一つ前の記事を投稿した後、「究極にウザい」と思った自分が送ったメールを読み返しました。
ん?これ、返信不要な内容じゃない?
身バレしたくないから、記事には簡素に私の気持ちを書いていたのですが、実際に送ったメールは、冗談めかした軽いノリで送っています。
本気で悩んで返信を待っているようには、全く読み取れない可能性が高い!
素直に文面だけ読むと、
「あの時はひどいなーとか思って悩んでたけど、今はもう全然恋愛感情とかないから、気にしないでね!」
と明るく言ってるようにしか読み取れない…。
真剣に書けば重くなり、軽いノリで書けば真意が伝わらない。
コレ、私の長年の悩みです。
大体コレで男性に真意が伝わらず、でもその間に自分の中ではモヤモヤが大きくなっていって、ある日ドカン!と爆発する。
今回のメールを書く時、私は脳内に
「振った男の先輩を警戒してお誘いを断った場合、どんなメールが来たら
『私、変に警戒し過ぎてたかな?先輩はただ同僚として私に良くしてくれてるだけなのに、過剰に反応しちゃってたかな?』
と思うか?」
を考えて、その妄想の振った先輩から来たメールの文面を書きました。
で、私ならその文面のメールが来たとき…
「あ、先輩はもう気にして無いんだ。よかったー」
と思って、そのまま返信しないでしょう…
だって、「そうだったんですね!良かったです」とか言えないし。
「私もあの時は酔っててすみませんでした!
今回はホントに予定があるんですが、また機会があったら〜」
とかは、期待させてしまいそうで送れません。
だから単純に、「先輩はもう私を無理矢理口説こうとはしてないんだ。良かった」とだけ思って、返信しないと思います。
ただ、もし先輩に対して少しでも惜しい気持ちがあれば、
「今回はホントに予定があったんです」
とは送ると思います。それが嘘でも、自分が嘘をついて断った、と思ったら、先輩は自分を嫌いになるかもしれない、と怖くなるから。
でも鈴木さんは単純に
「俺が嘘をついて断ったのは理解していて、その上で普通にしようとしてるんだな」
と思って、それをそのまま受け入れ、フォローも何もしないで、今後も同僚として笑顔で接する気なんだと思います。
だって、私はそういう結末も想定して、明るい口調のメールをしたから。
つまり、私が送ったのは「諦めてますよ」宣言でしかなく、返信を期待しているはずがない、としか読み取れません。
結局私はまた、保身に塗れた賭けに出て、その賭けに負けたんだ…
そう、私が期待していたのは
「予定があるっていうのは嘘じゃない」
って言葉だったんです。
そして、それがもらえなかった。
本当は更に、半年前に傷付いたことを謝って欲しかったのですが
「もう気にしてないよ」
と言われたら、そりゃワザワザ謝りませんよね。
「今更だけど、あの時はすみませんでした」
なんて言葉を言う意味なんて、未来の関係を今より良くしたいと思ってなきゃ、言う必要無いですし。
うわー、知ってたけど、私の思考回路って、ホントにめんどくさーい!
一生懸命に冗談というオブラートに汚い重い感情を包んで、投げつけてるだけなんだ!
でも、やっぱり本当の気持ちをそのまま素直に書いて「重い!ウザい!怖い」と思われたくなかったし、もう二度と話せないような、セクハラパワハラ丸出しの言葉は書けませんでした。
「返信ないってことは、やっぱり予定があるって嘘なんだね!」
なんて、言いたいけど言えません。
言っても、お互い嫌な気持ちになるだけです。
「嘘をつくなんて、ひどい!」
と言いたいけど、嘘をつかせているのは私自身です。
重くて怖い自分を、おどけて隠そうとしている、醜い人間。
でも、そんな人はマンガとかではよくいて、そういう人って根は良いやつだったりしません?
まぁ「あの時は悩んだ」なんて恨み節言ってる時点でホントは醜いんですが、でもそれを言うことにより「今は忘れた」アピールになってる、と。
そうそう、私はずーっと、鈴木さんに対して「おどけたフリ」をしてきてました。
そうしていれば、怖がられずに少しは側にいられると思っていました。
ホントはおどけてないで、嫌なら嫌でハッキリスッパリ言って、振り向かずに立ち去る女になりたいのに。
何だろう…私の中に、女として必要な性格が足りない気がします。
重くなく、おどけず、キチンと言いたいことは言う何か。
それってきっと、相手から話を聞き出してもらわないと、私は出せないんです。
鈴木さんに求めても仕方ないのに、いつか聞き出してもらえるんじゃないか?って期待してました。
なんて、自分では解釈してるけど、鈴木さんはどう認識しているか分かりません。
私が表面的に見せてる部分と、真意は違うってことは、鈴木さんも知ってるはずです。
喜怒哀楽が激しくて、感情を思ったまま口にして、サバサバしている風ですぐに泣くグズグズした子供のような女。
それが、鈴木さんの思っている私だと思います。
素直な鈴木さんは、私が送ったウザいメールは、ウザいけど私なりの気遣いだと思って、そのままナイナイしたのかもしれません。
結局、私は鈴木さんに何も考えてもらえないのかー。
なんか、私ってよく濱田岳くんが演じるような三枚目キャラかもしれません…
顔で笑って心で泣く、金太郎の金ちゃんみたい。
んー、脳内では「時効警察」の三日月しずかなんですけどねぇ。
軽い気持ちで重たいメールをする人もいるし、重たい気持ちで軽いメールをする人もいるし、それを相手がどう受け取るかもわからないし…
うわー、そんなこと考えながら他人と接するなんて、めんどい!
やっぱり、素直に伝えられて、素直に受け止めてくれる人との関係を大事にしなきゃダメですね!
とりあえず、私はウザいメールで「鈴木さんのことは可愛い同僚だと今も思ってるよ」と書いてるので、それだけは素直な気持ちで書いたってことで、今回のウザメールは私は忘れます…