先ほど、「正論のアドバイスはいかがなものか」という記事を書いたにもかかわらず、やっちまいました。
鈴木さんに、それはそれはど直球の、「君、ここ良くない」という、長々としたダメ出しメールを送ったのです。
ただ、送ったことに後悔は無い、というか、もう二度と笑顔で話すことが無くても良し!と思って書きました。
送った理由の一つに、先日の鈴木さんに関する記事に
「鈴木さんは、男性によくいる、あまり考えていない人なのでは?
うららさんに合うのは、女性的に考える人では?」
とコメントを頂いた、というのがありました。
確かに、男性は付き合う前や付き合いたての時以外は、気を遣わなくなる人が多いかもしれません。
が、ビジネスの場で「男だから気が利かない」は通用しません。
気が利かない人=仕事ができない人
それは男女関係ないと思います。
もちろん職種によりますが、私の周囲の仕事ができる男性は、女性より気が利く細やかな人ばかりです。(プライベートは知りませんが)
「Aさんがこう言った理由は、1か2か3か?」
と考えながら様子見して確認し、原因を明確にする、というコミュニケーション能力は、営業マンには必須だと思います。
若いうちは「きっと理由は1だろう」と思い込んで失敗することも多いけど、徐々に改善して可能性の枠を広げるのが、同じ失敗を繰り返さない為には大事なこと。
でも鈴木さんを見ていると
「よく分かんないけど、怒られたりして面倒なことになったら嫌だから、テキトーに流してニコニコしておこう」
「何かあれば、他の人が気付いて確認してくれるだろう」
という感じで、相手の気持ちを察する努力を放棄したまま年齢を重ねてしまったように思えます。
その代わり、八方美人な愛想の良さは天下一品!
それは他の同僚も分かっていて、そういう場面になる度に叱るのですが
「叱られたら、謝ればいい」
と思っていて、改善策は考えないまま
「次回から気を付けます!」
と言って、気を付けない…
でも、ちゃんと考えようとしたら出来る人なんです、多分。手を抜いてるだけ。
そんな鈴木さん、本日やらかしたそうで、同僚が笑いながら教えてくれました。
勉強会で数チームに分かれ、
顧客の要望→営業の解釈→現場への報告
をキチンと認識共有出来るかの実験をしたそうです。
その結果、鈴木さんと新人と、割と信用のないおじさまの3人だけが、認識共有が出来ていないという結果になったとか。
これ、新人はともかく、鈴木さんとおじさまは「さもありなん」と爆笑でした。
私もこれまでアレコレと鈴木さんの文句を書いてきましたか、本当に彼はテキトーに仕事していることが、白日のもとに晒されてしまったようです。
これを本人がキチンと受け止めて、改善しようと思ってくれたら良いのですが、多分
「やっぱり、俺はこの仕事に向いてないな」
と、改善ではなく諦めの方向に考えているだろうと思われます。
女性が男性にダメ出しをするのは、絶対にNG、と恋愛部長も書いていたし、そうだろうと思います。
だから、私が鈴木さんに送ったメールも、余計なお世話でしかないでしょう。
ただ「いつか言ってやりたい!」と思っていたので、これが最後くらいの気持ちで送りました。
鈴木さんはもうここ最近は、私に八方美人な返答しかしなくなってしまっていたので、私ももう彼を本気で見捨てることにしたのです。
書いたこと全てを転載は出来ませんが、「他の人より早く、手を抜いて逃げて、諦めているように見える」「八方美人に笑って逃げることで、他の人が迷ったり困っていることを自覚していますか?」と書きました。
プライベートなら、絶対に責められない部分だと思います。
八方美人に笑って逃げるのは、面倒だからだし、そこを追えば人間関係が崩壊します。
きっと鈴木さんは、八方美人にならなくても、素を見せても許してくれる人が好きで、そして素を見せる相手は自分で選びたいのでしょう。
しかし、仕事に対して思ったことを口にするのは、それも大事な仕事の一つ。
それさえ逃げて他人任せにするのは、無責任だと思う。
そして鈴木さんは別に無責任に生きていきたいとは思ってないし、人並みにプライドも高い人です。
「職場の人には本音なんて言わない。友達じゃないんだから」
という意見をよくネットで見ますが、プライベートな会話ならともかく、職場内のことでも本音を言わないのは、単なる手抜きでは?
もちろん、職種によりますけど。
私のことを人間的にウザいと思っているのか、女としてアプローチウザいと思っているのか知りませんが、それで八方美人な態度を職場で取られていることに、私は傷ついています。
他にもそういう人はいるし、こちらも気にしなきゃ良いのですが、会話が成立しない感じに愛想が尽きました。
ので、「さようならメール」の代わりに「ダメ出しメール」をしました。
とは言え、送るまで迷い、しいたけ占いをチェックしました。
今週の私は「愛を伝える為に迷い、そして、迷うことが正解で、正直に誠意を持って接する」という時期だそうです。
そして鈴木さんは、数ヶ月前から断捨離の時期にいて、不要なものを排除していたけれど、今は面倒なことに取り組む時期だとか。
この断捨離で、私は切り捨てられたのかなー。
ならそれはそれで、私は最後に正直に誠意を伝えよう、と思いました。
まぁ、余計なお世話なんですけどね。
鈴木さんも自覚してやってることかもしれないし。
「仕事にやり甲斐を感じられない」
とも言っていたから、私からそんなこと言われても
「で、頑張ったらどうなるって言うの?」
って気持ちかもしれません。
まーそれで退職するならそれはそれ。
自分で本気でやりたいことを見つければ良いのでは?
私も他人にアレコレ言える状況ではないし、何様なんだよ?と自分でも思うので、
「私はこう思いますよ〜」
くらいのノリに見える文章にしたつもりですが、ウザいとか、ヒドイとか、思われるかもしれません。
私も他人からのアドバイスを、素直に聞けるときと、ウザい迷惑と思うときありますし。
ま、コレが最後の本音、ということで、言っただけスッキリしました。
今後まだ八方美人な顔されたら、所詮そこまでの間柄だったってことで、こちらも八方美人に接します。大人、ですからねぇ。
私だって手を抜くときは抜くし、鈴木さんの八方美人さは見習わなきゃと思うことが多々あります。
彼は彼で良いところがあるから、一方的に怒った書き方はしないように気をつけたつもりです。
でも、見捨てる方も傷付いてるってことを自覚して欲しかったのです。
それは私だけじゃなく、鈴木さんの過去の教育係たちも同じ気持ちだったから。
ただ一点、気になっていることはあります。
それは、鈴木さんは「ゆとり世代」ではなく「アスペルガー」ではないか?とも思うからです。
経験則で八方美人に表面的に返していて、それはそれで鈴木さんなりに考えて努力しているのかも?
私のメールを見ても、どうして良いのか分からないのかも?
ただ、そこまで話し合う機会は作らない、と鈴木さんが決めている以上、こちらは言いたいことを言うだけだと思いました。
それが、私からの最後の愛です。
「笑って逃げるのを許して欲しい」と思う人の気持ちもよく分かるけど、愛がなきゃ不満を言うことさえ、人はしないんじゃないかなぁと思うのでした。