ここ最近、季節の変わり目だからか、どーにもこーにも心身ともにダルいです。
先週は2回飲み会あった上に、真剣佑見に行ったので疲れてる、というよりも、その前からダルいなぁと思っていました。
ので、土曜日はただただHuluで進撃の巨人シーズン3をダラダラ観てましたが、そういうダラダラしてるだけでは抜けない感じの気鬱さ。
こういう時は、自炊をするのもダルい。
先日おかざき真里の「かしましめし」2巻を買ったのですが、改めて1巻も読み直していたら
「1人だとちゃんとしたものを作って食べる気持ちになれなくて、コンビニで買ったジャンクフードを食べちゃう。まるで罰みたいに」
というセリフがあり、なんだか納得。
この漫画は美大同級生だった女2人、ゲイの男1人が28歳の時に恩師の葬儀で再会し、その後一緒に食事をしていく内に一緒に暮らし始める、というお話です。
現在2巻が出たばかりですが、よくあるレシピ付きのお料理漫画の構成に、仕事と恋愛のリアルな悩みが加えられていて、同じく美大出の私としては「ぐはっ…」と鳩尾を殴られた気持ちになることもしばしば…。
2巻の表紙の女性は、同じ職場の男性と婚約していたけど、他の女性を妊娠させたから、と婚約破棄されています。
数年は男性は他部署に異動させられていたけれど、その後また男性が戻ってくる代わりに、今度はこの女性が希望していない他部署に飛ばされることになりました。
「結局、自分はここに必要な人間ではなかったんだ」
と思い知らされるシーンには、胸だか胃だか鳩尾だかをグッと掴まれた気持ちになりました…
主人公の女性はパワハラで心身壊して休職中、男性はデザイナー入社だったのに営業をさせられている、という、美大出身者にはそれはそれはリアルにあり得る切ない話が満載…。
でもこの3人は、お互いの辛さを面と向かって語り合わずに、会えば美味しくて健康的な食事を作って幸せそうに食べます。
お互い辛いことは色々ある。
それを聞くのも話すのも、今はもうヘビー。
だからせめて、一緒に美味しいものを食べよう。
私はこの3人程「美味しい」ということに拘りはありませんが、「食べる」ということは好きです。
でも自炊はほとんどしない日が続いてしまっていました。
夏は作っても余らせてすぐダメにしてしまうし…
数日分まとめて作っても、飽きちゃうし…。
今日も夕方までダラダラしていましたが、さすがにもうこれ以上ダラダラしても何も変わらない!と思い、とりあえず区のトレーニングルームで30分クロストレーナーで汗を流した後にスーパーに行き、久々に「問題のあるレストラン」のレシピの厚切りベーコンのポトフを作りました。
近所の美味しいパン屋さんでパンも買い、今はちょっと充実した気持ちでボンヤリしています。
「運動をする」「野菜を食べる」
これをクリアしただけで、何故こう良いことをした気持ちになるんでしょうね?
逆を言えば、「運動をしない」「野菜をたべない」は、とても悪いことをしている気持ちになります。
「1人なのに運動もしないで、野菜も食べないダメな女」
になってるなぁ、と一人で落ち込む…
でも運動しても野菜食べても「これだけじゃダメ」と思うんですけどね。
私はどれだけ「1人でいるのはダメなこと」と自分で自分に呪いをかけてるんでしょうねぇ。
だからB'zや真剣佑にハマっても、ブログ書いても、運動しても、野菜を食べても、仕事しても、友達と遊んでいても、ずーっと「ダメなことしている」と心の中で思っています。
そっか、私のここ最近のダルさは、これが理由か。
運動して野菜を食べなければ、これが自分のダルさの原因だって気づかなかったかも?
そう思うとやはり、キチンと運動をして野菜を食べることは、心身の基本軸を一旦立て直すことが出来るのかも?
ポトフは大鍋と小鍋に作り、とりあえず大鍋がまだ丸々残っているので、明日も明後日も食べられます。
ホントは煮込み過ぎて崩れてるし、ローリエとブロッコリー入れ忘れたけど…。
その代わりにコンソメ入れてしまったから、ドラマの作り方と変わってしまってるけど、これホント楽に野菜たくさん食べられてオススメ!
寒くなってきたので、もし私のようにダラダラしてしまっている方がこれを読んでいたら、近々作ってみてくださいー。
そして「かしましめし」も簡単で美味しいレシピが色々載ってるのでオススメ!です!
私はとりあえずお腹いっぱいになったので、ちょっと寝ようと思います…。