復縁失敗後の40代独身女性のための元気レシピ

今でも忘れられない、復縁した元彼。でも連絡は完全無視されていて辛い…そんなアラフォー女性が元気になれる方法を実体験を元にお伝えします!

「気遣い」に「見返り」が無い=「蔑ろにされた」?

先日鈴木さんとプロジェクトに関するメールやり取りを何度もしていた中で、返信をスルーされたものがありました。

打ち合わせの時に外注先を探している、とポツリと言っていたので、個人的に友人を紹介しようかと思っての打診のメールでしたが、別にアプローチのつもりでは無かったけど、そう警戒してスルーされたのかなぁと思うと、ガッカリです。

 

他にも、他のメンバーからの修正指摘メールを鈴木さんはスルーしていました。

普段は比較的マメな方ではあるので、単に忙しかったからかな?

いつまでも鈴木さんが返信しないので、私が対応してしまったのですが、その後も一斉メールでお礼も何も言ってなかったので、もやっとしました。

 

でもこれって、鈴木さんだけでなく、他の人でもよくある話なんですよね。

私も全てに返信する方ではないし、他の人でも「返信無いなぁ」と思うことはあります。

「この人はちゃんと返信しない人だ」とある程度レッテルを貼ってしまえば、その後はあまり気にならなくなります。

あとは、その人に改善して欲しいと思えば指摘するし、どうでも良ければ放っておきます。

 

鈴木さんが返信しないのが気になってしまうのは、私が鈴木さんを意識しているからでしょう。

スルーされると、私は人一倍

「自分を蔑ろにされた」

と卑屈になってしまうところがあり、そういうことを気にしない、心が広い人になりたいなぁと思います。

とはいえ、誰に対してもモヤモヤするワケでは無く、特定の思い入れのある人に対して発動される感情なので、誰から返信が来なくても気にしない人になれるかしら…?

 

今回色々と鈴木さんのフォローをしながら、何度も

「見返りが欲しいワケじゃないし、恩着せがましくアレコレと余計なお世話をしたくないけど、でも『ご迷惑をおかけしてすみません』って言葉だけもらっても満足出来ない…

そんな風に思ってしまう自分が嫌。

結局、私は鈴木さんにとって特別な存在では無いってことが浮き彫りになって虚しい…

けど仕事が中途半端になるのも嫌」

という感情がぐるぐるして、すっかり疲れてしまいました。

 

資料が出来上がった後、鈴木さんからは総括したキチンとしたお礼の言葉みたいなのはありませんでした。

また週明けにプレゼンが終わってから

「今回は色々ありがとうございました」

的な言葉はあるだろうと思うのですが、私が最終修正をした後に

「この後外出してしまうから、何か不明点があったら携帯に連絡して下さい」

と送ったメールには、何も返ってきませんでした。

まぁ何も無かったからなんでしょうが、そのタイミングで

「今回は色々ありがとうございました」

くらい言うかなーと思っていたので、なーんだ、と思ってしまいました。

どうせ相手が若くて可愛い子なら一言送ったくせに、とか思っちゃうのです…

 

そういうのを相手に勝手に望む女はウザい、というのは重々承知です。

だから、余程親しい人にしか言えません。

よくネットで、こうやって他人に期待してしまう人を批難する人がいますが、

「そうやって他人に期待してしまう気持ちは分かるけれど、相手を思い通りにすることは出来ないし、気にすると疲れてしまうから、考えない方が楽」

と私なら回答します。一方的に湧き上がる感情を否定するのは、それこそ相手を自分の思い通りにしようとしてるってことだし。

 

頭では分かっていてもモヤモヤする。

そういう感情と向き合うのは、本当に疲れますね…

だからって鈴木さんに関わらない為に仕事しないって選択肢は無いし、「公私混同しない」と一口で言っても、仕事上の気遣いはどこまでが「公」で、どこまでが「私」か、境目は人によって違います。

 

「気遣い」に対して「見返り」が無いと「蔑ろにされた」と思う、というのは、恋愛でもよくありますが、大抵は気にした方が嫌な思いをするだけですね。

私は生まれ育った田舎と東京でしか暮らしたことはありませんが、「東京の方は冷たい」とよく言うけど、それは

「気遣いが相手にあからさまに伝わるのはみっともない」

という風潮があるからで、東京出身の友人たちが相手の気遣いの無さにアレコレ言うのはあまり聞きません。

 

まぁ学生時代は、東京出身の友人たちのドライさにはビックリしましたが。

「自分は自分、他人は他人、それぞれの価値観があるから、ウザいと思われてはいけない」

という気持ちから何もしない、という人は確かに多い気もします。

 

地方に行くと、よそ見しながら歩く人、混雑したバスや電車でも座席に荷物を置く人、長蛇の列が出来ていてもマイペースにのんびりお会計する店員さんを見るので、気を遣うの定義が違うのかな?と思うこともありますね。

「東京の人はセカセカしている」

とも言うけど、そうやってセカセカすることで他人に迷惑をかけないって風潮もある気がします。

 

「郷に入れば、郷に従え」

相手が「気遣い」に「見返り」をくれなくても、卑屈にならずに、「自分がやりたくてやったこと」と思えたら良いのですが、

だからって自分本意に御節介をしてウザいと思われたくない、と思うと、相手の反応は気になってしまいます。

「見返りが無いってことは、迷惑だったのかな?」

とか思い始めると、辛い…。

 

鈴木さんが私のことを特別に好きじゃないことなんて分かってるのに、それでも以前はもっと笑顔でやり取り出来ていたし、気も遣ってもらえていた気がするなぁと思うと、より一層蔑ろにされた気持ちになってしまいます。

 

「もう知らない!」

なんて気持ちじゃなく、心から何も気にしない、その他大勢と同じ感覚で鈴木さんを見られるように早くなりたいです。

鈴木さんは前よりも私のことを、その他大勢として見るように変わった気がするし。

ネガティヴなことは何も考えないけど、優しく気遣いの出来る人。

そんな人になれたら良いなぁ。

そしてお互いに特別な相手とだけ、目一杯優しくしたり、ちょっと嫉妬したり、拗ねたりする、そんなバランス感覚がある人に、今からでもなれたら良いなぁと思いました。