前回暗めの記事を書きましたが、やはりここしばらく本当にちょっと公私ともにダメダメで負のスパイラル状態でした。
それを上司に言っても聞き流されてしまい、こりゃ現状打破には「診断書」が必要だと思い、某心療内科に行ってきました。
実はここの心療内科の先生、恒例の飲み会で数回話している方です。
もうね、患者より先生の方がずっとストレスフルでお疲れなんですよね…
先生は最初名前と顔で即気付いてくれなかったので
「例の会で会ってますよー」
と言ったら、あぁ!と察してくれました。
そこからは会社の状況、私の状況を雑談を交えて話したのですが、まぁもうこういう精神状態になるのは過去にもあったし、周囲にも多いし、私は根本的には本人の性格の問題だと思ってます。
ただ、普通に元気な時なら気にならないことが、異様に落ち込んでおかしくなってる自覚はありました。
集中力の低下がすごくて、Suicaの代わりに鍵をタッチさせちゃうとか、乗り換え案内が覚えていられないとか、ボケと言えばボケだけど、脳内に霞がかかった感じが続いていました。
市販の薬は飲んでました。ウットはロハコで買ってましたが、手軽で良かったです。
で、先生には一応
「鬱状態ってヤツだけど、どうする?休職するって書く?」
と言われ、それもいきなりなんだよなぁと思って
「転職も出来ないし上司も変えられないから、なんかある程度インパクト与えつつ良い感じに出来ません?」
と相談した結果、会社が契約している医師と相談する為の前段階診断書を書いてもらいました。
診察時間の半分以上は雑談で、院内に霊が出て共通の知人の霊能者にお祓いしてもらった話とか、大学病院に霊が出た時の話とか、
それもう心療内科で話す話じゃないだろ!
って感じでしたが、まぁそこは知人なんでご勘弁を。
1時間して部屋を出たら、数人の患者さんがお待ちになってました…
ちなみに出してもらった薬は、ウォール街や丸の内の過労サラリーマン御用達のお薬だそうで、一つは六本木あたりで売人が悪徳に売買してるものだそうです。
「だから普通はあんまり出さないんだよー」
と笑いながら言われた上に
「他にも花粉症でも欲しい薬あったら、処方箋出すよ。
うちの患者さんの中には湿布もらいにくる人もいるからさー」
と言われました。自由にも程があるぜ?
もちろん、そんな風に楽しく話しながらも、脳内は結構ボーっとした状態は続いていました。
でも先生と笑って話したおかげで、かなり気持ちは元気になりました!
で、会社に診断書を出したら
「あ、この人が言ってたの、マジだったんだ…」
って空気になったのを見て、やっぱり診断書の効果はすごいなと思いましたね。
口でどんなに不調を訴えても、不機嫌だとか性格だとかで片付けられて
「ストレス発散に運動しなよ!」
とかアドバイスされるんですが、鬱状態ってそんな一般的なアドバイスは逆効果だと私は知ってます。
叱咤しても逆効果なのに、それを上司達は分かってないんだなぁと思うと、まだまだ鬱への理解は少ないんだと思いました。
この本を管理職は読むべきと思うの。
マンガで分かる心療内科 うつを癒す話の聞き方編(1) (ヤングキングコミックス)
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過去に今の上司のように私を切り捨てようとした人もいれば、うまいこと私を操縦した人もいました。
どちらが優れている、とは言えないけど、私は普通じゃない状態もあるって知って欲しいとは思います。
先生にも「その状態で、誰も病院行きなって言わなかったの?」と言われました。
病院に行くかどうかも自己判断で、それは当然かもしれないけど、そういう「普通」が自殺大国日本を作っているとも思います。
心の不調を感じたら、皆さまもぜひお気軽に病院へ!
身バレするから私が行ったところは書けませんが、良い先生と出会えたらかなり気持ちは元気になるかもしれませんよ。