復縁失敗後の40代独身女性のための元気レシピ

今でも忘れられない、復縁した元彼。でも連絡は完全無視されていて辛い…そんなアラフォー女性が元気になれる方法を実体験を元にお伝えします!

ストーカーと、恋を諦めない人の違いって?

ブロガー アリさんのストーカー問題を読んでいて、

「うちの会社のコンプライアンスってどうなってるんだろ?」

と思って、雑談の流れで男性上司に

「社内でストーカー問題が出た場合って、対処法のマニュアルとかあるんですか?」

と聞いたら、ものすごく不機嫌そうに

「そういうのは就業違反だから。就業規則に書いてある。

何か事件になったら、それは警察が介入することだから」

と言われ、いや、聞きたいのそこじゃなくて、と思ったら

「そんなくだらないこと考えてないで、仕事したら?」

と吐き棄てるように言われ、ドン引きした本日。

 

今いる会社は、これまで在籍したところよりキチンとしているはずなのですが、上司がコレじゃ意味ねー。

っていうか、もしかして本人が過去にストーカー加害者と言われたことがあるとか?

もしくは、社内でストーカー問題があったとか?

 

と思って社歴の長い人にこの話をしたところ

「被害者の女性はもう在籍してないけど、2件くらいそういうことした人がいるって噂があるんだ。

加害者の人はまだ在籍している男性で、それぞれ50代。」

と聞いてしまい、社内にかつてストーカー加害者だった男性が2人もいるって…と更にドン引きしました。

 

ちなみに、1人は女性の自宅前で待機したりしていたそうです。

もう1人は勘違いをしたのか

「今は事情があって付き合えない」

というような内容のメールをいきなり送りつけたとか。

私もザックリ概要だけで、誰がやったのかもまだ聞けていないのですが、むしろ知ったらその人を見る目が変わってしまいますね。

 

で、以前別の大きな会社の総務にいたという女性曰く、

「コンプライアンスの対策をする課があっても、結局は担当者の腕次第なんですよ。

女性は身の危険を感じるなら、ホテルや友達の家に泊まって避難するとか、会社を辞めるしかないんです。

ストーカーした男性をクビにするっていうのは、余程のことがないと出来ません」

と言われ、なんだか納得いきませんでした。

 

よくネット内では、振られても諦めない人のことを

「ストーカーだ」

と簡単に言う人がいますが、相手が本気で拒否を示したり、怖がったりしていなければ、ストーカーとは言わないと思います。

が、時々確かにストーカーだな、と思われる人はいます。

 

ストーカーと恋を諦めない人の違いは

「自分たちは両思いだ」

と、意思確認をしていない内から思い込み、突然段階を飛ばした行動をしてくるかどうか?

とか

断っても断っても付き纏い続け、それを被害者が迷惑に思っているか?

とか色々あると思うのですが、前者のパターンが1番よく聞きますね。

 

 男性が、偶然や社交辞令を好意だと思い込み、まだ親しくない内にいきなり2人きりの食事に誘ったり、プレゼントを用意したり、待ち伏せするという話は聞いたりします。

 

そういえば、ストーカー気質というよりは少女マンガ脳の私でも

「偶然を装って、待ち伏せをする」

ということを、大人になったらしなくなったなぁ。

そう、ストーカー気質と少女マンガ脳はよく似ています。

「頑張って行動して、気持ちを伝えたら、きっと振り向いてくれてハッピーエンド」

とか

「誤解が解けたら、深い愛に気付いて感動してくれる!」

とか思っているわけです。はい。

 

でも元彼の自宅どころか、行きそうな店に行くとかもしませんでした。

数回元彼の最寄り駅に用があって行ったときも

「ストーカーと思われたくないから、会わないようにしなきゃ」

と思ったし、私が頻繁に使う駅を元彼も割と使ってるはずですが、姿を探したりはしません。

 

連絡が取れなくなってすぐの時は、SNSでどこにいるかリアルタイムで分かる時もありましたが、そこへ行こうとは思わなかったし、偶然駅の反対側の店にいると分かっても、そこには近づきませんでした。

でもそうやって考えてしまってる時点で、自分意識し過ぎで怖いな、と思います。

 

しかし、前述の男性上司しかり、そのやり取りを話した男性同僚たちしかり、なんですが、

男性はストーカーの話を嫌がったり、他人事で自分には一切理解出来ない、と斬り捨てる人が多い印象があります。

 

「ストーカーするヤツなんて、頭おかしいし理解出来ない」

と思っていて、だからこそ

「俺はストーカーじゃないし、俺をストーカーだと思うヤツがいたとしたら、それは誤解だ」

と思って、思考停止してしまう男性が多いのかな?と思いました。

 

そしてストーカー心理について考えないから、どういう行為がストーカーと思われるか理解出来ない。

ストーカーするヤツは頭がおかしいけど、俺はまともで、彼女はきっと俺に気があるから、アプローチしたら喜ぶに違いないし、今は好きじゃなくても会って話せば俺を好きになる。

で、マンガやドラマで見たような、積極的で思い切ったアプローチを、手順を踏まずにやろうとするのかも?

 

ただ、恋を諦めないのと、ストーカーは、全然違う、と私は思っています。

元彼に連絡を無視されても、まだ会いたくて連絡し続けていた頃、元彼の男友達と飲んでいた時に

「お前ストーカーだよ」

と笑いながら言われました。冗談半分な感じでしたが、ものすごくショックでした。

 

私の中のストーカーの定義は、

「ロクに知らない相手に、毎日や数日置きに、無視されても大量にメールし続ける」であって、

「落ち着いたらちゃんと話そう、と言われた元彼に連絡を無視され続けているから、週一ペースで数ヶ月メールをし続ける」

というのは、ギリOKかと思ってました。復縁マニュアルにも、それはアリと書かれてたし。

 

あ、今は、復縁マニュアルなんて関係なく、

「無視してる男に連絡し続けたらダメ!」

と思ってますけど。

こんな感じで、ストーカーと言わる側の理屈と、周囲の人の理屈か違っているだけだ、と本人が思っている場合は

「俺(私)はストーカーではない」

と思って行動し続けたりするんでしょうかね。

 

結局、ストーカーというのは「犯罪行為」をするかどうか?または、そうなる可能性があるかどうか?であって、本人にその意思が無ければ、あとは受け手の気持ち次第だ、

というのが、ストーカー側の心理じゃないかな?と思います。

 

ホントは、小さな行動の積み重ねをトータルで見たら気持ち悪い、とか、

親しい人がやるなら普通のことでも、まだ親しくも無い人がやったらおかしいってこともあるのですが。

そういう他人との距離感を、自分に都合よく前向きに考え過ぎてしまう人は、ストーカーじゃなくても怖く感じたりしますしね。

 

でも、恋を諦めきれないでいる人は

「ストーカーだと思われたらどうしよう…」

と不安になるという客観性がある気がします。

それがあるか無いか、本人は分からなくなってしまうこともありますが…

それが人の心の難しさ、なんでしょうか。