半年に一度、会社で面談があります。
若い頃はそういう仕組みのない事務所勤務ばかりだったので、いまだに慣れません。
会社の方針か上司の方針か分かりませんが、私はこの面談を
「あなたのことを、こう文句言ってる人がいる」
「別の人はこんな文句を言っていた」
という、一方的に匿名の不満を聞かされる場だと認識しています。
最初の頃はショックなことばかり言われて、落ち込んだり反省したりしていたのですが、それがあまりに続くため
「何故、こちらは不満を飲み込んでいるのに、普段から他人の文句ばっかり言ってるヤツ、自分に甘いゆとりの意見を一方的に聞かされるんだ?
私が不満を上司に訴えても、軽く流されて改善されないのに?」
と納得がいかなくなり、社全体への不満をぶつけられる面談でその旨を伝えたことがあります。
特に私の上司は
「あなたは気付いてないだろうけど、こう思っている人がいて〜」
という言い方をよくしますが、大抵は
「そう言いだす奴がいるだろうから、こうしよう」
と私なりに対処法を考えてやっていることだったりするので
「そう思ってこうしてるのに、まだそういう意見が出るなら、どうしたら良いんですか?」
と上司に聞くと
「とりあえず、考えてみて」
と言われる、という、とても無駄な面談を繰り返しています。
鈴木さんのプロジェクトに関しても、
「あなたはダラダラしてる人たちを見ていられなくて頑張ってるんだろうけど、引っ張られてやり辛いって言ってる人がいるみたいだから、もう一旦離れて、手伝いに徹して」
と言われました。
この件に関しては、そう思われないように私なりに根回しをしていたつもりなので
「あ、そっすか。放っておいたら前日まで何もしなくて困ってるメンバーもいるんですけど?」
と言ったところ
「ダメな人は、その人の評価が下がるだけだから、放っておいていいよ」
と言われました。
これ、めちゃくちゃ会社内でよく聞くやり取りです。
私にはアレコレと文句を言う割に、仕事をする気がない人、やり方が分からない人には、何も言いません。
他部署の同僚男性も、ずっと出来ない人の尻拭いをさせられていて、改善を訴えても上は何もしてくれない、とよく愚痴っています。
「部下を成長させようって気がない50代が多過ぎ」
と同僚はよく言っています。
少人数のワンマンな事務所にいた時は、それぞれ問題点があるとすぐ指導が入り、飴と鞭を使い分けながら、社員の成長を促すやり方がされていたのを見ていたので、
「出る杭は打つ。日和見が歓迎される」
という企業ノリに驚いています。
まぁそれはそれで安定していて、未来を不安に思わずにいられて幸せですけどね。
先日書いた高橋さん達とのプロジェクトでは、揉め事も時々ありますが、前向きに討論し合い、最善策を模索して行動していて、わざわざ不満を上司に訴えるような人はいません。
本人同士で話しても改善出来ずに上司に相談するならともかく、普段はポカーンとしていて、不満があれば上司に告げ口、というのが普通って感覚、私にはよく分からないのですが、大きな会社を数カ所行ってみて、世間てそんな感じなんだーと驚きました。
私に改善点がたくさんあるのは真摯に受け止めなくてはいけません。
その上で、どうやっていくのが最善なのかは、今の私には分かりません。
ただ、私自身そんな仕事のことばかり考える立場にいるわけでも無いので、ワークライフバランスを考え、趣味を充実させるのが良いのかなーと思い始めました。
趣味と言えば、いつか行こうと思いつつ、まだ稲川淳二の怪談ナイトに行けていません。
今年こそ行こうかしら。
心霊好きな割に、本物が怖くて心霊スポットには行かない派ですが、先日月曜から夜ふかしで「心霊スポットを巡るタクシー」が紹介されていて、それもちょっと興味あります。
(今年はもう予約が埋まってるそうですが)
メインブログもアルゴリズム変更以降アクセス激減してやる気を失ってましたが、何か新しい企画を考えたりしようかな。
っとその前に、出会いとか考えなきゃダメ?
思いつく趣味の充実が、全くモテない方向なことに我ながら驚くわ!
という、本日はくだらないお話でした。