニケーションだけで、瞬時に状況が改善することなんて、マンガやドラマや映画の中でしか無いのに。
(悪化するのは一瞬ですが…)
物静かだけど、周囲の人に良くしてもらえる、はんなりとした女性、というのに憧れます。
よくしゃべるけど、話術が巧みで楽しい女性も憧れます。
でも、私はまだまだ、無駄なことばかりダラダラ話すダメな女だなぁ。
何度も何度も、片思いでも仕事でも、鈴木さんに何を言っても、「糠に釘」って反応しかもらえず、虚しく感じていました。
でも私は「反応が無くて虚しい」とは言えませんでした。
「言わなくても、分かっているだろう」
と思っていたからのような気がします。
自分なら必ず感想を付け加える。
何故ならそれが理解したと相手にアピールする方法だから。
と私は思っていても、そうじゃない人もいる。私は無意識に、「鈴木さんを変えたい」と思っていたのかもしれません。
それって、自分が正しいと納得したいが為なのかな?
ま、何が正しいか、なんて、1人で脳内で考えて、答えが出ることでは無いですね。
コミュニケーションは、相手がいることだから。
「ペンは剣よりも強し」と言うけれど、でも万能では無い。
いつか誰かとの間で「この要求は、こう伝えればいいんだ!」と納得出来る日が来たらいいなぁと思います。
それが、私と「言葉」との付き合い方なのかもしれません。