中村倫也が出演していた「闇金ウシジマくんseason3」を観ました。
中村倫也が北九州監禁事件モデルの洗脳くんに…闇金ウシジマくんseason3ネタバレ感想 - 中村倫也
この中村倫也のエピソードとは別に、親子でウリをする少女のエピソードもあります。
この少女が街中でおかしな風貌の中年男から「楽に稼げるビジネス」を紹介されるのですが、これもまた怖い!
ただ、あぁ…と思うセリフがありました。
この中年男は、金持ち達の道楽で賭けをし、負けた時に上の歯を全て失っています。
しかし、次の賭けには勝ち、1千万円をもらっていました。
「お前らは若いからまだ人生が変わる可能性があるけど、俺はもうこんなことでもしなきゃ、人生変えられないんだよ!」
というようなセリフで、これ最近つくづく私も感じています。
元彼と最後に会った日から、かなりの年月が経ちました。
その間にもし出会いや仕事をもっと頑張っていたら、今の状況にはなっていなかったんだろうな、と思ってしまうのです。
その時々には頑張っていたり、私なりに理由があったつもりだけど、でも満足いく現在は手に入れられていない。
「あの時、ああしておけば…」
という具体的なものは無いのですが、でも何かが違えば、現在も変わっていた、はず。
でもこの年齢になると、大きな変化は改善より改悪となる可能性の方が大きいでしょう。
いや、元彼と会えなくなった時さえ、そんな風に思っていました。
「今じゃなく、過去が変えられたら」と。
よくよく思い返せば28歳くらいから、もう自分はババアで、仕事も納得いってない、と思いながら過ごしていた気がします。
結局そこから転職をして、仕事の面ではキャリアが積めた部分があるし、その後元彼と出会えたので、28歳の時よりは30代前半の方が充実してたかな。
そこで更にうまいこといってたら、今の状況は変わってたんでしょうね。
元彼のことも、「やっと掴めたチャンス!」と思ってたし。怖。
今となっては、当時もまだまだ若かったなぁと思います。
恋愛偏差値は上がってませんが…
最近ふと鈴木さんのこと思い出して、当時は自分なりに冷静なつもりだったけど、全然そんなことなかったわ…と恥ずかしくなり、道端でキャー!と叫びたくなりました…
このまま更に年を重ねて、崖から転げ落ちていくのかしら…と思うと、怖いよう。
5年前くらいまでは、まだ楽観視できてたのに、そろそろ楽観視も限界…。
とかね、結構先のことを考えると暗くなるけど、そんな暗くなっても意味ないよなー、というお年頃です。
なんだかんだ言っても働けて、お金稼げているだけ有難いお話。
お金無いと気晴らしの趣味も持てないし。
じゃないとウシジマくんに出てきた人達みたいに、闇金にお金借りなきゃいけなくなるし…
このシーズン3で良かったのは、生活保護受給者のニート男性が、お年寄りの手助けをビジネスにして、働く喜びを見出すエピソードがあったことです。
まぁまだ20代の男性っぽかったのですが、友達が出来て、裏切られて、でも和解して、一緒にお年寄り向けパソコン講座を始めるのです。
せめてそうやって、若い子にお礼のお金を払えるお年寄りになりたい…
「闇金ウシジマくん」今回初めて観たので、season1も観ていないのですが、いやー胸糞ドラマですね。
希望を見出す人もいれば、地べた這いずるだけの人もいるし。
娘とウリやって、男に貢いで、最後はコンビニのゴミ捨て場のお弁当漁ってたお母さんの年齢、アラフォー後半だったのも身につまされました…
ドラマだからだろうけど、男絡みでお金に苦労するお話が多いのは胸糞だったなぁ。
人生はいつでもやり直せる、とかよく言うけど、お金絡むとそう簡単にはいかないですよねぇ。
こう暗くお金について考えてしまうくらい、浮いた話が無くてすみません…