初めて「お題」で書いてみます。でも内容はいつもどおり。
以前ちょっと書いた、バブル時代に遊んでいたアラフォー独身女性という方のブログ更新が止まっています
最後に「消えたい」と書いてたから、怖い…。
ちょっとメインブログにも書きましたが、この女性、最初は「ブサイクだけどお金持ってるから妥協して付き合うつもり」と思ってた男性が、実は既婚子持ちと分かり、それでもくっついたり離れたりを繰り返してる内に
「やっぱり彼が好き」
とのめり込んでいて、はたから見たら
「え?何で?」
と不思議でなりません。
「彼は手に入らないから、好き」
というのは分からなくもないです。
ずっと誰かのことを想い続けるのは、美しい時もあるけど、でもそのせいで心を病んで、自分で自分を傷付けるなら、やはりそれは執着心に思えます。
悲しいのは、本人も「今の自分はおかしいし、他人が見たら馬鹿だと思うだろう」って分かってるということ。
外野はそれに気付いていないだろうと思って
「ちゃんと状況が見えてなくて馬鹿だなー」
と笑ったりしますが、そう思われるって分かっているのに、自分で自分の感情がコントロール出来ないからこそ、病んでしまう人がいるんですし。
ポイントは、過去のことがキチンと時系列で見えていないということと、
「自分を今大切にしてくれていない人を切る」ということが出来ないからだと思います。
アラフォー後半で、焦って妥協して選んだつもりの男性が、実は自分を弄んでいただけの不倫男だった。
客観的に見たら、そんなクズ男はサクッと切って、次に進むべきです。
見下していたつもりの男性に翻弄されて、プライドが傷付けられたことにより、
「この先彼に愛されることで、立場を逆転させたい」
と思って執着してしまうんだろうなぁ。
松居一代が自分を止められなくなっているのを見ても、
「私は間違っていない!」
と思っている時に、自分で自分を止めるのって難しいと思うんです。
反撃をやり過ぎていってるのは、想像した通りの謝罪を船越英一郎から受けられていないからだろうなぁ。
「俺が悪かった、ごめん。やり直そう。」
そうすぐに土下座して謝ってもらえると思ってたんだと思うんです。
演技でも最初に謝って、少しずつ少しずつ離れた方が良かったのかなぁ、と一瞬思いましたが、やっぱりそれもどうかな?
元彼は私から少しずつ離れていこうとしていて、私はそれが怖くて必死にしがみつこうとし続けました。
会える時、優しい時もある、でも素っ気ない時もある。
素っ気なくされると、また優しくして欲しくて甘えてしがみついて、それでどんどん離れている時間が不安で一杯になって、エスカレートしていって、最後にはバサっと切られました。
このエスカレートしている自分には、気付いてはいるんです。
でも視野が狭くなっていて、その行動がどんな悪い結果をもたらすのか、キチンと想像出来ていない。
しがみつけばしがみつくほど、男が離れていくって一般論は分かってる。
でも自分たちは違う!
行動しないまま、彼が他の女と楽しく過ごすなんて許せない!
まさに愛憎に支配され、執着している。
そういう時には、ただただお薬を飲んで眠って、まずは心を冷静にさせるしかないと思います。
友達に話を聞いてもらう、カウンセリングに行くのも大事。
この時に「その男ひどいね!」とか一緒になって怒って盛り上がるタイプの友達ではなく
「そっかー辛かったね。」
と気持ちに寄り添いながら、怒りや悲しみを鎮めようとしてくれる人を選んだ方が良いですね。
絶対に「そんな男忘れて、次行こう!次々!」とか笑い飛ばして、一般論をドヤ顔で言う人も選んじゃダメ!
「お前に何が分かるんじゃー⁉︎」
って余計カッとさせる可能性高いですから。
男に執着している時は、「彼に愛されたい」ってのが1番の望みだから、それが叶わないってことを冷静に受け止められるようにするしかない。
どんなに笑顔で優しくしても、可愛く嫉妬しても、激怒して奇行に走っても、男性の気持ちをプラスに変えることは出来ない時はあるから…
可愛がってたペットが先に逝くのを止められないように、世の中には変えられないことがある。
分かっていても、「泣き寝入りしたくない」って思ってしまう気持ちもわかります。
「何で私だけ傷付いて、泣き寝入りしなきゃいけないの?」
って思って、許せなくなるんだと思います。
でもその感情のせいで、愛していた人に嫌われるだけじゃなく、周囲の人にまで怖がられて、一人ぼっちになるのは寂しいなぁ。
「笑って楽しく暮らしたい」
って思っているのに、執着心を手放せないから、逆効果になることばかりしてしまう。
最後には自分で自分を消してしまおうとする。
それってめちゃくちゃよくある、陳腐な話なんですけどね。
ま、間違ってるとは思うけど、そんな間違いをするのも人間。
誰だって自分に被害が及ばなければ、好奇心でネタとして見て、飽きたら見なくなるだけですが。
人って怖いですね。
そういう執着心を自由自在に捨てられる、そんな自制心が私も欲しいです。