私はお酒は飲む時は結構飲めますが、基本的に自宅では飲みません。
日本酒を飲みに行くこともありますし、月一の定例飲み会では数杯飲みますが、友人の実家でも1日目だけビールと日本酒を少し頂いただけです。
でも出羽桜と十四代は大好きです!
- ジャンル: 吟醸酒
- ショップ: 山形の地酒処国井酒店
- 価格: 3,024円
先日落ち込んだタイミングで友人に飲みに付き合ってもらいましたが、それはその友人と夜に会う=飲み、という感じなので、お酒を飲むこと自体をメインには考えていませんでした。
そして、変に暗いグチグチしたことを言い続けてはいけないなーそれをやって友人に嫌われたり、面倒と思われたくないなーと思い、それはそれでちょっと疲れてしまいました…
若い頃は寂しいと友人を飲みに誘ってベロベロになったりしていましたし、自宅で缶ビールを飲むこともありました。
それを止めたのは、寂しい時にお酒を飲むと、より寂しくなるからです。
寝付きも悪くなるし、寝ても数時間で目が覚めてしまい、辛いことを思い出して気持ち悪さと共に胸苦しいやり切れない気持ちになってしまう、ということが何度もあったので、今は寂しい時にお酒を飲むことはほぼありません。
先日ジャニオタの友人と会った時に、TOKIOの山口達也の話になりました。
私は
でも書きましたが、そこまで事態を重く受け止めていません。
しかし友人は許せないと思っているそうで、事務所に対しても怒っていました。
「事務所からのメッセージは酷かった!
そんな事務所に直前に4万円も振り込んでたから、本当に落ち込んだ」
と言っていましたが、どうもコンサートか何かのチケット代を振り込んでいたようです。
元々友人はセクハラ等に随分と厳しい物言いをする方だったので、何なんだろなぁと思っていたら、その後Twitterで過去に恩師が猥褻罪で捕まってニュースになったことがある、と呟いていました。
そういう経験もあったので、山口達也がしたことは絶対に許してはいけないし、アル中を治すために事務所が全力を尽くさなかったことも許せないようです。
アル中の人の気持ちは私には分かりませんが、孤独感は想像出来ます。
結婚していた時期に疎遠になった人達もいただろうから、離婚後に頼れる人が周囲にあまりいなかったのかもなぁと思っていました。
独身は何だかんだと独身同士でつるみ続けるけど、既婚者は離婚後に親しい友人がいなくなる、という話はどこかで読んだことがありますし。
友人が強く山口達也を責めるので、
「そんな、どこまで自分達が見聞きした情報が正しいのかも分からないし、被害者の親がこれ以上騒ぎ立てて欲しくないとコメントしている以上は、そんな○○すべき!みたいに考えても仕方なくない?
こうやって話したり、Twitterで自分の意見をつぶやくくらいは良いと思うけど、
復帰すべきじゃない!
とまで言い切るのは、私は出来ないなぁ。
彼の今後の人生全てを奪う程のことをしたとは思えないけど」
と言ってしまったのですが、友人にはそのくらい許しがたい事態だと思えているそうです。
私にはただ、山口達也は寂しいとお酒を飲みたくなる人で、それを自制出来なかったんだなぁという印象しかありません。
「大人は自制出来なくてはいけない」
とは思いません。自分が感情を自制出来ないので、そんな風に自己管理出来ない人もいるだろうと思います。
もちろんそれで他人に迷惑をかけてはいけないけれど、報道通りであれば、そのくらいのことをする人は世の中にたくさんいるだろうと思ってしまいます。
胸にポッカリ空いた穴は埋まらないけど、それでも痛みが和らぐ気がしてお酒を飲む。
それが続いて彼がアル中になったのであれば、それはとても寂しい悲しいことです。
ファンも「私たちがこんなに好きなのに、彼の心の支えにはならなかったんだ」と思えば虚しいでしょう。
ただ、私が思っていた以上に、彼を許せないと思う人が世間に多くてビックリしました。
彼を擁護する人、被害者を責める人が色々いるだろうとは思っていましたが、私は別に強く擁護はしないけど、そこまで大騒ぎする程彼が清廉潔白でいなければいけない存在だとも思っていなかったのです。
私自身がお酒を飲む時と飲まない時の判断をするのは、別に自制という程強いものではなく、
「飲んでより落ち込みたくない」
というくらいのものです。
酔った勢いで鈴木さんにLINEしてしまったことも何度かありましたが、やはりお酒を飲むと寂しくなって、好きな人に連絡したくなってしまうのはよく聞く話ですね。
それで上手くいく人もいるし、余計悪くなる人もいるし、全く意味が無い私のような人もいるわけです。
もし私がお酒を飲んでハイになれるタイプなら、痛みを和らげたくて手を伸ばし続けたかもしれません。
以前はシャンパンバーを経営している女性と親しくしていたので、頻繁に通ったりもしていましたし、そういうお店で知らない人と話すのも楽しい時があります。
今はただ、そういう通えるお店が近くに無いので頻繁に飲まないだけです。
好きな人と一緒に楽しく飲むのが一番で、それ以外の人と美味しいお酒を飲んでも、胸にポッカリ空いた穴がより強く感じられてしまいます。
そういう心の穴の埋め方は人それぞれで、山口達也のように仕事や趣味があっても埋まらない人がいるんだなーと思いました。
入院だとか投薬だとかで治るのか分かりませんが、そもそもその心の穴の埋め方をハッキリと明確に彼に示せる人はいるのでしょうか?
私に対して、今「趣味を持てば?」とか「婚活を頑張れば?」とか「考え方を変えてみたら?」とか思う人達がいて、それは身近な友人などからも言われますが、私は一番欲しいものでその穴を埋めたいから、他のことで埋めるということに積極的になれません。
もちろん、一番欲しいものが手に入らないのは分かっているのですが…
1人でゆっくり過ごしても、断捨離をしても、優しい人達と過ごしても、お酒を飲んでも、心の穴が埋まることもあれば、埋まらないこともあるでしょう。
アル中の治し方は、私にはよく分かりません。
よく海外ドラマなどで、グループカウンセリングをしているシーンを見かけますが、日本でもそういうのはありそうですね。
そう言えば昔友人で、小瓶のお酒を持ち歩いていて、気鬱になると一口飲むと言っていた子がいました。
そういう心の癒やし方を選択するというのが私にはピンとこなかったので、へーと思って聞き流してしまいましたが、根本的な問題はお酒ではなくストレスだったのかな、と今は思います。
目の前の辛い問題、心のモヤモヤ、気鬱から逃れるための方法は人それぞれ違っていて、
「私はこうやって心のバランスを取っているし、誰だって辛いことはあるんだから、あなたも我慢しなさい!頑張りなさい!」
というような言葉を、私は言いたくありません。
ただそういう状況の人が身近にいた場合に、誰にでも優しくして支えてあげたいとも思いません。
その人のことを好きなら支えるし、興味が無い人ならあまり関わらないようにします。
お酒をどのくらい好きかも、人それぞれ。
私は気分が良い時に楽しい人と飲みたいだけなので、昨日長岡駅の駅ビルで500円で利き酒が出来るコーナーがありましたが、友人に勧められても行きませんでした。
これはあくまでも私の話であって、失恋したり辛い時にお酒を飲みたい人もいるはず。
何もなくても、毎晩楽しく晩酌する人もたくさんいます。
そういうお酒との付き合い方は、自分なりに見出していくことなのかな?
出来ることなら、お酒で心の穴を埋めようとしないで済む生活を送りたいものですね。
ちなみに長岡旅日記はメインブログの方でまとめてますので、よろしければどうぞ!