以前占いで「熱しやすく冷めやすい性格ですね」と言われたことがありますが、全くその自覚はありません。
友人達のハマっているものが次々代わるのを横目に見ながら、ずーっと人生の半分以上B'zが好きだし、ブログもなんやかやとメインブログを4年続けているし。
熱しやすい部分はありますが、服装の好みも変わらないので、学生時代に買ったブランドを今も買い続けていて、一度気に入ったら長ーくずーっと愛し続けるタイプ、のはず。
漫画も同じ漫画家さんの本をずーっと買い続けます。
前述の占いは、私の星座がよくそう分析されているからなのですが、星座だけでは分からないもんですね。
ま、新しいモノにあまり手を出さない保守的な性格だから、とも言えるのですが。
質の良いものを長くずっと大事にしたい!
そんな私は、最近まったくリア恋ネタが無いので、オタ活のことしか書いていないわけですが、イケメン俳優にハマるのはかなり久々です。
前にハマったのはオダギリジョーでした。(結婚したので気持ちが冷め、そのまま彼の出演作も減ってしまった…)
オダギリジョーは稲葉浩志さんと同じ岡山県津山市出身で、稲葉さんのお兄さんが通っていた作陽高校に通っていたのは豆知識です!
(稲葉さんは県北一のお利口さん津山高校出身)
で、そんな私がまっけんゆーにハマり、色んな長期ファンのTwitterを時々見ては情報をコソッと得ていたわけですが、先日のマナー違反行動をキッカケにファンクラブを退会したり、悪態をつぶやいている人々を見て、心底驚きました。
一週間前まで毎日のように「このまっけんカッコいいー!やっぱりサイコー!」と呟き、ファン仲間とまっけんを褒めまくっていた人が、例のマナー違反でブチ切れて、書き起こしたくも無い暴言を吐いていました…
ええーあなたのプロフィール、めっちゃラブラブ愛してる風じゃないですかー。
そういうのは若い娘さんだったりするのかな?と想像していたのですが、主婦とか彼氏持ちで、他のイケメン俳優やアイドルも好きだって方たちでした。
その時々でマイブームが変わる、まさに秋の空のような女心の方なのかもしれません。
実生活でも、そういう割り切りの早い、ある意味冷酷な、損得勘定の出来る女性は、普通に彼氏や旦那さんがいる人ってケースが多い気がします。
鈴木さんのことは後半もう嫌いに近いレベルの感情を持ったりしましたが、それは直接的な言動からきた感情なので、推しへの愛が一つのマナー違反をキッカケに真逆に振り切れるのは、私には理解できません。
それはやっぱり、私がドM精神を持っているからでは…
ひどいなーとか、ダメだなーとか思っても
「でも好きなら耐えないとな」
と思う時もあるし。
まぁ今回のマナー違反に関しては、私はブチ切れるほどの感情は無いけど、それは私の中にまだ理想像のキラキラしたまっけんゆーがいないから、かと思います。
しかし、ファンが一気にアンチに変わるのを目の当たりにして、本当に女は怖い!と思いました。
友人の推しアイドルグループのメンバーが今炎上しているそうですが、そちらも
「もう二度と顔も見たくない、歌声も聞きたくない!」
とつぶやいているファンがいて、そういう、何がキッカケで気持ちが真逆に振り切れるか分からない女と付き合ったり結婚している男性はすごいなぁと思います。
段々と嫌なところが積み重なって限界を迎えるのではなく、たった一つの行動で離れるどころか憎まれることがあるんですね…
まぁリアルな恋愛とオタ恋は違うのかもしれませんが、この年齢になってくると
「推しが生きててくれるだけでも、有り難い…」
と思ったりします。
尾崎豊とか、X JAPANとか、つんくのファンは大変だったろうな…と思うので。
友人も推しの韓流グループの方が自ら命を絶ったことがあるので
「死なれたらホントにどうしようもないよ…」
と項垂れていました。
私の大好きな漫画、「腐女子のつづ井さん」の中に、漫画の中のキャラが好きで好きで仕方なくなり、
「彼を生んでくれた両親、彼の細胞、彼を彼たらしめる世界の全て、宇宙に感謝…」
と宇宙まで思いをはせるエピソードがあるのですが、推しをそのくらい愛した後に、一瞬でアンチに変わったら怖いですよね。
私の友人の中には、そこまで一気にアンチに変わる性格の人は多分いません。
飽きたらサクッと離れることはあるけど、それは自分の精神安定のためであり、
「好きでいるのがシンドイと思ったら離れるしかない」
という割り切りをしているようです。
私はそんな風に「好きでいるのがシンドイ」もよく分からないくらいドMで執着心も強いので、好きじゃない人にはアッサリしていても、好きな人には手のひらを返せません。
そういえば、私にはここ半年くらいでとても親しくなった同僚がいて、ほぼ毎日ランチを同行しています。
が、先日彼女は予定がある、ということでランチに同行せず、翌日もいつもの店に来ませんでした。
「最近私が一方的にまっけんまっけん言ってたから、面倒だと思って距離を置かれたのかな…」
とハラハラしながらランチを終えて会社に戻ろうと歩いていたら、後方から走る足音がして、その同僚から声をかけられました。
「健康診断で再検査するように言われたから、病院に行って来たの」
と開口一番に言われたのですが、多分彼女は私が
「嫌われちゃったかな?」
と心配している気持ちを察して、先に言ってくれたのだと思います。
それは、彼女も私と同じタイプで、とても気にしいでネガティブに考えがちの人だから。
そうやってすぐにフォローの言葉を走って来て伝えてくれた同僚に、面と向かっては何も言いませんでしたが
「こいつ、やっぱサイコーだな!」
と思って、嬉しかったし、有り難かったです。
私はそんな風に、程よく気を遣ってくれる、情の深い、でも重すぎない人がとても好き!
この同僚とは気を遣う感覚が似ているので、話していてとても楽です。
(お互い結構マイペースで、無理せず気を遣い合えるのところが特に)
「すごく好き」から「ちょっと面倒だから距離を置こう」に変わるのは分かるけど、
「すごく好き」から「大嫌い」に変わるのは、私はちょっと理解出来ません。
そういう人の方が生きやすいんだろうな、と思うのですが。
台風続きで天気の変わりやすい日が続きますが、この秋の空のように変わる女心、私にはやっぱり、よく分からないなぁ。
でも、いつかそれが分かる日が来るのかな?
人生まだもうちょい時間があるはずですが、そんな気持ちが分かる日が来るのかどうか、女心がまだ私にも分からないなぁ、としみじみする秋の夜長でした。