メインブログにも書きましたが、以前からずっと悩んでいた自称バリバリのリベラル、な友人に「左は嫌い」とハッキリ伝えました。
その後「左が嫌いなら右なのか」とか言われた愚痴は昨日書いたけど、その後も少しこれまでの会話内であった内容について、個々に思うことを伝えあったのですが…
結局「価値観が違い過ぎて、へぇ…としか言葉がない」とお互い言って終わりに…
私はブロガー目線で、政治に関して興味を持ったり、左右だかリベラルだかカテゴライズはよく分からないけど、罵詈雑言を匿名で浴びせ合う人、ネットニュースを見ています。
個人的にはレジ袋有料化とか、点字ブロックの構造とか、セクハラとかモラハラとか差別とか、気になることはたくさんあるし、それには政治も絡んでる話だと思う。
けど、そういう内容がSNSで言い合いになるのも、主義主張をする政治家も、ほとんど見かけません。
友人は「元総理は犯罪者だ」とか「左とはこういう主義主張で、裾野を広げてる」とか「理不尽なことには強い言葉で抗議しなければ」という価値観だけど、それは私には興味が無いことであり、そして暴言のような批判の声を聞かされてもストレスでしかありませんでした。
友人としては「そちらも、たまに政治の話を振ってきたから興味があるのかと思ってた」と言うのですが、彼女が想像している「興味の持ち方」では無かったんだと思います。
そして、私の興味の持ち方は、彼女からしたら「政治に無関心」となるのでしょう。
その理屈が、私には理解が出来ません。
以前私が「アベノマスク、届いた?」と聞いたことさえ「爆弾をぶっこんで来たな」と感じたと言われたのですが…え、そんなセンシティブな話題?
Twitterでめちゃくちゃトレンド入りしていて、批判の声が多かったのは知っていますが、私は「届いたなら使おう」くらいにしか思っていず、むしろ「うちの区は届くの遅すぎだけど、自治体ヤバくない?」の方が気になってました。(アベノマスクも給付金も、他の区に住む友人たちより1ヶ月近く遅かったので…)
友人が「アベノマスク許せない、燃やしたい」と言っていた時には「Twitterとか匿名掲示板で見かけるようなことを、自分の友達が言うなんて…!」と衝撃を受けました。
このことはブログに書いたり、他の友人や同僚に話したけど
「お友達…なんかスゴイね…」
と失笑されたくらいで、彼女に同意する声は聞きませんでした。
皆んなが内心どう思っていたかは分かりませんが、友人が普段読んでいる同士のツイートなどでは同様の怒りが多く、それが「普通」という感覚なんだろうなぁ…めんどくさ…と思っていたのが私の本音です。
どうして「政治を語る」が「与党を罵倒する」になるのか、全然わかんない。
アレは嫌、コレはダメ、と文句ばかり言ってるけど、理想としている社会は「稼げる人が自分たち貧乏人にお金を払うべきだ」という価値観にしか見えない。
だから、左が嫌い。
そういう今まで我慢して言わずにいたことも、あくまでも私個人の意見として友人には伝えました。
「左右どちらも嫌いだけど、政治に関心がないわけじゃない。そういう人の受け皿となる党が今の日本には無く、でもそういう層が日本人の大半を占めている」、という説を昼間見かけたのですが、「それな」と思ってます。
正直、今の「右」がどういう人を指すのかわかりません。
パクヨとかネトウヨとかいう単語はよく見かけるけど、これは政治の話ではなくヘイトっぽいし。
自民党を支持する、与党を支持することが右なら、私は右では無いけどなぁ。
でも天皇陛下は、日本の歴史という観点で、中二病的なストーリーがあってオタク的には好き。
愛子さんが天皇になれば良いのに、イギリスだってエリザベス女王がいるんだし、と個人的には思いますが、それを言うと
「女性天皇と女系天皇は別物だ、馬鹿め」
とかいう声がネットで挙がるのは知っています。
先日他の友人とその上司さんと話したとき「蓮舫議員の二重国籍は問題か否か」が議題にあがり、私は「台湾は元々日本の植民地だったし、実際に知人で日本と台湾両方の国籍を持っている人がいるので、別に気にならない」と言ったらめっちゃ批判されましたが、何度理屈を聞いても納得はできませんでした。
「日本国憲法で決まっていることなんだから、守らないとダメじゃん」とか「世界でそういうルールになっているんだから」と言われたけど、私が読んだ文献では「台湾は独自の国でいようとしている」のであれば、それで良いのになぁ、と思ってしまう私は、勉強が足りないんでしょうが…
でもそれ以上調べる気も無いのが本音。
ちゃんと調べたり勉強しなきゃ、政治に意見を言ってはいけない。
そういう空気は変だなと思います。
「日本人は何故政治の話を嫌がるのか?芸能人が政治的発言をすると何故叩かれるのか?」
というのをテーマにした記事やブログもいくつか読みましたが、納得できるものは今のところ見つかっていません。
ワイドショーの会話書き起こしとか読んだけど、それはそもそも「芸能人が与党批判をすると叩かれる」というのを前提にされていたため、私が気になっている「自分と意見が真逆だった時に嫌だから」というのとは論点が違うかなぁ。
私なりに色々と調べ、世間の反応を見て、もう自分の中にある程度の基準が出来ているし、逆の意見をわざわざ聞いて理解し合おうとまで思わない。
大勢でつるみたいわけじゃないし。
マーケティングの基礎の目線で考えたら、「トーンポリシングだ!」とか他者の発言を否定し合ってるのとか、時間の無駄でしか無いなと思うけど、もうそもそもそんなのに関わりたくない…
ああ、それが逃げだの体制派だの無関心層だとと思うなら、好きにするがいいさ!
と、溜め込んでいた愚痴を、長くなりすぎないように、不要に怒りを買わないように、友人を傷付けないように…と考え考え文章をLINEで打つのは、それはそれは…疲れました…
ああ…一方的に不平不満を言われるのに耐えるのも辛かったけど、価値観が真逆と分かってる相手に思っていることを伝えるのも辛いよ…
ネットで検索すると、同じように友人間で政治の価値観が違ってトラブルになった人の体験談がたくさん出てきます。
だから「親しい人でも政治の話をしないのが無難」となっているのに対して「日本人は他人とぶつかることに消極的なのがダメだ」と言われる…
いやいや、何で仕事以外に政治でまで、しかも友人とまでぶつかり合わなきゃなんないのさ。
平和的に相違の価値観を話せるなら、話したいよ、こっちだって。
私の性格上、本来なら他人とぶつかることに消極的ではないどころか、好戦的だわ。
それでも相手や自身を尊重するために、我慢してぶつかり合わないようにすることを「遅れている、だから日本はダメ」と言う人には、
「そういう他者を卑下する物言いが、余計に事態を悪くすると気付けや!
罵り合わずに建設的に話せるよう、否定からではなく前向きな提案をしろよ!」
と思う程度に、私は私なりに思うこと、あるんだけどなぁ。
ということで、長い付き合いの友人でさえ、価値観が違うと判明していても「我慢する」「本音を話す」はどちらも疲れると、よくよく分かりました…
もうこの年齢になると、お互いそれぞれ価値観も固まってきてるしねぇ…
「自称リベラルの友人は、沸点が低すぎてどこに地雷が埋まってるのか分からず、そんなだと日常生活の話も話題選びに困るんですけど?」と言いたいけど…そこはまだ言わない方が良いタイミングかな?と思って我慢しました。
中村倫也と田中圭のドラクエウォークのCMさえ、友人の中では政権批判の火種になっちゃってた時には、本当にもうどうして良いのか分からなかったよ…
兄弟愛の話なのに、もっと深読みして政権批判までするのが、本当に正しいことなのかい?
今回私は「その話題には興味がないどころか、むしろ嫌い」と言う、という経験をしました。
これまでの人生で、ここまでハッキリと言ったのは初めてに近いか、腹立たしい過去になったので忘れているのでしょう…
結果「疲れる」しか感想はござません…
いつかまた、もしも恋をすることがあったとしたら…その人がド左とか差別主義者じゃないことを願うばかりです…