復縁失敗後の40代独身女性のための元気レシピ

今でも忘れられない、復縁した元彼。でも連絡は完全無視されていて辛い…そんなアラフォー女性が元気になれる方法を実体験を元にお伝えします!

学生時代からの女友達と縁を切り、孤独な老後になるかもしれない

数年前から薄々と、そうなるかもしれない…と思っていたのですが…

よくブログにも書いていた、割とマメに連絡を取っていた学生時代からの友人2人と、縁を切ることになるかもしれません。

いや、もう切れているのかな…?

1人は数年前に出産した友人A、もう1人はもう何年も心身どちらかを壊しがちだった友人Bです。

大学時代からの友人で今でも連絡を取っているのはこの2人だけだし、趣味が合うので関係が続いていて、出来ればずっと友人関係を続けていきたいと思っていました。

だからこそ、相手の不調を心配したり、それを余計なお世話でウザいと思われたくなくて我慢したり、私の何気ない言葉に怒りの言葉をぶつけられても言い返さなかったりしていたつもり…です。

私は私の言い分があり、あちらにはあちらの言い分があるのでしょう。

 

Bは数年前から時々、グループラインを無視することが増えました。

それでも偶に会えば笑って話せて、お互い違う趣味の会話が出来て楽しかった。

Aとも時々は一緒に映画を観に行ったり、趣味の話が出来て楽しかった。

ただ根本的に依存体質の私と、友人といえども「他人」とカテゴライズしている2人とでは、価値観が違う部分があった。

長い付き合いの中でその違いに私も気付き、だからこそ自分なりには最低限気を使って接してきたつもりだったけど…

段々と「何で私、こんな態度を取られても、不満を口にするのを我慢しなきゃいけないの?」と思うことが積み重なっていました。

特にAはハッキリと不満を口にするようになっていて、それに対してはなるべく穏便に済ませるよう、本来の私の性格以上に下手に出て接していたつもりです。

「小さな子どもがいて大変なんだろうし…」

と思ったし。

向こうは向こうで「一人で寂しいんだろうから…」と哀れんで付き合ってくれていたのかもしれない。

 

基本的に友人2人は積極的に自分から他者に連絡をするタイプではありません。

何年か前にAから「友達とは楽しい時間だけを共有したい、私には今は友達より家族が大切」とハッキリ言われたこともありました。

その気持ちを尊重しなければ、友人関係が終わってしまう…

何度も私の中で「この友人関係を終わらせないための努力、として、私は我慢をするべきなのか?」と悩んだことがあります。

決定的に亀裂を感じるようになったのは、以前も書いた新型コロナウィルスの影響でしょう。

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政府に怒りを感じ、アベノマスクを全否定し、ブルーインパルスも嫌悪する彼女たちの価値観を理解すること、同調することは、私には出来ませんでした。

それでも「そういう人もいるってSNSで見るしな〜」と、客観視を心がけていたつもりです。

「もっとコロナを怖がるべき」とか言われても、「あ〜はいはい、そういう人いるみたいね」と思ってました。

でも、そういう怒りのパワーにどう対処するのが正しいのか、モヤモヤはしていたんです。

なので、価値観の違いを別の友人に愚痴ったりもしていました。

他の友人は「だったら縁切れば?」と言ってましたが、 人生の半分近く続いた人間関係を切るのは、この年齢になると避けたいものです。

今更同レベルの友人を新しく作ることなんて出来ません。

それでも、友人たちの方から私と距離を置こうとしている態度が見えたので、

「あーもう、離れていこうとする人と話すことは何も無いから」

と思って、彼女たちのLINEを削除しました。

 

そもそも、関係自体は続いていたけど、Aは不妊治療に悩んでいた時に黙ってTwitterとFacebookのアカウントを削除しており、もう私達はそこでは繋がっていません。

BとはTwitterで繋がってはいますが、もう彼女はそこでは趣味友としかやりとりする気が無い様子で、私がたまにリプしても無視されます。

先日久々にBに「元気にしてる?前に英語に興味あるって言ってたけど、無料でTOEICのテストが受けられるよ」とLINEしてみました。

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半日後に「ありがとう!やってみる」という当たり障りない返信があり、近況報告は一切書かれていないのを見て

「あ〜こりゃ本当に終わったな…」と感じました。

多分私に生活の心配をされること自体がウザいのでしょう。

私も親から何度も心配のメールが来たらウザいと思うので、気持ちは分かります。

いつか必要だと思う時がくれば、また連絡を取っても良い。

今はそう思えないから距離を起きたい。

大人になると、そう思うようになる機会がグンと増えます。

 

色々思うところがあっても、私は私なりに、彼女たちのことが大好きでした。

大事な友だちだと思っています。

でも、そう思っていた他の友人たちと、これまでに何度も縁を切ってきています。

切られたということもあれば、こちらから切ったこともありました。

よく「厳しいことでも言ってくれるのが大事な友だち」なんてSNSに書かれているのを見かけますが、それは若い学生のノリのときのお話です。

大人はそんな、仕事や家庭以外の関係の人とまで本気で向き合いたいと思っていません。

 

だからこそ、友人に話すほどのことではない、けど誰かに話したい、と思うことはブログに書いてきました。

私は人一倍、他人から言われたキツイ言葉を忘れることが出来ないタイプ。

そしてその言葉が呪いのように己を縛り、その後の行動に自信を無くしていきます。

飴と鞭とはよく言ったもので、人は飴も無いと余計鞭打たれる状況に追い込まれるもの…

そういう私を分かっていて、この2人の友人は今まで私を見守ってくれていた、とも思います。

そして、そういう一見優しい人は、実は利己的で面倒から目をそらしたい人も多い…

 

アラフォーが友人に求めるものは「程よい距離感と気遣い合い」

その線引がどこなのか、私達は話し合うことができたかもしれない。

でも、その話し合い自体を、まずはBが避けようとしました。

LINEの返信はしないけど、Twitterでは不平不満愚痴を書き、優しく表面的な話をしてくれるオタク友達を優先。

そりゃ居心地良いでしょうね〜。

私は、Bがどんどん躁鬱病か統合失調症のような状態になっていっていることに、不安を覚えていました。

「ナチュラルに死のうとした」と聞いたときも、本気で心配しました。 

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しかしBを心配し続ける私に、Aは「所詮友達に出来ることは限られている。いい年してそんな風に心配するなんて、自分がやばいことに気付いてないの?」と切り捨てようとしてきたことがあります。

 この頃から、時々Aが私に対して見下すような発言をするようになってきました。

子供がいて大変だからだろう…こちらは「はぁ?」と思っても言い返さないようにしよう…と、内心我慢していたけど

「そんな言い方するなんて、何様のつもりだよ!?」

と思ってました。

 

私にはこういう、本気で怒っている時は、相手に本音をぶつけないところがあります。

昔はガンガンにぶつけていたけれど、それをやったら関係が破綻するだけだと気付いたので止めました。

だからって笑顔でニコニコ受け流すタイプでもありません。

何か別の言い方が、返し方があったのかもしれませんが、自分がそういう上手い返しを他人からされたことがないので、正解は未だに分かりません。

リセットボタンを押して縁を切るのは、それはそれは楽ちんなこと。

だから子供も大人も平気でそのリセットボタンを押すことを、今のSNS利用者は推奨していますね。

今は家事育児で夢中な世代なら、よりそうなるでしょう。

例え子育てが一段落した後に、何も、誰も周囲に残らない可能性が高くなるとしても…

それでも親族が近くにいれば孤独じゃない、って方もいるでしょうしね。

 

こんな風にアラフォー、アラフィフで友人知人と縁を切る人は多いと聞きます。

それは私が一番避けたい未来でした。

でも自分なりにセーブしているつもりなのに「依存されてる」と思われたくはない。

本当に話したいことがあっても、友人なのに聞いてもらえない、スルーされるのはキツイ。

そんな私も年始に1人、高校時代の友人と縁を切っています。

「あけましておめでとう、元気?」というメールが届き

「あけましておめでとう、インフルエンザで寝込んでたけど、治ってきたよ。そちらは元気?」と返信したけど、何も返ってこなかった友人です。

彼女は数年に1度、こんな風に生存確認の連絡をしてきて、でもそれ以上こちらの質問に答えることもなく会話を終了されます。

きっと「私が連絡したら、何人が返信くれるかな?」の確認がしたいだけなのでしょう…

 

今回の縁を切るかもしれない友人がいなくなっても、偶に連絡を取る友人知人は他にも一応はいます。

でも、こんなにモヤモヤが残る形で縁を切ることになるのは避けたかったなぁ。

放っておいたらいつか向こうから連絡が来るかも?と普通に思う人もいるかもしれませんが、AはともかくBはそんなことしないでしょうね。

Bがそうやって他の人とフェードアウトして縁を切った話はたくさん聞いてきていますし。

他人に強い思い入れを持てないので、相手から連絡が来なかったらそのままだし、自分からはあまり連絡しないし、特に縁を切ったという認識をしないのだそうです。

どちらかと言えばAの方がもう少し社会性がある…かな?

いや、私も社会性そんなにないからこそ、繋がっていた友人たちなわけですが。

 

今回大きな亀裂を生んだ理由は「新型コロナウィルスによる金銭的・精神的ダメージが各々違っていたこと」が大きかったとは思います。

特にBは新型コロナウィルスの流行前から、転職と休職を繰り返していて不安定でした。

助けを求められなかったし、言葉をかけるとウザがられそうな雰囲気があったから、気にしつつ放置するようにしていたけど…

そういう気遣いを私がしていることに、彼女は気付いていなかったと思います。

気付いたところで、重荷だったかも。

そういう可能性を私が一人で考えることも面倒だし、話し合おうとして拒否されるのも面倒だった。

でも話を合わせるために「アベノマスクとかマジでイラないよね〜w」とか政権批判で一緒になってイライラしたくもなかった。

賛成もしてないけど、無駄にストレス溜めたくなかったから…

 

そういう私の態度は、Aから見ると「自分はストレスを溜めすぎて疲れてるのかな?」と思わせる存在になってしまっていたかもしれません。

昔の私なら「二人がもうこの友達関係を続けるのに疲れてるなら、しばらく距離を置くか、これきりにしよう」と送っていたかもしれない。

でも今は、そんなことを送って、二人がなんて返信するか考えるのに疲れるだろう、と思うと、送る気にはなれません。

そんなこと送ってこられても、ほんっとうに面倒ですもんね。

「うん、止めよう」

なんて言って相手を傷付ける悪者になりたくないでしょ。

なにか言ったら相手が変わるかも、という期待をするのも、そのために言葉を選ぶのも面倒…それがアラフォー以上の大人だと思います。

だから、Twitterで暴言や持論を吐き出すジジババが多いのでは?

 

私の希望は2つ。

「友人たちといつか、今までのように笑ってお互いの趣味の話をできるようになること」か

「関わっても我慢し合うのであれば、すっぱりと縁を切ること」。

そして、縁を切ります宣言を言葉にするのは面倒だけど、アピールのためにグループラインからは抜けました。

「どうせ、もうこのグループでやりとりはもうしないんでしょ?だってBは無視ばっかりし続けてきたもんね」

と思っているから。

私はBに「無視しすぎ」と言ってこなかったし、Aも無視されていることについて私には何も言わず、でもほんのりと心配している風ではあった、かな。

そして私の予想では、Bは無視し続けたことは「私は大変だったんだから仕方ない」と開き直っていて、悪かったのは一切思っていないと思います。

「だって、私はスルーされても気にならないから」と。

でも本当はその状況になったら、彼女も気にすると思いますけどね。

 

「私はこうなった時にこう思う」

と冷静な時に自己分析していても、いざという時は思いもよらなかった感情が浮かぶのが人間としうもの。

私は「一般的」と言われる以上の「お節介」をしてしまいがちだから、それをセーブしたい。

でもその計算をした「セーブ」のせいで「冷たい利己的な人間だ」と判断されることもある。

もう、自分でも何が正しいのか分からない。

私が理想とする人は「自分から能動的に動かなくても、他人からお声がかかり、その中で気に入った人にだけ全力で尽くして良い関係を築ける人」です。

ええ、それは「人気者だけに与えられた特権」なんですよね。

美男美女、能力が高い、周囲に良い影響を与える人だけが、そういう存在になれます。

そんな立場にいる人は、私の周囲では100〜1,000人に1人いるかどうか?レベルかな?

私はそんな人間じゃないからこそ、手元にあるものを大事にしたかったけど、こればかりは1人の努力だけではどうにもなりません。

だって私だって心があって、傷付いたから。

傷付けられたことを、面と向かって友人に言えない。

でも友人は私に言ってくる。

それを繰り返して、見下すようなパワーバランスの崩れが生まれたのかもしれない。

これから数カ月後、数年後はどうなるか分かりませんが…

ここ何年も「こうならないように我慢しよう」と思っていた状況になったことに、若干戸惑っています…