先日、新田真剣佑が出演している映画「サヨナラまでの30分」を観ました。
「サヨナラまでの30分」公開記念舞台挨拶/豊洲2回目ネタバレ感想~新田真剣佑、沢尻エリカ化⁉︎ - 真剣佑出演作ネタバレ感想
颯太(北村匠海)が「友達を作らない、1人で静かに生きていきたい」という分かりやすい消極的青年、アキ(新田真剣佑)は常に前向きで明るいけど事故死したバンドマンで、2人の友情と音楽と恋の青春映画でした。
幽霊になったアキが、やる気なく就活する颯太に
「夢とか、やりたいこととか無いのかよ⁉︎」
と言うシーンがあったのですが、既に大人の私は
「何でもかんでも夢を持つのが良いことではない」
と知っています。
ただ、夢や趣味を持たなければ生きていく目的が見出せないことも知っています。
この3週間は、仕事とTOEICの勉強しかしていません。
TOEICに対しては、そこまで大きな野望はありませんが、でも毎日少しずつ単語や英文法のルールを覚え、理解していくのが楽しい!
学生時代には理解しようとしなかったルールがたくさんあったと、今更ながらに知りました。
その程度の理解力でも全国平均よりちょい上の成績は取れていたことを思うと、当時の日本の英語教育がいかにレベルの低いものだったか分かりますね…
私が何故英文法の基礎をロクに理解していなかったか、と言うと、中学生の時は地元の塾で勉強してはいたけど、高校1年の時は全く勉強していなかったから、です。
毎日漫画ばっかり読んだり描いたりしてました。
高校2年の時「何で皆んな、そんなに勉強出来るの?」と疑問に思ってクラスメイトに聞いたら
「予習をしてるから、授業内容が分かってるんだよ」
と言われて目からウロコ状態に。
1年生の時はクラスメイトに親しい子がいなかったので、質問することも、教えてもらうこともありませんでした。
で、高校2年から英語・数学・古文漢文の予習復習を始めてみたら、一気に偏差値がトータルで10上がりました。
元々現国は何もしなくてもそれなりに良かったのですが、これも夏休み明けテストでクラス1位になり、我ながらドン引きしたことを覚えています。
高校1年生の時の私には、漫画の読み描き以外の趣味も夢もありませんでした。
でも成績低いのはダサいかな?と思って予習復習をしたら一気に成績が上がるなんて、田舎の真面目な公立女子校だったのに不思議。
まぁ受験には学力がそこまで必要無かったので、その後は現状維持レベルまでしか学科はやらず…のため、未だに英文法の基礎を覚えていなかった、とアラフォーの今知り、驚きながら笑っています。
仕事に比べたら、勉強ってすごく楽ですね。
自分1人で頑張れば良いだけ。
仕事だと、頑張った時間も労力も無駄になることや、他の人に阻害されることが多く、ストレスフル過ぎます。
誰にも邪魔されず、部屋に篭ってアプリと本で勉強し、疑問点は友人に聞き、の生活はホント楽しい!
こういう努力を、「好きな男を落とす」でやっていたら、また人生違ったんでしょうね。
今の私は「この仕事が終わったら、帰宅して英語の勉強が出来る」と、勉強を楽しみに過ごしています。
去年あれだけハマっていた芸能人に割く時間は激減しました。
仕事のストレスも、勉強の邪魔になるから持ち越しません。
こういう気晴らしが無ければ、何故生きているのか分からなくなるんです。
「旅行のために」とか「欲しいものを買うため」とか「推しに貢ぐため」とか、何でも良いけど、何か目的が無いと、働く意義が見出せない時があります。
今の私は「誰かの好みに合わせるために自分を無理矢理変える」とか、全くしたくありません。
仕事して、ブログ書いて、英語の勉強して、で手一杯。
さすがに疲れ果てて、一昨日は岩盤浴で汗を流しました。
そんな中で気晴らしに某SNSを見たら、主婦たちが新型肺炎で集団ヒステリーを起こし、マスクを買ったり、作ったりしているという情報交換と、他国への誹謗中傷をしまくってて
「日本て平和だなぁ」
と微笑ましくなりましたが、彼女たちなりに
「家族で健康に過ごすこと」
が夢や目標や趣味なのでしょうね。
そういう生きる目的は、自分1人でも、誰かとでも見つけて行動できるものなら、見つけやすいのかな?
心労で疲れている人も、実は忘れているだけで、何か好きなこと、やりたいこと、があるのかもしれないなぁ、と思いました。
何にせよ、「達成感」を感じられるものが無いと、生きるのは辛いです。
ということで、ますますこちらのブログは放置気味ですが…
3月のTOEIC試験で今の実力を知り、今年中に600点は越えたいなぁ。
そのために、目の前のことからコツコツと頑張るのが、今の私の目標であり、趣味だと思います。
「独身貴族」に見えるかもしれないけど、でもそうでもしなきゃ、こちとら生きてられんのよ…