復縁失敗後の40代独身女性のための元気レシピ

今でも忘れられない、復縁した元彼。でも連絡は完全無視されていて辛い…そんなアラフォー女性が元気になれる方法を実体験を元にお伝えします!

ありのままの自分を受け入れてくれる人を探したい

昔々の新人時代に、男性上司から飲み会でボロクソに言われて泣きました。

その時、何故か強がりで

「こういう時に、私はワザと泣いてみせてるんです。そうしたらそれ以上は酷いことを言われないから」

と言いました。何でそんな風に言ったのか、あまりに昔過ぎてよく覚えていませんが、

「私は本気で傷ついて泣くような、弱い女じゃない」アピールがしたかったのかもしれません。

 

その場にいた男性上司達は、その言葉を言葉通りに受け取り、以降ずっと私のことを「計算高い醜い女」として扱い、ありえないような暴言を吐かれ続けました。

実際にはそんな器用に涙を武器に出来る女では無いのに、その飲み会の言葉が何年もずっと上司達の脳内には残り続け、その後何をしても、何を言っても、イメージを覆すことは出来ませんでした。

 

その場にいた他の人は、私のその強がりも、上司の暴言も、軽く聞き流していて、その後もフラットに私に接してくれたし、今も仲良しの人は何人かいます。

でも男性上司達は今でも、私のその強がりの言葉をずーっと覚えていて、そのイメージのままだ、ということを、先日飲み会で男性上司の奥さんから聞かされました。

 

私の悪いところは、カッとなって頭に浮かんだ言葉を即座に口にしてしまい、それを後になったら覚えていない、という、いかにもヒステリックな女な部分です。

こういうタイプの人には男女共に仕事で出会ってきましたが、まぁ言われたことはこちらも覚えてはいるけれど、相手が機嫌の良いときにはこちらもそれに合わせて接するようにしています。

両親がそういう人たちだったので、皆んなそんなものかなーと思っていたのですが、でももちろんそんなことはなく、そしていつまでも根に持ち続け、以降何をしても考えを変えてくれない人がいる、ということを社会に出て知りました。

 

こうなると、私に残された道は2つです。

そんな私を受け入れてくれる人と仲良くするか、全ての人に常に穏やかに口数少なく接するか。

カッとなった時に、言っていいこと、悪いことの境目を自分で考え、思慮深く行動する、というのは、他人から見たら簡単なことですが、実践するのはとても難しいことです。

心身喪失状態の人に「冷静になれ」と言っても無理。

 

私は今でもカッとなることは多々あり、普通の人より怒りっぽいのでしょうが、自分の中では昔よりマシになっています。

カッとならずに済むようにする為には、自分のプラスの感情が満たされていないといけないみたいだな、と何となく思っています。

「ここで嫌な思いをしても、後であの人に話を聞いてもらえる」とか

「他に自分を理解してくれる人がいる」という安心感があると、怒りは早くおさまるし、無駄に強がりを言わずに済みます。

 

新人時代の私は、自分の居場所が無くて、孤独と不安でいっぱいでした。

思い返したくないくらい、辛かった。

毎日長時間同じ人達と一緒にいる、下っ端で抑圧され続ける、という経験をそれまでしたことが無かったのと、やはり社交性が異様に足りなかったのが原因ですが、これは今も完全に解決されてはいません。

やはり、こんな私を受け入れてくれる人がいる職場なら楽しいし、否定され続けたら壊れそうになります。

 

元彼と別れた後も会っていた頃

「こんなダメな自分の面倒を見て欲しい」

と思っていました。

こんなダメな自分でも、一度は好きになってくれた人だし、私は他の人よりこんなにあなたを好きで尽くしてるんだから、側に置いてくれて当然だ!

と思っていた気がします。知らんがな、ですよね。

 

でも、恋人がいたり結婚している人は、みんながみんな自分を制御できる、優れた人なわけじゃないのでは?と最近思います。

お互いのダメなところを許しあえる人と出会えていて、その許されている安心感が制御させてくれているのでは?

私も優しくし合える友人といる時は、カッとなったりしません。

もちろん友人と恋人や夫婦は距離感が違うからですが、でも人として合う合わないもあります。

 

カッとなるのは、相手が悪いことをしたからだ

と開き直るのは良くないことだと思います。

ただ、カッとさせない人というのは確かにいて、それは相手が我慢してくれているケースもあるかもしれないけど、そうやってお互いにバランスをとり合える関係もあるんだろうな、というのは両親を見ていて思います。

 

最初は猫を被って優しかった、我慢強かった彼女が、結婚した途端に豹変し、離婚したという男性もいれば、それを受け入れていく男性もいますが、私はやはりゴマブッこさんの教えのような、「婚姻届に判を押すまでは、猫を被る」ということは出来ません。(まぁ今はその必要もないですが)

 

それでも、好きな人には強がりを言いたくなったら、グッと我慢して、でも何も言わないわけではなく「悲しかったな…」とポツリと言える素直さを持つことについて、ここ数年考えてきました。

若い頃の私には、それが出来ませんでした。

そう出来る人を見たことが無かったんです。

素直に接してくれる人達を見て、その態度がすごく心に響いたから、自分もそうしたい、と思うようになりました。

 

アレコレ考えたところで、私はまだまだダメ人間ですが、でも以前より素直に気持ちを伝えることは、少し意識するようになりました。

その変わり目の頃は、ぶりっ子演技をするみたいで、やはり自分でも違和感を感じたりしていました。

それでも、自分の素直な言葉を相手が優しく受け止めてくれる経験をする内に、少しずつ素直な言葉を言えるようになりました。

 

まだまだ発展途上ですが、そんな私を受け入れてくれる人を探していきたいなぁと今は思っています。

そして、前述の上司のような、一度植え付けられたイメージを絶対に覆さないような男性は、やっぱり嫌だな…

ま、そういう男性は一旦好きになった女のことは、以降何があろうとも好きなままでい続けるので、それはそれで良い人もいるのだと思いますが。

人間関係って難しいですね。

この広い世界のどこかに、それでもこんな私を笑って許してくれる男性がいることに期待!もう来世でもいいから!