私がGmailのアカウントを作ったのは、元彼がメッセンジャーをやる為に「登録して」と言ってきたのがキッカケです。
元彼とのやり取りは、ショートメールやTwitterなどは削除していますし、返信が無いのに送り続けたメールももちろん削除しています。
しかし、何となく検索で元彼の名前を入れてみたら…
Facebookのメッセージのお知らせが3件ほど残っていることが分かりました。
1つは別れた後でもまだちゃんと会えていた頃のもの。
もう2つは、連絡を無視される直前のもので…私がしつこく送るメッセージに対して
「明日荷物を取りに行きます」というのと
「落ち着いたらゆっくり話しましょう」というものでした。
この「落ち着いたら」は嘘だったんですけどね…。
で、自分が送ったメッセージは…
もう怖くてキモくて読めませんでした!
なんか5通以上送ってるっぽい。いや、短文で続けて送るのはLINEとかでもあるけど、そういうノリじゃなさそうな気がします。
で、やはりあの頃の私は怖かったんだなーそりゃ二度と連絡取れないわ、と改めて思いましたね。
そういう自分に酔ってるような怖いことを、多分過去他の人たちにもやったと思うし、鈴木さんにもうっすら仄めかしてきた気がします。
もう鈴木さんのLINEは削除してますが、そうしていなかったら、今頃もっと怖いの送りつけていたかも…と思うと、我ながら震えます…
これを書いたときには、削除しなくても平静でいられる女でいたいと思ってましたが、今となっては削除して良かった〜。
こういうね、元彼に必死にメールを送るような「我を忘れた状態」のときのことって、自分の記憶からついつい消してしまうじゃないですか。
心神喪失状態って言うのかしら。
「あの頃、ちょっと私はおかしかったけど、でもそんな人よくいるし」
とか思って、もう二度とそんなことしでかさないから大丈夫、と思ってしまいますが…
でも未来に何が起こるかは分からない。
こんなこと、もう絶対に誰にもしたくない。
だから戒めとして、削除しないという選択肢もあるな、と思いました。
こういう読み返したら怖いメモとか、よくあります、私。
雁須磨子さんの「かよちゃんの荷物」の中にも、友達のひとみちゃんが冬のコートのポケットから出てきた自分のメモの話をするシーンがありました。
そのコートは2年ぶりに出したもので、当時彼氏と別れそうで悩んでいたひとみちゃんは、電気の振込用紙の封筒みたいなものに
「なんで?私のこともう好きじゃないの?ひどいよ…」
と落書きのようにつらつら書いたあとに
「もう死んじゃいたい」
って書いていて、それを久々に見たひとみちゃんは
「うわっきもっ!」
と言って封筒を振り払ってしまうんです。
でもそれをかよちゃんに話しながら
「でも当時は本当に悩んでたし、その時の自分のことを自分自身がキモっって思っちゃうのも、なんだか哀れだなぁって思ったんだ」
と話すエピソードだったのですが、そういうの、すごくよく分かるなぁと思いました。
雁須磨子さんはこういうリアルなエピソードを盛り込むのが、本当に上手。大好き!
他人のブログを読んでたり、友達の話を聞いたりしているときは
「そんなこと言うなんて、こわ〜い!キモい!」
って簡単に思うものですが、自分自身がそうなっている時って、結構気づかないものですからね。
心神喪失状態になったことが無い人もいるかもしれませんけど、でもカッとなって我を失った時に、どこまでのことをやってしまうか?で人間は判断されやすいですよね。
まぁ、ひとみちゃんは良いわよ…本人に送ってないんだから…
私なんて、元彼に送っちゃってるんですもん…
あーもうこんな後悔するような文章、絶対に男性には送りたくない!
そう思うのですが、それでも鈴木さんには何度か、傷付いた時に嫌なメールを送ってしまったことがあります。
何も言わないで、何もなかったふりをすることは出来なくて。
でも会って話すことも出来なくて。
自分の気持ちが違う風に解釈されていたら嫌だから、メールに書いて伝えようとする。
私はそういう状態になった時に本当に正しいのは、一旦書いたメールは下書き状態で一週間ほど寝かせて、それで読み直してもおかしくないなら送っても良いのでは、と思います。
翌日くらいだと、まだ早いんですよね…。
感情的になっている状態では何もしてはいけない、とぐっどうぃる博士も書いています。
そういう感情的な状態の女のメールは、大抵の男性は気持ち悪がるから…

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でも、それでも我慢できなくてメールを送ってしまったときは…
そのメールは大事にどこかのフォルダにしまっておいてください。
そして時間を置いてから読み返すと
「私…こんなにヤバイやつなんだ…
私をこんな風にした男性と、今更うまくいくはずがないわ…」
と冷静になれるかもしれませんよ?
こちらは覚えていなくても、相手はシッカリ覚えていたりしますしねぇ。
このブログ自体も、ある日読み返したら怖くてキモくてビックリしちゃうかも?と思うと、自分で自分が結構怖いのでした…