私が今の家に引っ越したのは、元彼の家(当時実家暮らしだった)から近い場所だから、でした。
ので内見も付き合ってもらっていて、最後に会ったのもこの家のため、思いを断つために引っ越そうかと何度も思ってはいるのですが、ずるずるっと更新し続けています。
友人達の家が遠いので、そちらに引っ越すことも考えたりするけど、通勤に便利なのが楽で…
野良猫がたくさんいる住宅街で、以前は子猫のときから名前をつけて可愛がっていた子がいました。
甘やかしまくって調子に乗らせたからか、その後彼は近所のボス猫となりました…
でももう半年近く見かけていません。
年々猫おばさんとなっている私は、最近は猫を見かけたらとりあえず普通に声をかけます。
いつも一軒家の駐車場にいる猫がいて、一時期全然姿を見かけないなぁ、と思っていたら、そのお宅の玄関に「○○助は入院しています」というお知らせの張り紙がされていた時がありました。
その張り紙で、今までは「にゃーにゃ」と呼んでいたその猫の名前は「○○助」だったと知りました。
1年近く入院していた○○助が帰ってきてからは、会うたびに「○○助ー」と声をかけています。
こちらを見て目を細めるけど、触らせてくれない○○助ですが、先日やっと、ちょっとだけ撫でさせてくれました!
別のお宅では、夏頃になると「ご自由にどうぞ」と苗を玄関先に並べて配っています。
そのお宅からもらってきたフウセンカズラは、毎年我が家のプランターから蔓を伸ばし、実をつけるようになりました。
そう言えば以前また別のお宅が「スズムシを差し上げます」と張り紙しているのを見たこともあります。
東京は冷たいとか、マンション暮らしだと隣の家にどんな人が住んでいるかも分からない、と言われますし、実際にそうなのですが、でも長年住んでいると愛着が湧いてきますね。
そんな街で、ずーっと気になっていた居酒屋さんがありました。
私は1人飲みをしないので、その居酒屋さんに入ったことはありません。
でも毎日、その店先に置かれた黒板のメッセージを読むのを楽しみにしていました。
時々そういうお店、ありますよね。
今日の天気とか、最近あった小噺とかをボードに書いて店先に置いている、アットホームなお店。
お陰で私はそこの店長が奥さんとかわした会話や、ハマっているドラマや、新メニューの情報を得ていました。
でも、コロナ騒動が出てきてからは、徐々にメッセージが空元気なものに変わっていて、切ないです…
せめてもと飲みに行きたいけど、でも今は飲みに行くのが憚られる…
そう思っていたら、数日前から店先でテイクアウトを始めたことに気付きました。
ということで、一昨日は早速晩ご飯に利用!
こんなテイクアウトの金額なんて端金にしかならないと思うけど…
普段自分では作らない料理が食べられて良かったので、これからは頻繁に利用したいと思っていますが、そもそもお店を開け続けるかは分かりません。
お会計の時「いつも看板、楽しみにしてます」とか話しかけようかな?と思ったのですが、出来ませんでした…
でも、○○助の張り紙と言い、居酒屋さんの黒板といい、こういう通行人向けのメッセージってアナログながらも効果絶大だな、と改めて感じています。
そして、今はもう私にとって、この街は「元彼の実家の近く」ではなく、「私が長年住んでいる街」になったんだなぁ、と思いました。
毎日のように見かけていた、学校の体育館で夜に運動する学生や社会人は、もう長らく見ていません。
お稽古に使われていたようで、合気道や空手や剣道をするちびっ子や大人がいたり、新体操をする女の子達がいて、見てるだけで楽しかったなぁ。
ここ2か月で色んなことが変わってしまいましたね。
ちなみに、昨日は元彼の誕生日でした。
もちろん何のメッセージも送っていないし、友達の友達経由でもSNSチェックさえしていません。
彼が感染しようとしまいと、私には何も出来ないし、関係ないので。
ただ、SNSを見ていたら、昨日は別の知人の誕生日だったことを知りました。
そっか、毎日は誰かの誕生日。
これからはその人のことも思い出す日になることでしょう。
この街が大好きとまでは言わないけど、でも、良いところもたくさんあります。
テレビやネットでは「東京はコロナの感染者が多すぎ、もうヤバイ、ダメだ。地方に来るな」なんて言われてるけど、街中はとても平和ですよ。
私はマスクもしてないし、魔の三連休に観劇してるし、サロン系も行ってるし、先週末は友達と飲んでいます。
でも今のところ、コロナの症状はありません。
とりあえず三連休に関しては、もう潜伏期間も過ぎたことでしょう。
若くもなく、肺も弱く、元喘息持ちなので、感染したら無症状じゃ済まないだろうになぁ。
そろそろ本気で、在宅勤務を考え始めないといけません。
テーブルサイズがあまり合わないから、ちょっと悩み中なんですけどねぇ。
会社は嫌いな人いっぱいいるけど、でも、ずーっと家に1人なのも嫌だなぁ。
そんなクサクサした気持ちを野良猫たちが癒してくれる、この東京の住宅街が、私は好きです。
こういう普通の、平和な東京さえ「危機感がない」とSNSで地方の人が叩いてるけど…知るかよ?
私も多少コロナは怖いけど、でも周囲の人やネットの中の人が怯え過ぎていて、もう私はややヤケッパチ。
大事な人を守るも何も、大事な人には会わずにいるんだしさ。
そんなことを考えながら、もう元彼は私の大事な人じゃ無いんだなぁ、と思った1日が終わりました。
うん、とりあえずニャーニャたちをコロナ感染はさせたくないかな。