今夜は昔いた会社の忘年会でした。
正確にはちょっとニュアンスが違うというか、今は同僚や後輩はシェアオフィスでフリーランスとして働いています。
で、合同忘年会のような感じだったため、参加者のほとんどは知らない人。
それでも知った顔と挨拶し、飲んで食べて過ごしていたら、最後に主催の挨拶タイムとなりました。
メイン司会は他社の方で、ふーんテンション高いなぁ、と眺めていたら、元同僚がコソッと
「私、あの人のテンション苦手なんだよね」
と言ってきました。
今まで特に意識したことなかったのですが、私の元同僚達は「自称・社交嫌い」カテゴリーとなっていたみたい?
でもそうは言っても皆んな、本当は私より社交的で愛想が良く、苦手意識を外に見せないからすごい!
こいつらの言葉は、マラソン大会で
「一緒に走ろうね」
と言ったり、テスト前日に
「全然勉強してないよーヤバーイ」
と言うのと同じで、真に受けたらダメダメ。
と思い、またまたーと軽く受け流す私。
一通り他社のメンバー紹介が終わったら、次に元同僚や後輩の名前が呼ばれました。
が、カウンターの陰に隠れてしまい、彼女達はいつまでも前に出ずにいてビックリ。
そっと席を立って近付き
「どうしたの?」
と後輩に聞くと
「行きたくないんです…」と…。
周囲の人達が
「社交嫌いだからねー。いいから前に来なよー」
と口々に言っていたので、コソッと
「こうしてる時間が勿体無いから、サッと行ってすぐに戻って来なよ」と言うと、後輩は
「…確かに!」
と言って、連れ立って前に行きました。
あれ?そんなに恥ずかしがり屋さんだったっけな?
と疑問に思いつつ、まぁいっか、とそのまま1人飲み続けていたら
「撮影タイムー」
と声が聞こえてきました。
…めんどくさ。
まぁ私は関係無いしな、と思って一服しようと外に出る途中、近くにいた後輩の肩を叩いて
「お疲れ様。もう戻って良いよ」
と声をかけ、そのまま外へ。
特に先輩風を吹かせたかったわけではないのですが、無理して前に出させたので一声かけた方が良いのかな?と軽く考えただけで、この時のことはあまりよく憶えていません。
その後すぐにお開きとなったため、元同僚や後輩達と帰路につきながら少し話しました。
彼女達が前に出なかった理由は
「私たちは◯社で働いてるわけじゃないのに、あの司会は『ウチの会社のメンバー』として私たちを紹介しようとしていた。
それが、どうしても嫌だった」
というものでした。
なるほど、そういう理由があったとは気付かなかったわ。
私は司会の言葉をよく聞いていなかったため、ふむふむと納得していたら
「あの時、うららさんから『お疲れ様、もう戻って良いよ』って言われて、『あ、もう戻って良いんだ!』と思えて心強かったです!
相変わらず頼りになりますね」
と言われて、そんなこと言われたことのなかった私はビックリ&ビックリ!
私は今の会社では、頼りになるどころか、ダメダメな人と思われています。
前社にいた時も、我が強いだけで頼りになる人ではありませんでした。
今回はよその人として、客観的に
「どんな理由があるにしろ、大勢を待たせて前に出ないのは時間の無駄」
としか思いませんでした。
彼女達の気持ちを聞くと色々あるのは分かりましたが、でもその理由をキチンと公言しないままグズグズするのは、側から見たら面倒くさい。
そして、恥ずかしいのか嫌なのかはともかくとして、グズグズした後にでも、責任として前に出たのは偉い。
元同僚も後輩も、年齢的には良い大人です。
私よりずっと責任感を持って、前向きに、仕事も家事育児もしてきています。
そんな大人でも、ちょっとした一言で考えを変えたり、行動したりするんだな、と改めて気付くと共に、私も相手によって発言を前向きに受け止めてもらえるんだ、と気付きました。
私の言葉なんて、余計なことばかりだと思っていたので。
あまり自分に自信が無いのに、我が強い。
その上気にしいでメンタルが弱い。
私はそういう面倒くさい人間です。
この性格はもう変わらないだろうけど、まだまだ視野を広げる余地はあるし、自分と同じ辛さを味わう人に寄り添うことは出来る。
そう思いながらここ数年生きてきていましたが、それに加えて
「一緒にいる人によって、同じ言動をしても好意的に受け取られることがあるんだな。
それを悪意を持って曲解する人もたくさんいるのに」
というポイントも今日加わったかもしれません。
かもしれない、というのは、所詮今日のやり取りは旧知の仲の、久々のやり取りだっただけだからです。
毎日一緒にいない分、何の責任感もなく言えることでしかなかったし。
でもそれでも、「時間が勿体無いよ」と言った時に後輩が
「確かに!」
と納得してくれたのは、正直嬉しかったです。
その前にちょっと嫌なことがあったので、より一層その言葉が心に沁みました。
日常生活でもブログ等でも、私の言葉は好意的に受け取られることもあれば、悪意を持って受け取られることがあります。
ネタにするのも馬鹿馬鹿しいと思って流していましたが、某掲示板で時々私のことを誹謗中傷し続けてる人がいて、結構ウザいなと思ってます。(前述の今日あった嫌なこと、とは別口です)
文句があるなら私のブログを読まなきゃ良いのに、わざわざ読みにきて、その文句を匿名掲示板に書き続けてるんですよね。
「自分の好きなものを褒めて、嫌いなものを貶して、押し付けがましい」と何度か書かれていますが、いやだってブログって自分の価値観を書く場じゃん。
日和って当たり障りないこと書く意味って何?
私は好意も悪意も、自分なりに思ったことを書き、少数派でも同じ価値観の人と寄り添い合いたいのですが。
匿名掲示板だけならまだしも、日常生活でもこういう文句言う人いて、ちょー面倒くさい。
私はそんなに、自分に直接的被害のない人のこと考える気力無いけどな。
「誰もアイツの言葉なんて興味ないのに」
と書かれていた時もありましたが、こちらから見ればその書き込み主は2千人中の1人の言葉でしかありません。
その書き込み主本人を誹謗中傷することを書いているわけではなく、その人が好きなものを私は嫌い、と書いて恨まれても、知らんがな。
でもこう考えてみると、その書き込み主はその人なりに、誰かに自分の言葉を認めて欲しくて、一緒になって
「アイツむかつくよねー」
と誰かと共有したくて、匿名掲示板に書き続けてるんだなぁ、と思うと、まぁ気持ちは分からなくもありません。
一銭にもならんことを、いつまでもよーやるな、とは思うけど。
私はもうブロガー歴が長いため、匿名で掲示板やコメント欄に色々書かれても、それで考えを改めたり、ましてやブログを止めることはありません。
たまに同意コメントを頂くこともあるので、そういう方々のために書いて良かったな、と思っていることもあります。
何だかんだ言って、私も承認欲求があるからブログを続け、かつ仕事したり、友達と遊んだりしている。
世の中の全ての人に認めて欲しい、同意して欲しい、とは全く思わないし、誰からも嫌われない人になるのは無理。
今日あった嫌なこととは、昔私を散々イジメた人と話した時に
「相変わらずだね」
と鼻で笑いながら言われた、というものでした。
不思議なもので、同じ場にいた別の人から、良い意味でも悪い意味でも「変わっていない」と言われたのです。
後輩から感謝の言葉をもらった時、その前に言われた悪意の言葉が和らぐのを感じると共に
「自分がどういう人なのか、どう受け取られているか、分からないものだなぁ」
と思いました。
私は自分でも、自分はそんなに良い人間だとは思っていません。
でも、自分に自信は無いけど、好き嫌いの判断力には、実は自信を持っています。
「私はピンと来ないけど、皆んなが良いと言ってるから良い」と思うことは無いし
「私は好きだけど、皆んなが嫌いって言うから嫌い」と思うこともありません。
ただ、それを他人に「ねーねー、あなたも同じ価値観でしょ?同じだって言って!」とは思いたくない。
いや、内心は、同じ価値観の人に側にいて欲しいとは思うけども。
身近な人にも、ネットの中の人にも、私は色んな風に受け取られていて、面白いですね。
酔っ払っててまとまりないことを書いていますが、とりあえず今日は、後輩に「頼りになる」と言われたことを自慢したかったのです…
来年はそんな風に、誰かに頼りにされる人になれたら良いなぁ。
とまとめようとしたけど、読み返すと私、やっぱり面倒くさい小物ですねぇ。
まぁ良いや、それでもブログ運営費を賄えるくらいの収益出してて、友達もいるしな。
とか言うから、俺は小物なんだぜ…?と思う、年末、忘年会帰りでした。