鈴木さんから返信が無い間に色々考えて、これで気まずくなるのは本来の希望では無い、と思い
「もし却って不快にさせてたら、ごめんなさい。
お金を払うくらいしか、お詫びのしようがないので…」
とLINEをしたら、すぐに
「不快な思いなんてしていないから、大丈夫ですよ!
じゃあ会費はうららさんに払えば良いですか?」
と返信が来たのですが、ちょっと迷ってから
「少し考えさせてください」
と送りました。
私が何を考えているかなんて鈴木さんは知りたくもないとは分かっているのですが、何だかモヤモヤするんです。
で、ちょっと考えてから、少し長いLINEをしました。
一つ前のブログに書いた内容の要約のような感じで、鈴木さんは悪くないのは分かっているけど、八つ当たりをしてしまったこと。
同僚のことを考えて立て替えておいたこと。
けれど、鈴木さんからの返信を見て、飲み代も私が払った方がいいのかなと思ったこと。
でもそれで鈴木さんのメンツを潰すのも良くないので、とりあえず同僚にはキチンと鈴木さんから受け取ったと話します、ということを書きました。
め、めんどくせー女…
単に私の気が済まないだけで、より一層迷惑をかけてる…
と思うとまたグルグルするのですが、私にとってお金は大した問題ではないのです。
本当のことを言えば、鈴木さんは全く悪くないけど、でも配慮が足りなくて悪かった、と思って欲しいんです。
それを求めるのは勝手なことだって、分かってるんですけどね。
今までも何度も、理不尽に怒って、でもそれをハッキリ言えなくて、怒っている自分に反省して、柔らかい文面のメールやLINEをして鈴木さんの機嫌を取っていました。
その間鈴木さんがどう思ったかは分かりません。
ただでさえ心のこもっていない言葉を平気で言う人なので、何も考えていないのかなーと思ったりもします。
送ったLINEを読み返して、これ思いっきり鈴木さんを責めてるな、と思いました。
好きでもない女に責められるほど理不尽なことはありません。
でもねー理屈は分かっていても、なんか、気が済まないんです。
男女じゃなく同僚として考えても、鈴木さんの態度は失恋した同僚の前で惚気話をするような、無神経なものに思えました。
鈴木さんに告白らしきものをしたのは1年くらい前で、鈴木さんにとっては昔のことだから、私が今も傷付くとは思わなかったのかもしれません。
でも何年経ってたって、こちらから話題を振るまでは、大声でアピールして欲しくなかった。
そういう配慮をする必要が無いと思われていることが、やっぱり嫌でした。
それを鈴木さんに伝える必要なんて無いんですけどね。
この気持ちが消化出来ないまま、この話を終えたくなくて、私は引き伸ばしているんです。
ま、どちらにせよ鈴木さんは本来より少なくお金を払うか、一切払わずに済むんだから、どーでもいいんでしょう。
友人に話したら
「いーじゃん、もう会費もらって、あとは関わらなければ。
それか、やっぱり会費はいらないっていって、それで関わらないようにしていけば?」
と言うだろうなーと思うから、友人に話す気にもなりません。
と、ここまで書いたところで鈴木さんから
「あれは配慮が足りなくてすみませんでした」
とLINEが来ました。
その一言を、やっと言ってくれたか…
しかもちゃんと、私が冒頭で書いた「配慮が足りない」という言葉が使われていたので、少し心が軽くなりました。
私はいつもこうやって、色んな人に対して、傷付いた気持ちを分かって欲しいと思ってしまいます。
そして、それを口にして欲しいと思ってしまいます。
言葉と行動でしか、人は他人に気持ちを伝えられないから。
言わなきゃ分からないけど、でも余計なことは言いたくない。
その境界線は今も分かりません。
それでも、ずっとずっと私は鈴木さんが配慮をしてくれない、謝ってくれない、と思い続けていたので、やっとその言葉をもらえてホッとしてしまいました。
鈴木さん、巻き込んで本当にごめんなさい…
でも、謝ってもらえたことがとても嬉しいと思ってしまう、哀れな私なのでした。