復縁失敗後の40代独身女性のための元気レシピ

今でも忘れられない、復縁した元彼。でも連絡は完全無視されていて辛い…そんなアラフォー女性が元気になれる方法を実体験を元にお伝えします!

アラフォーなのに乙女ちっくな行動は、誰にも言えない

その後結局、元彼と元彼の友達から返信はありません。
でもそれは分かっていたことなので、特に辛くも寂しくもありません。
単にメールした時は、一時的に恋しくなっただけです。
私は私で、イケ魚を見て笑ったり、満島ひかりちゃんの舞台を楽しんだり、仕事したりと、それなりに楽しく暮らしています。

 

脳内は常に恋や孤独感でいっぱい、なんて時もあるけど、日常生活は普通に送っています。
ホントはもっと、出会いに繋がる行動をした方がいいのかもしれませんが…

 

でも、私の財布の中には、以前鈴木さんから受け取った一万円札がまだ入っています。

これは飲み会の時に、私が鈴木さんから差し出されたお金を受け取らなかったら、彼が私の鞄の中に突っ込んできたお札です。

もう半年近く経つのに、まだ私はそのお札を使っていません。

 

いざという時の為に、この一万円札は財布に入れておこう、

そんな大義名分を自分の心の中で唱えて、名刺を入れているポケットにしまってある一万円札は、でもやはり使う気になれなくて、いざという時でもお金をおろしに行ってしまっています。

まさか鈴木さんは、そんな風に取っておかれてるなんて思いもしないことでしょうね。

 

好きな人からもらった物でも、所詮物は物。

そう思うのに、私はついつい取っておきたくなる、乙女ちっくなところがあります。

過去に好きになった男性たちの物でも、我が家で灰皿がわりに使ったツナ缶とか、部屋に置いていったシャツとか、なかなか捨てられずにいました。

まぁ今はどれも捨ててますが。

やはり、もう好きじゃなくなった時や、いい加減思いを断ちたい時に捨ててきました。

 

鈴木さんにまつわるものも、いくつか捨ててきています。

でもやっぱり捨てる時に、寂しい気持ちになりました。

この一万円札を使う時は、どんなタイミングで、どんなことを思っている時になるのかな?

 

こうやって書くと、私はセンチメンタルな乙女ちっくな気持ちなのですが、はたから見たら面倒くさい怖い感じなんでしょうねー。

乙女ちっくな人間は、本人は健気なつもりでも、両思いじゃなきゃ重くて怖いと思われがちですから…

 

鈴木さんから渡されたお金を大事にとっておいてるなんて、友達にも誰にも話していません。

それでも、たまに名刺を取り出す時に

「あ、このお金は…」

と心の中で思っています。

恋はともかく、せめて金運アップになる御利益でもあればいいんですけどね。

振った女にまだそんな風に思われる鈴木さんは、羨ましくもあり、可哀想にも思えてしまう、お給料日前でした。

…てかこの残高で月曜日までもつかしら…

これ以上貯金をおろしたくないけど…