復縁失敗後の40代独身女性のための元気レシピ

今でも忘れられない、復縁した元彼。でも連絡は完全無視されていて辛い…そんなアラフォー女性が元気になれる方法を実体験を元にお伝えします!

「婚活1000本ノック」低視聴率は、主婦が独身をバカにする時代は終わりの象徴?

私は八木勇征のファンなので、ドラマ「婚活1000本ノック」を楽しく観ていますが、視聴率が悪いとか、でもTVerでは1位になるとか、色々言われています。

「数字が取れないのは、お笑い芸人の福田麻貴のせい」

みたいなネット分析記事も出ているけど、私からすると「ちゃんとドラマ観てなくない?」と思うものばかり…

細かい小ネタ演出も豊富で、原作にあったけど視聴者が不快になる可能性高いエピソードは削り、そこをオリジナル設定や演出で笑えるものに変えていて、昔からある婚活ドラマとは一味違う面白いドラマになってると思うんですけどね。

原作改変ドラマ「婚活1000本ノック」、ラストは山田(八木勇征)が成仏? | 東京在住40代独身女のブログーEPIC DAYー

原作の南綾子さんは自伝的に書いてるので、自虐的な設定がいくつかありました。

例えば、お寿司を2パック買い、好きなネタを2つ食べる代わりに嫌いなネタはゴミ箱に捨ててしまう、それが一人気ままな独身の楽しみ、みたいな。

でも文章で読めば作り事と思って流せるけど、ドラマだと「食べ物を粗末にするな!」と批判されるでしょう。

実際に彼女より長年独身をやっている私は、この手のドラマの変化を感じています。

私がアラサーな頃は、40代前後で仕事で成功している美人が婚活し始める、という第二次ベビーブーム世代向けのものが多かったんですよね。

でも今はコロナや戦争の影響でインフレも激しく、政府批判がすぐトレンド入りする時代…

「多様性」への配慮、視聴者を不快にさせない、出演者がやらかさない、など色々求められることも増えてきているなぁとも思います。

 

そんな中で、このドラマの主人公は「仕事も恋も上手くいかない、生きていても仕方ない…」という落ち込みながらも、既に死んでしまっている山田クソ男のアドバイスを聞きながら婚活をし、

「結局、私はどうなりたいと思っているんだろう」

と自問自答し続けます。

自分のことを棚に上げて相手を採点していく、幻滅する、というエピソードは割と少なめ。

で、ダメ男と認定されるのは「イケメンで、女を弄ぶだけのクズ」。

ルッキズム批判もありますからねぇ。

とは言えやはり美形は見ていて楽しい、ので、イケメンの八木勇征が普通顔の女性と共に過ごす内に、気が合うし一緒にいて楽だし、やっぱり好き!だけど、相手はもう幽霊だから本命にはなれない、となってきているのですが…

 

SNSの視聴者の反応を見ると、昔と変わらず

「私は婚活頑張って旦那と出会えて良かった!

この主人公みたいな女は結婚なんて無理w」

みたいな、既婚者の上から目線見下しコメントが多い!

何故女はそんなにマウントを取るのが好きなんだろう?

私は相変わらずこのブログを続けているくらい、元彼のことを今も思い出しますが、

「あの時こうしていれば…」

と思うやらかしは暗黒付箋として貼ってる部分がたくさんある、と言えばある。

それは素直になれなかったり、不安になったり、相手より自分のことを考えていた、自分の性格に対する冷静さを欠いた言動たちです。

あの頃の見苦しかった私に、主婦の方々から鼻で笑うコメントも来たりしていました。

今も全然違う小説ネタバレ感想ブログにさえ

「こんな風に考える人が独身なのは当然w」

というようなコメントが届くことはあります。

でも、今の私は「あの時ちゃんとやって、あの元彼と結婚に持ち込めていたら…」とは思いません。

当時は恋愛や結婚をしたくて焦ってたんだろうなぁ、とは思いますけどね。

長らく働いていると、「こんな人がよく結婚生活送れてるなぁ」と思う人もいれば、離婚報告を聞くことも増えました。

中高年になり、親の介護問題や不倫などでうまく配偶者と価値観を合わせられずに揉める話もよく聞きます。

 

私が「あの時、あの元彼と結婚しなくて良かったなぁ」と思うのは、あの人と結婚してもし子供が産まれ、その子に障害があった、とか、双方の親の介護問題が出てきた、という時に、共に協力し合える人ではなかっただろうという気がするどころか、むしろ不倫とかされる可能性高かったろうなぁ、と感じているからです。

いや、実際どうかは分かりませんけどね。

私自身も結婚生活に舞い上がって空回りしまくったり、周囲にマウント言動したり、文句ばかりを今以上に言うイタイ既婚者になっていただろうなぁ。

こういうリアルな話って、あるあるで今となっては面白くない。

「婚活したい」と思う人も減り、「これだから独身はw」と笑う余裕も無くなってきているのが、このドラマの視聴率の低さに繋がっているのではないかな?と思います。

実生活が大変な時に、他人を見下して心のバランスを保つ、というのは今もあると思いますが、それよりは現実を忘れられたり、ときめいたりして気分を変えられるもの、疲れないもの、が欲しい。

少子化対策で婚活モノ、恋愛モノのドラマが増える傾向と、多様性を認めようの風潮が拮抗している今、という視点で考えると、「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか」の方が高評価なのも納得。

今の自分の視野を広げる、共感出来る、優しい気持ちになれるドラマですし、出てくる家族も問題はあれど身近なことから頑張って成長しようとしているから、応援したくなるんですよね。

「婚活モノ」って「共感」という意味では、婚活経験者かこれからやりたい人以外には響きません。

しかも主人公は売れない官能小説家設定なので、一般視聴者にはピンとこない世界。

出てくるクソ男たちも、現実にはいないレベルのキャラ強たち。

私はそこを創作物として楽しみつつ、八木勇征の演技向上とルックスを堪能し、特に綾子に感情移入することなくコメディとしてこのドラマを楽しんでいますが、リアリティをドラマに求めていたならタイトルの時点で観なかったろうなぁと思いますね。

既婚者だったらより一層、「婚活でこんなこと言ってたらダメだわー」とか揶揄する時間も気力も無かったと思う。

その手の人がまだ視聴者の中にはいますが、それでも少数な気がします。

基本的には八木勇征ファンが観てるドラマですね。

その上で既婚者で独身を笑いたい人のコメントも「まだそんな価値観なの?」扱いなのが現状。

あくまで創作物として楽しむには面白いドラマなのに、タイトルで食わず嫌いされたりするし、難しいですね。

ま、1番の理由は「今時ドラマはテレビでリアタイしない、配信でまとめて観るもの」というのに視聴率チェックが合っていないのが大きいとは思いますが。

フジテレビのドラマはNetflixで即配信されないしなー。

ただ、わざわざ独身の婚活ジタバタを笑ってマウントを取ろうとする主婦が減っていたり、婚活に焦る人が減っているなら、私はその方が昔よりも精神衛生上良いことなのでは?とも思うんです。

私みたいに、あくまでも推しを眺めつつ笑う、くらいの感覚の人が楽しめてれば、それで良いのでは?

このドラマも「多様性」には配慮されていて、原作にはいなかったオタク設定の友達も出てきます。

脚本家さん達はかなり試行錯誤して原作に手を入れ、笑えて不快にならず、出演者達の魅力が引き出せる作品にしていて、私としては大満足!

サブスクでドラマも映画もアニメも、古今東西のものがいつでも観られる時代に、今の八木勇征を堪能させてくれてありがとうー、としか思っていなかったけど、低視聴率ネタのお陰で視聴者の意識も再確認することが出来ました。

テレビ局としては不本意かもしれませんけどね。

ドラマとしては面白いから観てみて!と言うには、今はまだTVerで1〜3話と最新話しか観られないし、FODに課金することはオススメし辛いのでアレですが、主婦や独身などというカテゴライズを考えずに笑いたい時、このドラマを観てみることをオススメしたいです。