復縁失敗後の40代独身女性のための元気レシピ

今でも忘れられない、復縁した元彼。でも連絡は完全無視されていて辛い…そんなアラフォー女性が元気になれる方法を実体験を元にお伝えします!

八木勇征を見て思う「他人に期待してはダメ」という一般論

大人になる、特に中高年になってきて、縁が途切れた人、こっちから切ったり切られたり、が若い頃以上に切実になってくると共に、「どうせ縁は切れるもの」と諦観するようになってきました。

知り合って、一気にガーっと仲良くなって毎日連絡取るくらいだった人でも、1〜2年くらいで「合わないな」という面が見えてきて途絶えたり、が多いかなぁ。

むしろ、「コレは思い切り話せるけど、ココまでという線引きがあり、踏み込み過ぎず気遣いのし合いが残る人」の方が長く続いているな、と最近思います。

特に今は、学生時代の友人と途絶えた分、外国人の子と話す機会が増えたのもありますね。

他に連絡を取り合っているのは、以前いた職場の人たち。

 

昨日は久々に2個前の職場で親しくなった人を誘って伝統芸能を観に行き(もらった招待チケットがあったので)、4個前の職場で出会って連絡取り続けてる人らとLINEのやり取りをしていました。

仕事で知り合っているから、私は本音は言うけど敬語で話していたり、やはりキツく言い過ぎないよう配慮したり、褒めるようにしたり、自分を下げたり、とかはします。

私が長く連絡を取り続ける人は、穏やかで優しく、社交辞令で壁を作らないタイプの人ばかり。

自分と似た、好き嫌いがハッキリしているタイプ、とか、根本的な倫理観が合わない人とは、最初は気が合うと思っても徐々に途切れていきます。

で、残った人間関係の中で「マンガやアニメの話ならこの人」、「日々のことを話すならこの人」、「仕事関係の話ならこの人」とか、それぞれの得意分野に合わせてやり取りする感じ。

 

若い頃と比べると、私は職場の愚痴を他の人に聞いてもらうことはグッと減りました。

何かもう、プライベートでも思い出してイライラする時間がもったいない、というか疲れるから…

でもそういう過去も含めて全部把握し合っている関係性が長く続いている人には「羨ましいなぁ」と思いますね。

私はもう、幼馴染も縁が切れてますし。

実家が引っ越しているから、基本的に上京してから知り合った人しかいません。

「楽しいことを共有し合える」という相手なら、既婚未婚、性別や年齢差関係なく続いてる、かな。

特にオタクトーク出来る人だと続きやすいけど、「今ハマってるコレの話だけ合う」だと途切れがち。

だからB'zファン友達もいませんし、積極的に作る気はありません。

同担拒否な部分もあるし…

「私はコレが今好き、ハマってる」

と話すのを聞いてくれて、向こうがハマってるものを聞いて

「それ面白そう!私もチェックしてみるね」

と情報交換し合えるくらいの間柄が居心地良いなぁ。

と思った後に

「私はもう、1人と深い関係になることは『怖い』と思ってるんだな」

と気付きました。

依存心が強くて、それを面倒がられた過去が色々あるからですね。

あと「都合のいい時だけ利用している、されている」とお互いに思っているのが分かると、結構なストレス…

 

そういうことは前々からうっすら考えていましたが、今回書こうと思ったのは、最近若手イケメン八木勇征にハマり出したからです。

彼の存在を教えてくれたのは、たまにオタトークをする同僚。

その人が「美しい彼」にハマっている、と言っていて、チェックしてみたら私もどハマりしたのです。

新田真剣佑から乗り換えたのか、レベルでハマっていますが、教えてくれた同僚とはハマり方が違っていて、あちらはあくまでも「美しい彼」が好き。

私は八木勇征自体にハマったので、チェックしている部分もテンションも違います。

また、この同僚は「あくまでも、職場の人」という境界線を保つタイプなので、プライベートで遊んだりもしません。

なので1人で八木勇征を調べ、ブログに書いたり、他の友達にオススメ、というか熱量こもった話を聞いてもらっている状態。

私はいつもこんな風にガーっと何かにハマるため、友達たちに

「よく新しい情報を追い続けていけてるよねぇ」

と言われるのですが、オタクってそういうものだからっ。

 

八木勇征は、「美しい彼」の時の役と、グループのFANTASTICSのメンバーで話している時では、全くキャラが違います。

男口調というかオラオラ系で話す時と、可愛い系で話す時でも、キャラを使い分けているんですね。

「怒鳴ったり、怒ったりしたことがない。

自分のせいで場の空気が悪くなったり、どう思われているか気にするのがストレスになるから、それよりも自分が我慢した方が楽」

と言っているのを読んで、「あー東京出身の子らしいなぁ」と思いました。

田舎と違って、人の出入りの激しい東京だと、「来るものは拒まず、去るものは追わず」というだけでなく、「来るものや去るものを選別する」という機会が子供の頃から多いと思います。

その分「この人とはここまで」の線引きが厳しい!

私に関しては、ですが、

「こちらから社交的に接して、相手の反応を見てから切る、切らないを決める」

ということが多いかなぁ。

若い頃と変わったのは、「あぁ、コレはもう続かないサイン」という反応が見えたら、速攻で引くところです。

昔なら何とか改善出来ないか?私が変われば良いのか?相手が変わる余地はあるのか?を考えたかな。

偶にしたり顔で「他人に期待したらダメ」と言うことを教訓のように言ってくる人がいますが、これは一般論の上澄みであって、解釈は何パターンにも分かれます。

ちなみにこれを上から目線で言う人って、他人との関係性の線引きが結構シビアだから、アッサリと距離を置いてきたりするし、話し合う余地も無い人が多いイメージ。

 

ファンのツイートとか色々見てると、それぞれ萌えている部分、期待している部分、彼はこうすべきと理想を押し付けてる部分、とか見えてきて、

「おっと…面倒くさいな…こういうの全部受取めるのキツいだろうな」

と思います。

新田真剣佑にハマっていた時もそういうの見かけてたけど、もっとそれが強い感じかなぁ。

そういうのに対して「ここではこれが求められているな」とか「ここでこのやり方をしたら、他のメンバーとの空気を乱すな」という判断を臨機応変にやっているっぽく見えるので、偏差値という意味ではない器用さと賢さは感じますね。

「自分を良く見せよう」

ということに対して、あくまでもビジネスと割り切ってスイッチを切り替えているし、それが冷たく見えないよう配慮していそう。

 

ちなみに、それはそれで大人としてとても好感度が高いけど、身近にいたら「上辺だけ仲良くしたいタイプ」と判断します。

私も親しい友人とはオラオラ系の口調で話すタイプ(九州弁でさえ、出身者から「そんな話し方するの土方の兄ちゃんレベルですよ…」と引かれた…)なのですが、でも長く続いている間柄全ての人にそう接するわけではなく、相手によって使い分けてはいます。

だから「人によって態度を変えすぎ」と非難されることもあるけど、「そんなの相手によって、誰でも変えてるじゃん?そう言うあなたも相手によって優しくしたりパワハラしたり切り替えてるのに、他人にだけ求めるのは矛盾してるって自覚ないの⁉︎」と思いますね。

私は自分に嘘をつくのがストレスになるし、空気読むために大人数の心情を汲み取ろうと気を張るのが疲れるから、そもそももう「他人の為に我慢する」が出来ること自体すごいと思う…けど、「喧嘩する気力がもう無い」という見方では「怒鳴ったり怒ったりしない」は理解出来ます。

私はそれをあまりポジティブには受け止めていず、あくまでも自分のメンタルのために壁を作る方法、と思っているから、目の前でそれをやられたら「この人には何か期待しない方が楽そう」という目で見る、かなぁ。

 

とは言え前述の、私が長年付き合いを続けている人たちも「怒鳴ったり怒ったりしないタイプ」です。

でも、本心を隠すわけではないし、意見が合わない発言を私がしても「そうか、そういう考え方もあるんだね、面白いね」と受け止めるタイプ。

優しいー。

だからこちらも言葉を選ぶし、嘘吐かずに良い関係性は残したいなと思うけど、「どこかで縁が途切れても仕方ない」という諦めも常に残しています。

こちらから連絡もするし、あちらからも連絡も来る、というのが続いているから、というのもあるかな。

「いつもこっちから連絡してるな」

と思ったら、やなり連絡しなくなります。

友人で「自分からは連絡しないタイプだから」を公言してる人がいるけど、それは彼女が美人で人気者だから出来ること。

きっと八木勇征も、仕事でもプラベでも人気があるから他人に期待せず、他人を気遣い、自分のペースも守れるんだろうな、と羨ましい… 

 

凡人にはそれが出来ないし、関わる人の数も限られていて、その上で「普通こうするもの」を他人に期待していると、生きづらくなりますね。

自分が出来ていないことを他人に求める人、で社会はほぼ構成されているから。

まぁ私もまだまだ人間というものはよく分からないし、自分の性質を全て把握しているわけじゃないけど、若い頃よりは「嫌なことから逃げながら、好きなものを残す」という方法は考えてきたかなと思います。

「寂しいな」と思う時ももちろん大量にあるけど、「楽だな」と思うこともある。

なんだかんだ言っても、「友達0人」にはまだなっていないのは、穏やかで誠実なタイプの知人と出会えてきて、その関係がまだ残っているお陰です。

自分と似た性質の人とは、続きませんねー。

新たな推しが出来たことで、また改めて自分を見つめる機会となりました。

若い子は「推しを見習おう!」と目標にするのも良いと思うし、大人以上は「あくまでも癒し」として鑑賞するのが良いのでしょうけど、推しにまで「期待」を押し付けてしまうとストレスになるな、というのも推し活で学ばせて頂きました。

今の私にとって、推し活は最新情報収集とコミュニケーションのためのツール、かな。

昨日会った元同僚の20代前半の娘さんは、社会不安や無欲さでもう何年も引き篭もりになってしまっています。

「何か推しが出来たら良いのにね」

と親と私は思っているけど、好きなものはあるけど、行動して傷付くのが嫌みたい。

そういう子の気持ちを明るくさせる、未来を楽しみにさせるために、Z世代に人気の八木勇征には今後も頑張って頂きたいなと思います。

昔の私なら「リア充脳筋の価値観、共感できねー」で終わってたような発言を聞いて、「なるほどねぇ」と思えるようになったな、という変化を私は気付かせてもらえた、かな?