昨日は、産後うつを揶揄するツイートが「炎上商法」としてトレンド入りしてましたね。
選挙に出馬したけど落選した女性が、産後でも私は乗り越えて選挙活動頑張った!旦那は妻が産後うつとか言い出したら殴って叱れ、うつは甘え、と書いたとか。
その後トレンド入りして喜んでたそうなのですが、何が楽しいのか分からん…
最近また身近で鬱の話題が出てきました。
割と鬱の経験者は身近に多いし、実体験もあるし、理解がある方だと自負してましたが…さすがに仕事中に
「自殺について考えちゃった。首吊りって気持ち良いのかな?」
と言われた時は
「マジで勘弁して下さい…」
となりましたね…
ちなみに知人医師に聞いたところ
「そういうプレイで某社長がSM嬢に…って事件があったけど、無罪になったことあるよ。
そういう嗜好の人もいるから、もしかしたら気持ち良いかもねー」
という、知人じゃなきゃ、それ医師が言ったらダメなやつ!な話を聞きました…
でもまぁ「死にたいと言う人の9割は、実行しない。ヤバイのは鬱から躁になった時」とのこのだったので、身近な方が実践しないことを祈っております。
残り1割に入ったらどーなるんだろう…
最近芸能人も立て続けにこんなニュースあって、引きずられそうな一般人も出るのでは?と危惧してしまいます。
最近この手のニュースには「いのちの電話」の電話番号が記載されていて
「孤独に追い込まれないで」
とメッセージが書かれてるのですが、内心
「いや、他人に話しても、原因自体は解決しないからねぇ」
とも思ってしまいますが、どうなのかしら。
個人的に最近うーん…と思うのは、自称三浦春馬ファンが結託して、死の真相、他殺の犯人を突き止めるために立ち上がろう!というグループをTwitterで作っていることです。
おばちゃんは、SNSやマスコミのネットニュースには全ての事実は書かれていないと思うけど、でも個人が推しのプライバシーを暴けるとも思えないわ…
名探偵コナン気取りなのかな?
まぁそんな風に思っちゃうくらい、ショックが大きく、真実を受け止められないのかもしれません。
「ファンは他人じゃない!」
とか書いてるのも見たけど…
同僚でも家族でも友達でも、すべての気持ちを聞き出して理解し、世間に公言したりしないと思うなぁ。
「誰かに話せば楽になる」という悩みもあれば、今のコロナ禍で失業し、頼れる人は誰もいないとか、今後に希望を見出せない年齢になってる人もいると思うので、私にも悩みは人それぞれ、ケースバイケースとしか言えません。
心療内科の薬は、あくまでも落ち込みすぎた気持ちを一旦底上げし、冷静に現状を改善する方法を見つけるまでの時間稼ぎ、らしいです。
ので、そりゃ見つかる人も、見つからない人もいるよね…
個人的には、芥川龍之介の妻が最後の姿を発見した時
「お父さん、やっと楽になれましたね」
と声をかけたというエピソードが、とても生々しいなぁと思っています。
それだけ荒れてたのかなぁ。
そういう高尚な創作の苦悩と、サラリーマンの苦悩は、また種類が違うものかもしれません。
でも、周囲は仕事のフォローとメンタルのフォローのダブルに気を遣うので、やはり引きずられそうになりますね…
私はそこまで責任ない立場なりにちょこちょこ対応しているけど、もっとガッツリと病んだ方の対応をしている上司は、結構疲弊してます。
「とにかく仕事を休んで、後は任せろ!」
と言っているけど、休むことで疎外感が増してしまうのか、仕事のメールとかやり取りに手を出そうとしてきてしまうんです。
病んでる方の直属の上司がそれを許容しているのか、むしろやらせてるのかは分かりません。
「病んでも働くべき!」
という価値観の上司の下にいるっぽくも見えるけど、私がそこまで口出すのもアレだしなぁ…
あくまでも「〜かも?」で動けないし、病んでる本人の脳内はグチャグチャだろうし、関わり過ぎると私も引きずられちゃうので、立ち位置を定めるのが難しいです。
自分可愛さで切り捨てたくもないんですけどね。
自分の人生も他人の人生も、側から見て全てを理解出来ないし、自分でも分からないことはある。
下手に浅い一般論をドヤっと話して、「良いアドバイスしてやったぜ」とか思う人にはなりたくない。
何だかんだと、今周囲で病んでる人の話、複数人聞いてるけど…
私に今言えるのは「鬱になる人は普通にたくさんいて、理由も解決策も人それぞれ」ということだけ。
ちなみにお酒に逃げるのは、脳に酷いダメージを与える可能性が本当にある、というのを最近聞きました。
あと、お酒飲むと余計落ち込む説もありますね。
私はお酒飲むと余計落ち込んでグダグダして吐き、眠れなくなるので、あまり飲まなくなりました。
まぁこの間酔った帰りにサンダル壊れて、素足で千鳥足で帰ったけど…
落ち込む気持ちも、鬱になった時の心情も、ちょっとは分かる。
でも、愚痴や悩みをプロのように割り切っては聞けない。
もう私は、一人でぶつぶつとブログで吐き出すのがストレス解消法、ってしちゃってるからなぁ。
それが合わない人もいるだろうし。
「生きててくれてるだけで良い」
なんて言葉も、本人の心の中を知らなければ気軽には言えません。
ただ、SNSのお陰で「心を病む」というのが特殊なことと考えられなくなり、そして浅い一般論的なアドバイスを暴力的に使う人が減ると良いなとは思います。
更に欲を言えば…病んだ人のフォローに疲れた人のフォローも、物理的に与えられる社会になると嬉しいかな…という、病んだ人のフォローをして疲れている人に、更に気遣うのも結構ストレスだなぁという愚痴でした。