メインブログに書きましたが、大好きなB'z稲葉浩志さんの実家に行ってきました。
「この家で、この街で、私の大好きな人が生まれ育ったんだなぁ」と思うと、何度も涙が出てきそうになりました。
写真は稲葉さんの実家の目の前にある神社の階段から見下ろした街並みです。
お母さんや店員さんたちから、たくさんお話を聞くことができました。
ご興味ある方はこちらからぜひ。
で、お母さんから子供の頃の稲葉さんの話を聞いたり、街を歩いたりしながら、何度かふと
「稲葉さんの歩いた道を歩いても、どんなに彼の輪郭を辿っても、現実としては稲葉さんはずっとずっと遠い存在だなぁ」
としみじみしてしまいました。
側にいて笑い合える存在じゃないから、遠くから幸せを願えるんだなぁって。
まぁ芸能人だから当たり前なんですが、でも、もう会えない元彼とか、片思いから振られた相手とかも、遠くにいるからこそ、好きな気持ちだけ残して相手の幸せを願えるなぁ。
中途半端に側にいて、期待してしまったり、その期待が外れてしまったり、他の女性と幸せにしている姿を見せつけられると、相手の幸せなんて心から願えない気がします。
今回、旅行中にイケメン君から連絡が来ないかな?と思うタイミングがあったのですが、当然ながら来ませんでした。で、
「彼は私のことを喜ばせたいって思ってないんだなぁ。
あんなに頑張って優しくしたり、楽しく笑い合ったりしたのに、私はその程度の存在なんだなぁ」
と思ったら、何も期待しないでいられる芸能人を好きでいる方が、よっぽど傷付かなくて楽しいじゃないか、と思ってしまいました。
結局私は身近に好きな人がいても、過去に好き合っていた人がいても、現時点では彼らは私を喜ばせたいって思っていない。
それでも自分は好きだから、両思いじゃなくても、私のために何もしてくれなくても、好きでいられるだけ幸せ、なんて、私は思えません。
「あ、これ彼に似合いそうだからお土産にしたいな」と思っても
「いや、私からお土産もらっても負担に思うかもしれないし、それにお返しに何か用意しようとも思ってくれないもんな。
お返しを用意したら私が脈アリだと期待するんじゃないかって思って、私が喜ぶことしてくれないもんな」
と思うと、本当につまらない気持ちになりました。
ライブで稲葉さんがいつも
「元気で!また会いましょう!」
って言ってくれるけど、その程度の言葉さえ言ってくれない人のことを好きでい続けるのは虚しいです。
稲葉さんのお母さんが帰りにお土産として飲むゼリーをくれて、
「また来てね」
と言ってくれました。そんな風に人から優しく言ってもらえると、私が過去に好きだった男性の存在って、今も未来も何の喜びも生み出さないものなんだなー、なんて思ってしまいました。
稲葉さんは、地元やお母さんのことをとても好きで、大事に想っていることがよく分かりました。
でももう稲葉さんは、あの街に住むことは無い。
年に何度か帰省をしても、もうあそこは稲葉さんが過去に過ごした思い出の土地。
確かに稲葉さんはあの街から生まれたけれど、でも今のあの地位を築き上げた実力は、稲葉さんが横浜や東京で暮らしながら身に付けたもの。
過去はとても大事なものだけど、でも今から未来に繋がる、無くてはならないものでは無い。
あの過去があったから今の自分はあるけれど、未来の自分を作るのはこれからの自分。
過去は過去として思えるからこそ、懐かしく思い出せる。
近くにいたら鬱陶しい親も、離れていたら幸せを願えたりするものかもしれない。
そして、今この時にお互いの幸せを願いあって、お互いを喜ばせ合うことが出来ない人のことを考えて、悲しくなったり虚しくなったりするのって、なんなんだろ?
頑張ることと、我慢をすることは別物。
なのにいつの間にか、頑張って我慢していたな。変なの。
何で幸せになる為に頑張るんじゃなくて、願望や苛立ちや虚しさを押し殺すことを頑張ってたんだろ?
ちゃんと過去は過去として笑顔で見送って、今からの幸せの為に、前向きに頑張って生きていきたいな。
と、そんなポエムみたいなことを考えた旅でした。
大好きな人の笑顔を見る為に、自分も笑顔でいる為に頑張っていきたいものですね。
しかし、そんな旅先に男友達からLINEが来たのですが、前はお互いに片思いの話をして盛り上がってはいたのですが、今は私はイケメン君のことはなるべく考えたくないのに、
「最近イケメン君の話しないねー
まー考えても仕方ないか。
俺は期待しちゃダメだと思いつつも、一緒にごはん行ったりするとグラっとなりそうになってさー」
とか書かれてて、ちょーウザいです。
この男友達です。
いや、お前の好きな子は彼氏がいるどころか、業界ノリの金持ってる男としか絶対付き合わないから!
てか告白もしないまま友達付き合いして、この先どうするつもり?虚しくないの?
と返すのも面倒になってしまった私は、とても心が狭いですねー。
しかし振られたの知ってて、何でわざわざ話題振ってくんのかなー。
こちらから話題にするならともかく、傷口に塩を塗るなやー。
早く乗り越える為に、女友達にも今回振られた話はしてないのになぁ。
いつまでも失恋のことをグチグチ言うのはブログの中だけにしておきたいのですよ。
って、散々今まで話してた男友達を急に邪険にしてしまった私は、身勝手ですが、ま、仕方ないかな?と思ってしまうのでした。