最近もう復縁に関係ない話になってきていて、どちらかと言うとメインブログよりプライベート寄りのことを書く場になってしまってますね…
ここ数日鬱の悪化を心配していた友人ですが、あまり様子をこちらから聞きすぎてもいけない、と思いつつ、せめてもとTwitterで状況の確認をマメにしていました。
ら、「行かないでおこうと思っていたジャニーズの舞台鑑賞、やっぱり2個行くことにした。
やりたくないもののために、やりたいことを我慢したらダメだし。
自分を追い込んで、これから頑張る!」
というようなツイートをしていました。
…いや、お前、現金足りなくて病院代を次回払いにしてもらってる上に、鬱悪化で休職中だろ…
ここで「とりあえずお金無いんだし、今は休むことを優先してから、舞台はまた働き出してから行くことにしたら?」なんてアドバイスをしようものなら
「私は趣味を生き甲斐に生きてるのに、それを我慢してまで生きる意味はない!
こうやって楽しみを作って、それを励みに病気を治して、転職先も探すことにしないと、どんどん心身の状況が悪くなるだけなの!
他のジャニヲタの人達も、そうやって生活切り詰めながらもツアコンや舞台を楽しみに生きてるの!」
とブチ切れられるのが分かっているので、決してそんなことは言えません。
こういう心理状況は、周囲からどんなに
「復縁なんて考えるのやめて、前を向きなよ!」
「元彼のことばかり考えてると時間を無駄にするよ!」
なんて言われても、
「だって私の1番の望みは元彼と復縁することなの!
そうなれば私は幸せになれるのに、それを止めないで!」
と意固地になっていた時の気持ちにも似ています。
「私以外にも、元彼との復縁をずっと望んでいて、それを叶えた人もいるし。
未来はどうなるか分からないんだから、期待して生きていかなきゃ生きてる意味がない!」
みたいな感じです。
現実的で、地に足が着いた生活をしている方には、意味不明な考え方でしょうね。
私も恋愛に関しては夢見がちですが、金銭問題は彼女程楽観的ではありません。
以前彼女はキャッシングをしていたこともあるし、複数個社会人向けの専門学校に通っては分割支払いを続けたりしていたので、お金に余裕が無いことが多い生活をしています。
いずれ親から遺産を相続することになったとしても、兄弟と分け合うことになるでしょうし、一生安泰の額を相続出来るお嬢様でもないはず。
それでも、こういう状況の時の彼女は正論をアドバイスしようとすると
「私のことを理解出来ないなら、放っておいて!」
となるだけで、こちらから見たら言い訳にしか聞こえない言葉を怒りながら言い続けるか、距離を置かれてしまうのです。
私もそこまで金銭的に余裕があるわけではありません。
だからこそ、趣味と副業を兼ねてブログをやっています。
残業代くらいにはなるので、今のように心身の調子が悪い時には、副収入のお陰で助かっています。
ので数年前に友人にもブログ運営をオススメしましたが
「Twitterに呟く程度なら毎日出来るけど、ブログなんて無理!」
と言われてしまいました。
当時彼女がジャニヲタブログを始めていたら、多少の収入源にはなっていただろうと思うんですけどね。
「あなたの好きなA.B.C-Zだって、そこまで生活に無理してまで観に来て欲しいとは思っていないはずだよ」
というのと
「彼が復縁を望んでいない気持ちを尊重してあげるのが、本当の愛だよ」
というのも似ている気がします。
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自分の欲望を満たさなければ、生きている意味はない
確かにそうなのですが、でも、人それぞれ生活環境など違っていて、現実的に出来ることと出来ないことがあります。
何故、友人は現実問題としてお金が無いのに、ジャニヲタの欲望を優先してしまうのか?
いや、それ以前から彼女は、困窮すると迷走しておかしな方向に行くこともあったし、不相応な程の贅沢品を買うこともありました。
それでも本人が満足なら、友人は見守るしかありません。
彼女は「恋愛依存」は無いけれど、「趣味依存」のようなところがあるのかもしれません。
以前転職先の候補で迷っていた時に
「給料は安いけれど、やりたいことが出来そうな職場」と
「給料は良いけれど、前の職場と似た内容」
という選択肢で迷っていた時には
「とりあえずお金が無いんだから、給料の良いところで働いて貯金してから考えたら?」
とアドバイスした時も、結局給料が安い方を選びました。
で、結局「給料が安過ぎるし、職場も不満」と言っている内に心身を壊して退職しました。
心身を壊して暫く休職した後も
「自分に自信をつけるために、社会人向けの専門学校に行く」
と言い出したので
「まずはお金が無いんだし、専門学校はもう2個も行ったんだから、とりあえず働いたら?」
とアドバイスしたら
「働いてまた心身を壊したら、職場に迷惑がかかる。
学校なら自分の学費が無駄になるだけだから良いし、その為にバイトもする」
と言って、学校とバイトの二足の草鞋を履く内にまた心身を壊しました。
その後話している時に
「私なりに、同意しながらも客観的なアドバイスはしてきたつもりだよ。
母親がよく『ほら、言った通りにすれば良かったのに!』って言い出してイラッとしたから、そう言われて嫌な気持ちも分かるけど、今はそう言った親の気持ちも分かるなぁ」
と言ってみたら、友人は笑いながら
「まぁ、やってみて失敗しないと納得いかないことってあるよね」
と言っていました。私はその気持ちも分かります。
元彼や鈴木さんのことを考えていた時間は無駄だったけど、でもその時の私はそう考えていたかったんです。
後悔する可能性が高いのは分かっていたけど、気持ちを自分で制御することは出来ませんでした。
「私は友人に比べたら、お金を無駄にしていないだけマシだ」
と思っている自分もいます。
私もB'zのライブチケットを先程振込ましたが、生活に困窮する程B'zにお金を遣ったことはありません。
ま、人から見たら50歩100歩、目糞鼻糞な感じなんでしょうけどね…
私も友人の人生に責任を持てるわけではないので、上から目線でアドバイスは出来ません。
好きな男性に対しては自分の欲望を押し付けたり期待してしまいがちですが、友人には今はそういう気持ちを持たないようになりました。
以前は友人にもこういう「自分のアドバイスを聞いて欲しい」とか「あなたのためを思って言ってあげてるのに」とか、色々頭を悩ませてしまいがちでしたが、それは自己満足でしかないと今は分かっています。
傷口に塩を塗るとか、頭を殴ってでも目を覚まさせるのとか、そういうのが「真の友情や愛情」という価値観もありますが、そういうのは相手に受け止める余裕がある時でなければ、ただ不快にさせて追い込むだけ。
私は今はそう思っています。
でも昔はそういうのは「冷たい、真に相手のことを考えていない」ということだと思っていました。
今彼女を真に止められるのは、彼女と似た立場の人でしょう。
「私もジャニヲタで、心身が不調。
だから、今はとにかく休んで心身を整えて、ちゃんとお金に余裕が出来てから精一杯応援することにするよ。
私が生活を疎かにしてまで観劇したら、きっと彼らも申し訳なく思うだろうから」
とか言う人がいたら、彼女も考え直すかもしれません。
でもそれを出来るのは、私では無いんです。
アルコールや薬物依存症の人がグループカウンセリングを受けるように、恋愛依存や趣味依存の人向けのグループカウンセリングがあるかもしれません。
ただ友人は以前鬱のグループカウンセリングを受けた時に
「なんか冷静に客観視しちゃって、感動して泣いてる人とか見て『意味わからない』とか思っちゃった」
と言っていたので、そういう集団のものは合わないかもしれないなぁ。
そもそも友人が考え方を変えるべきなのかも、私には断言出来ません。
よく「考え直しなよ」と言う言葉もありますが、「直す必要がある」ということは「あなたの考えは間違っている」と言っているのと同じこと。
それは「相手を否定している」ということであり、そういうのを依存症の人は敵視して嫌がります。
親御さんからも強くアレコレと言われていないそうだし、多分親御さんは心配はしていても
「この子は言っても聞かないから」
と思っている節があるのかもしれません。
それでも、何となく、私としては
「とりあえず、お金が無いならチケットは今回は諦めなよ」
と言いたいんですが…やはり言えません。
強制的に依存症を改善させることは、素人には難しいことなんでしょうね。