私は最近はLGBTQ+と書くようにしているけど、マスコミや世間はまだLGBTと言っているので、タイトルだけLGBTにしました。
まぁ他にも色んな呼び方があって、私もそこまで詳しくないのですが、エズラ・ミラーとかクィアを自称している俳優さんも増えてきているので、とりあえずそこに合わせると+を付けることになる、のかな?
エズラは元々そういうジェンダー的に少数派とされている役も演じてきていますね。
再度ググって調べてみたけど、QはQueerの頭文字かと思っていたら、Questioningなんですね。
あと他のアセクシュアルとかが+に入るみたい。
昨夜から橋本愛が一度投稿し、謝罪して削除したもののスクショがTwitterで出回り、賛同しますハッシュタグがトレンド入りしていました。
私はこの件に関しては、白黒ハッキリと発言することは出来ません。
LGBT法案で賛否両論になってるのもチラホラ見てはいますが、その手の話はTwitterだと差別発言も大量に混ざって出てくるから、見ていても不愉快になってしまうかなぁ。
私の中では、「差別じゃなく区別!差別だとしても、それも多様性として認めるべき!」みたいな発言をSNSでする人は
「自分は正しく、そして多数派だ」
と思い込んでいる上に、対話できる相手では無いと思っているから、見て見ぬふりをしつつ、内心
「無自覚に他人を傷付けて笑う、変な奴ら」
とカテゴライズしています。
橋本愛の発言自体は、そういう意見もあるよね、なのだけど、それに賛同するフリして配慮無い発言する人が大量にツイートしている状況は「気持ち悪いなぁ」と思いました。
橋本愛自身は、かなり配慮した言葉選びをしていたのに、何故それに賛同する人の中には攻撃的な差別主義者も混ざってしまうんだろう…
チラッと見た時
「私の周囲にはレズビアンもゲイもトランスジェンダーもいない!少数派に配慮する必要は無い」
的なツイートが目に入ってしまい、驚きました。
それ、あなたに友達がいないか、あなたにカミングアウトしたら嫌がられると思って、相手が言わなかっただけでは?
大して友達がいない私でも、これまで5人以上出会ってきてるのだけど。
そういえば、その内の1人からカミングアウトされた時
「あなたなら、偏見を持たなそうだから」
と言われたっけ。
まぁ腐女子なのもあるし、身近に何人かいたから、私は彼らを少数派だとか、全員同じ価値観でアレコレ要求し続けてくる集団、と思い込んでいる人の発言には、全く共感出来ません。
皆んなそれぞれ価値観違う人たちだし。
トランスジェンダーだと、元彼の友人がそうでした。(角刈りで男っぽい見た目のトラック運転手だけど、元々は女性)
元彼達男性は、その人のことを「気の合う男友達」という風に接していたし、女友達は「男心も女心も分かって相談に乗ってくれる、優しい包容力のある人」として認識していて、
「へー、美術系以外でも、こんな風に普通に受け入れてる男性もいるんだなぁ」
と思ったのを覚えています。
私が元彼に振られて落ち込んでいる時には、過去の自身の失恋話をしながら慰めてくれたりもしました。
その人が温泉や銭湯に行くとしたら、女湯か男湯かどちらに入るべきか?
それは、私は本人から希望を聞いたことが無いから分かりません。
その手の話題で唯一聞いたことがあるのは
「友達グループ内の女性が好きだけど、告白出来ない。
このままもし皆んなで温泉旅行することになったら、彼女は私と一緒に温泉に入るのを嫌がるかな?」
と女友達から悩みを打ち明けられた、という話をされたことくらいです。
私は個人的には、自分を性的対象として見られていないなら、もう中年だし良いか、と思うくらい。
元が男性のトランスジェンダーの場合は、どうかなぁ…
友達同士で入る分には良いけど、集団浴場なら元々混浴のところに行くか、貸切を使うのが無難だと思うと言うと思います。
私が全ての男性を恋愛対象として見ないように、彼らにも好みというものがある。
性自認の悪用を気にする人もいるようですが、それはまた別の詐欺みたいな事件の話であって、LGBT法案の中の「差別は許されない」の次の段階の話だと思っています。
そもそも、今のTwitterを見ても分かるように「気持ち悪い」とか平気で書けちゃう人らがいるのが問題なのでは。
ただ、その他の人と対話をしても、実体験が無いからか妄想で白黒判断しようとしていて、個々人に対してどう思われるか考えていなさそうだなぁと思ってしまいます。
私としてはやはり、自分が知ってる人を不要に傷付けられたくはありませんね。
「きのう何食べた?」でも、シロさんは職場でカミングアウトしていないし、周囲から笑い者扱いされるエピソードもありました。
心の中でどう思うかは自由だけど、わざわざ相手に分かるように揶揄するのが差別だと思うので、それさえ「自由」と言われたら「はぁ?」となります。
生産性=出産
というだけの価値観で見ないなら、恋愛も結婚もしていない独身中年より、LGBTQ+の方々には生産性がある、というのが私見ですね。
最近だとアメリカ人女性の友達がレズビアンで、
「マッチングアプリで知り合った人たちとデートしたりするようになった」
という話を先日聞きました。
ただ2回会った人は思考がネガティブで、本人も自称ペシミストだそうで
「次は無いかな、と思ってます…」と言うから
「その手の人は確かに面倒くさいねー」
と言いました。
彼女の好みを聞いてみたら
「好奇心旺盛で、あちこち出掛けて話すのが好きで、化粧っ気の無いタイプの女性」
だそうです。
「何か、私の脳内イメージだと、ヒッピー系の人の姿が浮かぶけど」と言ったら
「ヒッピー系、好きです!」と言ってましたが、私の脳内ではヒッピー系は奔放そうなラベリングもあるかなぁ。
部屋に篭ってる私より、外でデートしてる彼女の方が、経済を回しています。
アメリカでもまだまだ差別はあるそうですが、親と好みのタイプについてよく話したりするそうで、そういう話は微笑ましいですね。(彼女の親もヒッピー系らしいです)
一度お母さんとは画面越しに話したことあるけど、家族仲良くて楽しそうでした。
カミングアウト出来ない、と言う人とも、普通にカミングアウトしている人も話してきたけど、海外がー、とかではなく、日本人でも人それぞれ違っていて、
「もし職場でバレたら、退職するようし向けられるんじゃないか?」
と怯えていた人も身近にいました。
私は「そんなことしたら、会社の方が法的に問題あるから、あり得ないことでしょ」と言ったけど、そう思わない人もいるみたいですね。
LGBTQ+を悪用しようとする人には、まだ会ったことがありません。
そういう事件がチラホラあったとしても、それは別問題の話だから、と思うけど、まぁ一部にはアレコレと男女間以上の特別待遇を望む集団がいるのかもしれない。
一橋大学のアウティングの話の時は、ちょっと本人達が特別待遇望みすぎでは?と思ったし。
一橋大学のゲイ暴露転落事件には、報道の偏りがある気がします - このブログのこと
私が出会って来た方々は、そういう人では無かったかなぁ。
だからこそ、色んな人がいるよね、と思います。
何にせよ、お仲間達と集まって交流持ったりしてるのは、1人で過ごすだけの時間しか無いよりは有意義なことも多いでしょう。
LGBTQ+はそれぞれのカテゴリ間での交流はあまり無いそうですが。(クィア アイの受け売り)
私自身はLGBTQ+に該当しません。
今やもう、自分が男でも女でもどちらでも良いくらいの感覚です。
だから、女だからと上から目線でトランスジェンダーの男性を庇護する気もありません。
女子トイレは個室だから入られても気にしないけど、それさえ悪用出来ると思ってる女性もいるようですね。
いや、なら女同士だって、金目当てで隠しカメラ設置して売るヤツもいるんじゃない?
性悪説で考えるなら、異性でも同性でも悪いことする人はいる。
そういう色んなケースを考えた上で発言するには、Twitterは文字数が少な過ぎますね。
だからこそ、差別的な言葉も出回りやすい。
あくまでもLGBTQ+は恋愛対象への嗜好の話であり、それを理由に差別するのは変だよね、としか思いません。
ダメンズ好きな女でも、見た目だけで性格悪い地雷女が好きな男でも、皆んな本人と面識無いまま聞こえるように差別はしなくないですかね?
そういう人の隣人になりたくない、とか言うかな?
不特定多数の恋愛相手が出入りしまくり、騒いでる人が隣人なら嫌だけど、それは騒音問題として嫌って話だし。
基本的に、私が出会った性的マイノリティとされる人たちは、嗜好以外は何も違いはありませんでした。
気が合えば仲良くするし、気が合わなければ話が続かない、というのは、異性愛者と同じことです。
気の合わない同僚より、気の合うLGBTQ+の人がいたら、そちらと仲良くする。
その逆もあるでしょう。
何にせよ、今の私より、このカテゴライズについて考え、行動している人の方が、生産性はあるよねと思います。
私はもう、生産的なことは仕事くらいなもんですからね。
つらつら書いてもアレですが、独身中年で馬鹿にされやすい身としては、そういうラベリングをするのが楽なのは分かるけど、言葉を選ぼうぜ、と言いたいです。
この記事内で私もヒッピーをラベリングしてますけどね。
それは、私の友人のヒッピー系がそうだったから、です。
東南アジア旅行で出会った相手と関係持ったりとかしてたなぁ。
本気なら良いけど、ノリでしてたのもいたし。
それもまぁ個人の自由ですけどね。
自分に迷惑がかかっていないことにまで、あーだこーだと妄想してキレ散らかすよりは、まぁちょっと落ち着いてマンガでも読んだら?と思います。