昨日今日と、ボランティアエキストラに行ってきました。
以前から周囲でドラマや映画にエキストラ出演している人たちがいましたが、やってみると面白い!けど、大変!
平日より早起きして出掛け、有名な芸能人を間近に見て
「どんなに美男美女が近くにいても、見てるだけなら風景に化して、眠さや空腹の方が勝つな」
ということが分かりました。
最初は「うわー!◯◯が目の前にいる!」と興奮しますが、徐々に
「撮影なんだから、そりゃいるわな」
と冷静になります。
ドラマや映画が面白いのは、ストーリーがあって、カメラワークの変化が楽しめるから。
舞台だとその分空間演出の楽しさがあります。
でも撮影だと、ツギハギのシーンの為に何度も同じ動きをするため、目の前に美男美女俳優がいる撮影で
「本番!よーい、スタート!カット!今のシーンもう一回」
というのが続くと、自分の肉体疲労で頭はいっぱいに…
別に自分が映りたいとは思っていないので、笑顔のキープも難しくなります…
俳優さんを近くで見たい、となると、映りやすい位置にいることになっちゃうんだけどさ。
でも、若い子は推しが近くにいる撮影の時、キャーキャーになってました。
もちろん撮影中に騒いだりはしていませんでしたが、休憩中に
「わー!すぐそこにいる!」
と踊り狂っていて、推しがその場を離れると
「夢の時間が終わってしまった…」
とションボリしていたので、若さって可愛いなと思いました。
対芸能人だけでなく、一般人で美男美女を見ても、容姿だけでずっと惹きつけられたりはしなくなりました。
どーせ親しくなることも無いだろ、と思うと、こちらから愛想を振りまくのも時間の無駄に思えてしまって…
可愛いなぁ、カッコいいなぁ、リア充な生活送ってんだろうなぁ、話合わなそう。
と思って、遠目に鑑賞してお終い。
昔の漫画とかだと、美男美女は性格が悪く、不細工は性格が良い、というテンプレがありましたが、あれはあれで極端ですね。
ヤバイ性格が顔に出てる不細工もいるし。(事件起こして捕まる犯人とかね)
美男美女で性格の良い人もいて、容姿だけで判断は出来ません。
てか、歳を重ねると容姿は「顔のパーツ」だけでなく「老化現象」でも判断されるものだな、と最近しみじみ思います。
某女優さんは、重力に反した世界に生きているとしか思えないハリのある肌と、紫外線の無い世界で暮らしてるとしか思えない透明感のあるお肌で、美しかったわぁ。
それでも数時間経つと、その方の前を何にも考えずに歩き、
「お腹空いたなー早く終わらないかなー」
なんて思うのだから、人間の欲望ってシンプルなものですね。
まぁ今更自分の容姿に対して出来ることなんて、老化を少しでも遅らせるためにお金と手間暇かけることくらいなんだけど、
容姿だけでは武器になり得ない
それは芸能人も一般人も同じ
という当たり前と言えば当たり前のことに、改めて気付きました。
男性は女性よりも相手の容姿に拘ると言われているので、また違うのかもしれませんけどね。
ネタが無くて取り留めのない話になってしまいました…
先日ネットで某女優さんのことを
「◯◯だって、近くで見たら年相応に老けてる」
と書いているコメントを読んだけど、本当に近くで見たら全然老けてなくて
「ネットに書かれてることってテケトーだなぁ」
と実感出来たのは良い経験でした。
照明当たってなくてもキレイだったもん。
あんなキレイな人がこの世に実在すると分かったと共に、己の睡眠欲と食欲の強さを思い知った休日でした。
とりあえず、今回行った街は昔元彼とデートした思い出のあった場所で、どうしても当時を思い出すとギュウとした気持ちになっていたため、その記憶を新たな思い出に塗り替えられて良かったです。
未だにモヤモヤして行けない元彼の地元も、いつか新しい楽しい思い出で塗り替えたいと思います。