ドラマ「あなたのことはそれほど」が最終回を迎えました。
ドラマを観ながら感想はメインブログで書きましたが、原作自体はまだ終わってないし、原作に無いシーンがたくさんあったし、結局
「不倫する女は夢見がちな馬鹿」
みたいな最終回だったのは残念です。
別に不倫を擁護するワケではありませんが、
「美都は本当に誰かを愛したことが無い」
という結論になったのには、納得がいきません。
原作の最終回1話前のお話で、美都は美都なりに元夫を愛していた、と感じたし、小学生の頃からずっと好きだった有島のことは、彼女なりに愛していたとは思うんです。
原作の美都は、あんなご都合主義に元夫に復縁を迫ったりしないとも思うんですが…。
しかし、「なんとなく生きて、みんなから愛されて、幸せを手に入れている」とドラマオリジナルシーンで涼ちゃんから言われた有島には、
「ホントに鈴木さんソックリだな…」
という気持ちになりました。顔もやっぱり似てるわ…
ちなみにタイトルの「過去に好きだった男は、妖精?幻?」は、美都が親友の香子に言われて納得していたセリフで、こちらもドラマオリジナルでした。
女は上書き保存の典型って感じのセリフですね。
「過去に好きだった男と、今の彼氏を比べて、なんの意味があるの?
過去に元彼を好きだったのは、過去の私」
こう思う気持ちは、よく分かります。
ただ、私は今のところ、まだ元彼以降にお付き合いに至った男性はいないので、その後片思いはいくつかしていても、元彼自体を幻とまでは思いません。
また1から出会ったら、好きになるかもなぁとは思います。
ま、私もこのドラマの美都のように、
「本当に誰かを愛したことがない女」
なのかもしれませんが。
ドラマのように恋に恋する女だった私は、何だかんだとまた鈴木さんと仕事で話しています。
「話したいな、会いたいな」
という気持ちは0にはなっていませんが、話している時のトキメキ度は半減していて
「こうやって恋って冷めるんだなぁ」
と実感しています。
「もう優しくしない!必要最低限な態度で接する!」
とか心に決めていた時期もありましたが、今はそこまで意識しないで、仕事上の損得を考えながら接しています。
彼をフォローするのは自分の為だったので、アドバイスしたり、不足している資料を補ったり、褒めたり頼ったりしながら、彼のプライドやモチベーションを考えて行動したときに
「これって好意?仕事?」
と自問自答してみましたが、
「好意20パーセント、仕事80パーセント」
という気がしました。
最近、鈴木さんのやる気の無さにキーキー怒っていましたが、
「男性にアドバイスをする女はウザがられる」
という呪いを捨て、ハッキリと
「こういう時はこうして欲しい」
ということを伝えたら、シッカリとそれに応えてくれました。
めちゃくちゃな日本語だった資料は、指摘後はキチンとしたモノになっていました。
目を通していないだろうと思っていた資料にも、キチンと目を通していたようです。
「考えを伝えて欲しい」
と言ってからは、言葉にしてくれるようになりました。
「クララが立った!∑(゚Д゚)」
そんな気持ちです。
不測の事態が起こっても慌てず、キチンと自分で考えて行動をしてくれるようになり、たった数日でこんなに変わるんだなぁ、とビックリしました。
まぁ私がアドバイスしたからではなく、他の不測の事態も起こり
「僕がシッカリしないとヤバイ」
という状況になったので、責任感が発動したようです。
その姿を見て惚れ直す、ということは無く、
「キチンと若者に指示を出す仕事が出来たかな?」
と自分の仕事振りについて考えました。
褒める時も、「私、思い遣りあるでしょアピール」ではなく、「こう褒めたらモチベーション上げてくれるかな?」という視点で行動する自分を実感して、
「あぁ、この人に恋をしていたのは、過去なんだなぁ」
と改めて思いました。
これは社内での片思いなり失恋なりのケースなのでしょうが、過去に好きだった男は、妖精や幻のように消えてくれない代わりに、別のフォルダへシフトチェンジ出来るんですね。
彼が仕事の手を抜こうが、頑張ろうが、それは彼がプライベートな感情で決めた、彼自身の人生の選択だと思うようになりました。
私はそれに対して、自分が仕事の上で出来ることをするだけ。
やる気のある人にアドバイスは出来るけど、
「やる気を出して」
とは言えない関係だな、と思いました。
だから鈴木さんが今やる気を出しているのは、鈴木さんの人生の選択であって、私の人生には無関係。
でもまぁ好きだった人が頑張っているのは、とても良いことだな、と思います。
妖精にも幻にもならず、目の前でちゃんと、彼は「素敵な男性」から「頼れる同僚」にシフトチェンジしてくれたら良いな。
鈴木さんと今後の仕事の話をしながら
「私も頑張って仕事して、プライベートも充実させよう」
と思いました。負けてられない!
そう思わせてくれる人がいるだけ、恋に恋して良かったのかなぁと思います。
やっぱり過去に好きだった人を、そんな無駄なものみたいに思いたくは無いです。
「本当に人を愛したんじゃなきゃダメ」
ってのも、そんな0か100なワケじゃないんじゃないかな。
ドラマ「あなたのことはそれほど」の最終回と、鈴木さんのここ数日の頑張りを見て、そんなことを思いました。