最近めっきり、ほよーん、と生きております。
瞬間的に笑ったり怒ったり、は色々あるのですが、なーんかこう、感情をツラツラと考えるのが、めんどくさーい。
お一人様で満足な人が増えるのも分かりますね。
朝ちょっとしたことで鈴木さんに怒っていたのですが、あまりにくだらなくて書けません…
瞬間的にはカッとなっていたのですが、結局冗談のフリして
「もう口ききたくない!ぷいっ」
と子供の演技をして、笑いごとにして流して、時間が経ったら忘れました。
片思い真っ盛りだった時なら
「ヒドイ!でもこんなことで怒ったら嫌われちゃうかも…それに、こんなことで怒る自分が嫌…」
みたいに、怒ったり自己否定したり大騒ぎだったのに
「いや、そこまでショック受けることでもないし、和解する必要すら無いわ〜」
と、のほほんとした気持ちになりました。
土曜日に鳩の糞が頭に落ちてきたことの方が、よっぽどショックだわ…。
土日に小林麻央さんのニュースを観ていてつくづく
「愛情も怒りも、対象者とキャッチボールすることで、大きくなったり改善されたりして、姿を変えていくものなんだなぁ」
と思いました。
自分にとって大事では無い人が、自分のことを好きでいてくれたり、怒ったりしていても、それを受け止めていこう、とはなかなか思えません。
でも大事な相手からだと、
「もっと返したい!」とか
「怒りを解きたい」とか
ちゃんと向き合おうって思えるなぁって。
私はどちらかというと、熱いタイプの人間だろうとは思います。
何か起こったときに外野で静観したり、皆んなの後をついていけばいいやーってタイプではありません。
私がそうなっている時は、心底「くっだらない」と思っているときです。
基本的には「何か自分が出来る解決策は無いのか、考えないといけないし、行動すべきだ」と思っています。
松岡修造レベルではありませんが。
割と30歳を過ぎると、色んなことに対して
「そんな、他人のことなんて、どうでもいいじゃん」とか
「そんなことするのムダムダ」
とか言いたがる人が増える印象があって、
「そういうのはどうなんだろう?大人のフリして手を抜いて生きてるだけじゃない?」
と思ったりしているのですが、
でも私も恋をしていない時は、そんな感じになります。
恋をしている時は
「そんな冷淡な人間は、やっぱりダメ!」
と思うのですが、それはなんて言うか、良い子ちゃん(自分が思う良い子ちゃん)になりたがってたのかなぁ、と。
よくネットの恋愛相談に上から目線で、ザックリした正論のような冷淡な回答をする人がいますが、私が恋しているときには
「何この人!悩んでる人の気持ちが想像出来ないの?何でこんな相談者が傷つく回答するの⁉︎」
と思っていましたが、最近メッキリ私も、心の中でそんな冷たいツッコミをしてしまうようになりました。
「え〜そんなの明らかに脈なしじゃ〜ん。
時間のムダムダ〜」
みたいなヤツですね。
自分の中の怒りや喜びを、1人で咀嚼して飲み込んでいる内に、段々と感情の振り幅が小さくなっていってる気がします。
それはそれで、穏やかで幸せなんです。
でもそうなることで、他人に対して冷淡にもなっていきます。
「他人のことなんて、どうでもいい」
そんな風に思って生きるのって、すごく楽ちん。
一見、達観している大人のようにも思えますしね。
ちょっと悟りを開いた気分になっちゃって、他人へのアドバイスもザックリスッパリ、正論言っちゃう。
でも、それでうまく心のコントロールが出来る人もいるけれど、一歩間違うと危険だな、と思います。
全ての良し悪しが自分の想像力の範囲内だけで判断されてしまって、そこから広がらず、視野が狭くなる。
自分と違う価値観、弱い人のことを、鼻で笑うようになる。
そうなっている自分が、他人からどう見られるのか考えられない。
結果が手に入らないものは無駄なもの。
片思い?無視されてる元彼と復縁?くっだらない!
そんな風に思う人のことを、素敵な人だと思う人なんて、大人で賢いと思う人なんて、そうそういませんよね。
他人の気持ちが想像出来ない、意地の悪い、冷たい人に見えてしまいます。
1人で達観して生きていても、弱い人の気持ちが想像出来て、小さな喜びを大きく感じられる人もいると思います。
でもそういう温かな心って、恋や愛で覚えていって、自分の中に大切に持ち続けていられないと、なれない境地なんじゃないかな?
一度温かな心を手にしたことがあっても、
「私は温かな心を持ったことがある!」
と自負して、そのまま手入れもしないでボンヤリ過ごしていたら、気付いた時には
「いや、あんた単に自己中で冷淡な人間だよ」
と他人から突っ込まれる人になってしまうのかもしれません。
「旦那と子供がいるから、私は幸せな勝ち組で、独身者は身の程知らずの馬鹿ばっかり〜」
と笑いながら、ネットの恋愛相談に冷たい書き込みしちゃう人みたいに…
無駄に熱い気持ちを他人にぶつけるのはウザいけど、でも熱い気持ちを全てウザいと決めつけるのも、それはそれでウザいですね。
誰にでも優しい人、なんて私はなれないし、実はあんまりなりたくはないのですが(八方美人は怖い…)、だからって冷たい人にもなりたくないです。
今の若い人は贅沢を好まないと言いますが、私は小さな贅沢が好きです。
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物の贅沢だけでなく、心を豊かにしてくれるモノが好きです。
でも、そういう大好きなモノに囲まれても、その気持ちを一人きりで咀嚼するのは、やっぱりちょっと寂しいかな。
誰かといても無駄嫌いになるよりは、まだ幸せな気もしますが。
小さな喜びを大切にする為には、やっぱり誰かと、恋や愛を受け渡しあって、それを大きくしたり、形を変えたりしていく過程も必要なのかもしれません。
その誰かは、誰でも良いわけではないけれど。
ふと気付いたら、冷淡な無駄嫌い人間になってしまうのだけは、嫌だな。
心穏やかに、楽しく生きていきたいけれど、その道は気を付けなければ、ふとした時には違う道になってしまうのかもしれない。
実際、土日に1人で過ごすのに慣れてしまうと、他人と話している時に聞き返されたり、意図がうまく伝わらない時、イライラしてしまったりします。
自己完結し過ぎてしまうと、他人のことが考えられなくなっちゃうのかな?
そう思うと、心を通わせる存在、通わせたいと願える存在がいることも、人生には必要なことなんだろうなぁ、なんてことを、土日に1人で過ごして考えました。
ま、でも脈なしの調子に乗らせちゃった男のことは、考えてもやっぱり無駄な気がしますけどね。
楽しい妄想が出来る恋、優しくし合える愛、そういうものを見つけていきたいな。
1人でいても、誰かといても、イライラして無駄嫌いな人にはならずに(ちょっと今そこに足を踏み入れてますが)暮らしていけるように、色々出歩いたり考えたりしていきたいな、と思います。