これメインブログにも書いたんですけど、イマイチ読まれていません…
SNSでも話題になってなくてもったいたいので、こちらにも書きます!
オルビスの会報誌シブロ10月号で、「くらもちふさこ」と「よしながふみ」の対談が載っているのです!
これ、ダヴィンチとかマンガ好きが読む雑誌に掲載されていたら、ネットニュースになるレベルの豪華さだと思うのですが…
現在SNSを見てみても、数人しか話題にしていません…
そもそも、くらもちふさこも、よしながふみも、すごく人気だし売れてるし、どちらも手塚治虫文化賞を受賞しているワケですが、2人はSNSをやってないし、ORBISもこの特集を告知していないから、広報されてないというもったいなさ!
ちなみにくらもちふさこが受賞したのは「花に染む」。
よしながふみは「大奥」で、こちらはドラマ化も映画化もされたのでご存じの方も多いのではないでしょうか?
私はお二人とも大好きで、マンガはもちろん持っています。
くらもちふさこの描く男性のカッコよさって言ったらもう…飄々としてこなれてる感じなのに、純粋な子供っぽいところもあって、垂涎モノです。
「花に染む」も良かったですが、私はくらもちふさこの作品で一番好きなのは「α」です。
男女2人ずつの4人の俳優たちの実生活と、「αシリーズ」と呼ばれるドラマや映画のストーリーが交錯するお話で、演じながら恋をし、失恋し、立ち直っていくお話が素敵なのです。
よしながふみは、もう天才としか言いようがありません。
そこまでマンガ好きじゃない、BLとか分からないって方には「愛すべき娘たち」をオススメすることにしています。
オムニバス形式のお話なのですが、この中で特に忘れられないのは、
「誰にでも平等に公平に、優しく接しなさい」
と祖父から言われて育った素敵な女性が、いざ婚活を始めたときに
「人を愛するって、人を区別するってことだ」
と気付いてしまうというお話です。
「恋愛は、好きな人とそうじゃない人を区別するもの」というのは、当たり前の感覚だと私は思ってしまうのですが、そうやって他者に好き嫌いを持ってはいけない、と考える理屈もあるのかもしれない…と思わされました。
私はマンガが大好きですが、特にこのお二人はホント好きです。
そして二人共描く登場人物が、情熱的な部分もありながらドライです。
これは東京出身の漫画家さんだから、らしいです。
東京出身の友達と話した時に聞いたのですが
「人がたくさんいて、それぞれに価値観があるのは当たり前だから、必要以上に踏み込まないという社交性を学校で学ぶ」と言っていました。
私は田舎出身だからイマイチ分からない感覚なのですが、でも登場人物たちのそのドライさが心地よくて大人っぽくて自然で、良いなぁって思います。
心臓がトクンっていうの…みたいなのが無いんですよね。
自意識過剰にならず、でも自分にどこか自信のある感じが羨ましい〜。
マンガを読むと、「恋がしたいわ〜」って思います!
そして恋以外にも、物の考え方とか価値観とか、色々影響を受けます。
いや〜ホントこの対談、すごく贅沢で良いのに、話題にならないまま一ヶ月で無くなってしまったらもったいない!
無料のカタログだから後から買うこともできませんし…
お近くにORBISがあれば、店頭でもらえるそうです!あとは通販をしたらもらえます。
ちなみに私のオススメは1食置きかえダイエットシェイク「プチシェイク」です。
シブロでは他にもオススメのマンガが紹介されているので、是非ご一読くださいませ!