元彼のことを引きずりながら占いジプシーの方々とアメブロで交流していた頃、自分含め女性たちの気持ちが日々グラグラと変わるのを、ずっと不思議に思っていました。
1人でいる時には「もう彼のことはいいや!」と思っても、顔を見ると「やっぱり好き」と思う、というのもあれば、
会えずに悶々と好きな彼のことを考えて「やっぱり頑張ろう!」「いや、もう諦めよう」と、心の中で行きつ戻りつしたり。
割と、天気とかホルモンバランスの影響が大きいんですけどね。
男性から見て女性は気が変わりやすいと言いますが、一か月の間に排卵や生理があるから仕方ないんですよ。
そういえば、夏に退職した男から
「欲求不満なんじゃないですか?ペットでも飼ったらどうです?」
と半笑いで言われたこと、昨日思い出してイライラしてました…
私だってまたハムスター飼いたいけど、アレルギーで喘息が出るから飼えないのよ!
小さな可愛いハムスターに癒された日々が懐かしいわぁ。
最後に飼ってた子が亡くなった時に
「代わりに可愛がるね」
と元彼に言ったのに…
ウサギも飼ってみたいですねー。
写真は何年か前にうさぎカフェに行った時のです。
ぐっどうぃる博士は、うまくいかない恋にイライラしている時は「恋愛回路」が出来てしまっているので、しばらく好きな人のことは考えないようにした方がいい、と言っていますし、そりゃそうだろうとは思うのですが、まぁツラツラ考えてしまいます。
何にせよ「私の気持ちだってこんなに、毎日どころか数時間置きに変わるんだから、彼の気持ちも変わるかもしれない」と期待してしまいます。
冷静に考えたら、ある日突然
「やっぱり俺にはお前が大事だ!」
なんて思うことって、そんなに無いでしょうね。
でも、その万が一にかけて「冷却期間を置きましょう」というのが、恋愛マニュアルの常套句です。
ちなみに私は何度か書いたことありますが、学生時代にずーっと片思いしていた同級生がいました。
冷却期間という言葉は知らなかったけど、もうダメだと思ってゼミを彼と違うものにしたら、彼はゼミで出会った子を好きになって、付き合い始めました。
この新たな彼女と付き合う寸前に、捌け口として呼び出され、関係を持ってすぐに捨てられたことは、今だに思い返すだけでハラワタが煮えくりかえります。
ずっとずっと、彼から連絡が来ないかなぁ、来るはず無いよなぁって思っていたら、携帯に留守電が入っていて、慌てて折り返したら飲みに誘われて、驚くと共に本当に幸せな気持ちになりました。
「やっと気持ちが通じたんだ!」
と思っていたのに、まさか
「一回やっておきたかった」
って言われるなんて、想像もしなかったなぁ。
こういう、ずっと好きだった人が本命と付き合うまでの繋ぎに使われる、という経験もあるし、彼女持ちが一瞬フラッとなるのに関わったこともありましたが、元彼と付き合えた時に
「ずーっと片思いしてた女より、新しく現れた女の方が本命になれる確率が高い」
と分かり、気持ちを引きずることの虚しさを実感したわけですが、やっぱりそれでも引きずる時は引きずりますね。
大学時代のそのクズ男は、きっと私が同じゼミを選んでいても、ダメだったんだろうなぁと思います。
そもそも私のことを好きではなく、「俺のことを好きな女」としか思われていなかったので。
そういう女は、そりゃ価値が低いですよね…
友達で可愛くてサバサバしていて男女共に好かれていた子は、
「この人、好きだなぁ。でもきっと私とは付き合ってくれないだろうなぁ」
と思いながら接していた男が、その後ことごとく彼女に告白してきていました。
でもその時には別の男性と付き合い出してたので、お断りして友達を続けてたけど、彼女は自然体でやり手だったなぁ。
結局、私の粘着質なところに呆れられて、私も彼女の価値観についていけなくなって、縁を切ってしまいましたが…。
彼女の価値観が世間的には正しいのは分かってましたが、精神不安定になった私を突き放された時のことを思い出すと、やっぱり友達付き合いを続けられませんでした。
正しい友達と縁を切っても我が道を歩み続けた私は、今も鈴木さんがご機嫌そうにしているのを遠目に見ては
「この人の幸せに、自分は無関係なんだ」
と思ってイライラしたり落ち込んだりします。
で、「もう鈴木さんのこと考えるの止めよう」と思って、でも何気ないメールして笑って、「やっぱり鈴木さんは可愛い、仲良くしてるだけでも楽しい」って思って、その後「やっぱり虚しい…」ってなるのを、毎日繰り返しています。
片思いをしている相手に、ただニコニコと脈ナシでも接することができる人が正義なのは分かってますが、そんなの無理無理ー。
「自分のことを好きな女を傷付けて、それを謝りもしないまま笑って接して来れて、他の女のことは大事にして楽しく過ごせるなんて、羨ましい人生ですこと!」
とかモヤモヤ考えてしまいます。虚しいですけどね。
最近私はイライラする度に
「鈴木さんは、元彼や過去のしつこくしてしまった男たちの代わりなんだ」
と思うようにしています。
元彼にあそこまでしつこく食い下がらず、もしたまにでも連絡を取れる関係を続けていたら…
いや、それで新しく彼女が出来たら、きっと辛くて我慢できなかった。
それでも、あんな風にぶち壊さなければ…
とツラツラ思っていたのを、今更ながらにやってみている感じなのかな、と。
で、やってみてやっぱり、
「ぶち壊す必要は無かったけど、そのまま笑顔では接することは出来なかったな」
と過去に納得しています。
ただ、ぶち壊したことによって心の傷は大きく深く残ったから、やっぱりぶち壊したらダメですね。
1人でツラツラ思ってる時って
「何もかもぶち壊すことになっても、白黒ハッキリつけたい!」
と思ってしまいがちですが、やっぱりそれは相手の為だけでなく、自分の為に良くなかったです。
私は鈴木さんのことで深く傷付かなかったから、きっとこの先会わなくなったら、名前も忘れてしまうでしょう。
年々ボケが進んでいて、転職前の同僚の名前をガシガシ忘れてますからねー。
何も行動しないまま後悔するのも嫌ですが、ギリギリまでやって引き際を間違えないのも大事。
この引き際の判断が、頭に血が上ってる時はよく分からなくなってしまうのですが、それでもまぁ私にしてはちゃんと鈴木さんには引けたと思っています。
相手が鈴木さんじゃなかったら、今でもメールしたり笑って話せなかったかもしれませんけど。
どんなに気持ちがグラグラ揺れて、何度も同じようなヤケッパチな気持ちになっても、この過去の失敗は忘れずに、自分を傷付け過ぎずに頑張って生きていきたい、です!
ということを考えていたら、何故先日元彼と元彼の友達にメールをしたのか、分かりました。
私は鈴木さんから気持ちを逸らす為に、元彼に会いたいと思ったのです。
そんな風に、誰かを忘れる為に他の人に連絡したくなる、そんな感じで
「やっぱりアイツが大事だ!」
と錯覚する人はやっぱりいるのかもしれませんね。
ちなみに、それも過去にやったことがありますが、誰かを忘れる為に他の人に会うと、例えそれが過去に好きだった人でも、やっぱり虚しいってことを知っています。
うーん、人の気持ちは面倒くさいですね。
あの時、もし元彼と連絡が取れていたら、今頃どう感じていたかな?
やっぱり虚しかっただろうな、と思うと、これはこれで何もなくても、穏やかで良いのかなぁという気もします。
その方が、未来が明るくなる気がするので。
後退するより、少しでも前進していきたいものです。