最近オタ友達と毎日のようにLINEで話していて、とても楽しいです!
詳細は書きませんが、段々と深い話が出来る仲になり、これは顔が見えないからこそ言えることかもなー、なんて思います。
返信する時も、じっくり考えてから応えられるし、SNSって便利なツールだなぁ。
ただ、ふと元彼に執着していた時のことを思い出しました。
当時は会えない、いつ返信が来るか分からないからこそ、脳内でグルグルと偏った思考に陥り、そして返信が無いことでどをどん被害者意識を持ち、熟考せずにみっともない、不快な言葉を書いていた気がします。
…自分でも恐くて読み返さなくて削除しちゃいましたが、元彼は怖かっただろうな…
顔が見えないからこそ、相手を思い遣ることが出来る、という時もあれば、だからこそ身勝手になることも起こる。
オタ友達とやり取りし始める前は、旧知の友人達と意見が合わなくなり、その後パッタリと連絡が途絶えたままなことを考えても、やはり心と体の距離感の取り方のバランスの見極めは難しい時がありますね。
先月他の友人と飲んだ時、旧知の友人達とのすれ違いについて愚痴ったら
「まぁ、向こうも長い付き合いある分、甘えてるんじゃない?」
と言われました。
私へのフォローか、本意かは分かりません。
ただ、他の友人にはこんな失礼な言い方しないだろうな、ということを言われるようになってはいました。
こちらは「生活が大変だから仕方ないのかな」とか「小さい子供がいるから、こちらが下手に出てあげなきゃいけないのかな…」とか思って我慢していたつもりですが、その我慢の方向性ももしかしたら見当違いだったかもしれない。
でもそのことについて議論する気が相手に無さそうだったので、そのままにしています。
これも恋愛ではなく友人だからこその距離感。
人によっては恋愛でも友人でも、ここで何も聞かず、言わずに手を引く人が多いかも知れませんが、私には恋愛だったらそうは出来ませんでした。
こんな風に人は相手によって自分の価値観や態度が変わることもある。
最近問題視されているSNSでの誹謗中傷、ストーカー事件も、こういう距離感と相手との関係性のバランスが崩れることによって起こるんだろうなぁ、と最近思います。
今日Twitterで見かけた炎上は、それはそれは酷いものでした…
匿名だから、というか、顔が見えない、相手のバックボーンをよく知らないからこそ、ひどい言葉を高校生に向かって投げつける大人がいることには、本当にショックを受けたわぁ…
どうしてそんな酷いこと他人に言えるんだろう…と思ってしまいますが、それこそ「顔が見えない、知らない人だから」なんでしょうね。
敢えて炎上狙いなのか、通行人同士のトラブルがネットニュースに取り上げられるようになり、小さな子供を蹴る男女の大人のニュースもよく見かけます。
「もう二度と会わないかもしれない他人だから、酷いことが出来る」
という心理は、とても冷酷で自分勝手。
でもよく知っていたはずの人にストーカー行為をするのは
「この人を失うかもしれない怖さを抱えるくらいなら、無理矢理しがみつきたい」とか
「相手の意志ではなく、自分の意志で関係を終わらせたい」みたいなことから生まれるのかも?
第三者から見ればめちゃくちゃ自分勝手なのですが、被害者意識で目いっぱいな状態になっている時は、自分のことは「加害者」ではなく「被害者」と思ってしまうもの。
そういう状態の人に「悪いのはあなた!」と他人が上から目線で怒っても、相手には何も響かないんだろうなぁ、とは思います。
「私は、俺は被害者なのに、なんでこれ以上文句言われなきゃいけないんだ!
なんで自分ばっかり我慢しなきゃいけないんだ!」
ってなるんだろうな、というのが私の推論です。
もう長らく片思いとかしてない身からすると、もうあの恋愛で傷付くというか、我を失って無駄に傷付く、傷付けるようなことは、したくないなぁ。
個人的には、私はある程度距離感のある相手とやり取りをするのが、一番穏やかなのかもなぁと思い始めています。
上っ面で人と関わるタイプではないので、本音で話していきたいけれど、
「これ以上は親族でも踏み込んではダメ」
な線引は越えないようにしたい!
以前はその線引を見極めることさえ、不誠実のように感じていた時期もあったのですが…「自分の心に正直が一番」と思ってたし。
この年齢になって今更気付く?という感じですが、実際には私と同年齢、それ以上でも、SNSで誹謗中傷をしたり、ストーカーになる人は後を絶ちません。
その理由は、「○○をしてはダメ」というのを知らないからではなく、自分の言動が加害者の行為だという自覚が無いのが原因。
そして、そういう思考回路になっている原因を冷静な第三者が見極め、依存させずに改善していくのが良い、のだろうけど…
そもそも「改善」ということ自体が「他人に迷惑をかけない人になる」ということでもあり…
と考え出すと、心理というのは難しいですね。
「他人に迷惑をかけない人になりたい」と子供の頃から目指して生きている人は少ないでしょうし。
私の今の理想は、新型コロナウイルスに感染して他人に迷惑をかけず、そして自称被害者になって加害者としてトラブルを起こさず、平穏に楽しく安心して暮らせるようになること、です。
もうそこに配偶者とかは、いてもいなくてもどっちでも良い…
誰かと一緒にいることで穏やかになれるなら、そういう人と出会いたい。
そういう人と出会えないことにイライラしたり、出会えたと思ったのにうまくいかなくてイライラしたり…とするくらいなら、一人でも良い。
恋人でも夫でも友人でも、一緒にいて居心地が良いと思える距離感、無理しない気の遣い方を出来る関係性を築ける人になりたいな…
と、この年齢になってもまだ考えるんだなぁ〜というのは、若い頃には考えなかった価値観でした。
現時点で他人にイライラしている人は、どうしてそう思うのか、その気持ちを緩和するために、相手を変えられるのか?変えられないのか?の見極めがうまくできるようになれば、何か変わるのでしょうか?
どうも最近、こういう人のイライラを敢えて炎上商法に使っているマスコミも見かけるため、人の感情ってこれからビジネスのメインにより一層なるんじゃないかなぁ、とぼんやり考えています。
ま、ブロガーにはだからって、何が出来るでもないのですが…