先日半年振りに歯医者に行って、歯のヤニ汚れをキレイに落としてきました。
歯医者から先月DMが来て、あー年末までにまたクリーニングに行かなきゃなぁと思いながら歯を見たら、かなり汚れがベッタリついていて、これまで気付いていなかった自分に驚きました…
最近、メイクを落とさずに寝てしまうことも多いです。
さすがにヤバイと思って、ORBISのクレンジングシートを買いましたが、コレもホントは使用後に洗顔しないといけないのに、そのまま乳液で拭き取ってしまっています…
マツエクはなかなか予約が取れずにいる間に、ポロポロと取れてしまっていました…
鈴木さんに一生懸命話しかけなくなり、メールやLINEを送ってはいても返信をあまり気にしなくなると共に、自分の外見にも興味を失ってしまっていました。
昨日は友人から鼻毛が出てるのを指摘されちゃった…
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そんな私でも、やっぱり素敵な男性にポーっとなったりはしたいものです。
釣り合うかどうか?とか最初は色々考えますし、相手が全然論外な態度なら好きにはなりませんが、段々と仲良くなっていく過程で満更でも無さそうな対応をされてしまうと、ホントに好きになってしまうこともありますね。
でも、ロクに自分の外見を磨いていないのに、自分に自信満々な女はイタイな…ということを、メインブログに書いたストーカー女性のFacebookを読み、改めて思いました。
2016年12月から逮捕される少し前まで、このストーカー女性はFacebookとGoogleプラスに日々の気持ちを投稿していました。
こういうのを見て書いちゃう私はゲスいな、と思うのですが、事件を聞き齧って分かった気になって
「どうせ、こういう人なんでしょ?」
と思い込むのは良くない、と思っています。
当初無職42歳で20代の男性にストーカー行為を4年した、ということで、犯人は恋愛経験の少ない低学歴の女性ではないか?とネットでは言われていました。
実際には中央大学院大学の法学部卒で、19歳の時に彼氏がいたのと、大学卒業後に勤めたコージーコーナーで出会った男性と結婚していた経歴があるそうです。
まぁ2人しかいない、というのは恋愛経験としては少ないですが、でも結婚生活は15年続き、娘さんもいると言われています。
離婚の原因は、旦那さんの浮気とDVだったようです。
色んな恋愛相談サイトに上から目線で回答している主婦さんたちの中にも、彼女と近い経歴の方は多いんじゃないかな?という気がします。
早くに結婚し、普通に暮らしていたと思っていたのに離婚。
そして戻った実家で父親の介護をし、亡くなった時の葬儀手配をしてくれた若いイケメン男性に一目惚れをした、というのは、そこまで珍しい話では無いかもしれません。
そこからずっと彼女は男性の勤務先に行って彼の顔を眺め、Facebookを観察し、彼が読んでいることを想定しながら気持ちをSNSに書き綴っていました。
その肉欲全開の投稿は、正直怖かったです。
思考回路はとてもシンプルなものでした。
「私は可愛くてモテる。白髪もシワも無い」
「ポッチャリしているけど、そんな自分が好き」
「こんな私とイケメンで社長の息子として仕事を頑張る彼はピッタリ!」
「お父さんが引き合わせてくれた運命の人」
ストーカーを始めた当初の投稿は無いので、その頃はまだ冷静な気持ちもあったのかもしれません。
しかし、直接好きな男性と話すこともない状況なのに、こんなに自信満々でいられる気持ちが分かりません。
クリスマスにドキドキしながら彼の職場にケーキを届けに行き、他の社員から素っ気なくされて怒った投稿をしているのを見て
「自分は彼にとって迷惑な存在なのではないか?」
と全く考えないポジティブさに、本物だな、と思いました。
よくネット相談で片思いに悩んでいる人に「ストーカーだ」と言う人がいますが、本物のストーカーは「自分たちは両思い」「迷惑だなんて思われていない」と思っているので、そもそもネットで片思いの相談なんてしないのかもしれません。
好きな気持ちを拗らせてストーカーになるわけではなく、「自分は素晴らしい人間だ」と思い込む自信満々さがストーカーの素質としてあるのかも
元恋人に執着するタイプのストーカーと、完全片思いでストーカーになるタイプは違うので一概には言えませんが、でもどちらも「私には愛される価値がある」と思っているよな、と思うと、よく「自分に自信を持ちましょう」とかアドバイスしている文章は危険ですね。
被害男性が結婚相手に選んだ女性は、若くて普通に可愛いリア充で、やはり実家が起業しているお嬢様のようです。
その女性より自分の方が彼に相応しい、と思えた根拠は
「彼は私の理想の人で、私は彼を大好きだから」
という、彼女の都合だけのものでした。
自分に自信満々のブスというと、あの白鳥麗子の作者でもある鈴木由美子の「アンナさんのおまめ」というマンガを思い出します。
主人公の美人だけど気弱な女性の親友は、魚顔のブスだけどスタイル抜群で、そして自分を超美人と思い込んでいます。
自分以外の家族全員が美形の為、ブスに生まれた可哀想な彼女を「可愛い」「可愛い」と言って甘やかして育てた為に、そんな勘違い女になってしまったのですが、でも素直な性格も持ち合わせていて、主人公とその彼氏が翻弄されていくマンガでした。
笑ってしまうのですが、でもどこか「外見だけでなく、自信過剰な表面的な部分だけでなく、根本的に持っている人の良さ」を見出そうとするストーリーには、人の優しさを感じました。
「ブスなおばさんは、身の程をわきまえて、卑屈に生きていけ」
なんて他人が押し付けることではありません。
卑屈とまでいかなくても、控えめに笑顔を絶やさず、献身的に生きることを求める人もいるでしょうが、そんな聖人君子を求められる筋合いはありません。
本人が他人に迷惑をかけない範囲で、どう生きていきたいか次第ですよね。
今回この事件を追っている時に
「自分は可愛くてモテると勘違いしているデブスってよくいる」
とSNSで書いている方をチラホラ見かけました。
確かに子供の頃、アイドルを目指しているブスな子や、「私面食いだからー」と言う魔人ブーみたいな子に会ったことはあります。
私もイケメンが好きです。
釣り合っているかどうか、考えないところもあります。
体型や職業的な部分で自分なりに自負している部分はありますが、でもそれだけで素晴らしい男性と釣り合う女だとは思い込めません。
それでも、鈴木さんの性格や仕事面でサポートしたり、笑って過ごしていける自信はちょっとありました。
最初は年齢差があるからとおこがましい気持ちがあったのに、笑い合って過ごす内に勝手に気にしなくなっていたのは、痛々しいですね…
しかし、誰もが足元を見て控えめに、夢も見ずに生きていくには、この世は世知辛いです。
好きな人と釣り合わなくても、好きな気持ちを楽しんで、自分なりに努力をしようという気持ちになれることは良いことのはず。
ただ、現実逃避しすぎて、「自分は素晴らしい人間だ」と思い込み始めたら危険ですね…
「私なんて」と卑屈な発言をしてはいけない、という説もあるけど、そんな極端に卑屈になったり自信過剰にならず、程よいバランスのところで気持ちを維持できたら良いのでしょうが、それが難しくなってしまうのが人間なんですね。
せめて、身嗜みをキチンとする、部屋を片付ける、自分が居心地良いと思える生活をする、くらいのことはしていけたら良いな、と改めて思いました。
今ドラマ「すいか」をHuluで観ているのですが、私はこのハピネス三茶に住んでいる女性たちや、「コートダジュールNo.10」に出てくる女性たちのような、毎日を楽しむ心に余裕のある女性でいたいです。
自分の外見や学歴や職業だけに価値を見出し、他人もその基準だけで評価する。
そういう性格や趣味嗜好を考慮しない考え方が、歪みを生むのかもしれない。
そんな気もします。