アニメや映画や漫画好きの友達がチラホラといるので、このコロナ騒動の間にオススメを教え合うことがあります。
で「ヴァイオレット・エヴァーガーデン、最高に良かったよ!」と1人にオススメしたところ
「あーよく噂に聞くヤツだー。
でももう長らくアニメ観てないや、そんな気になれなくて…」
と返ってきました。
彼女は某アニメのグッズをデスクに飾ったり、2.5次元舞台に複数回行くくらいオタク気質だったはずなのに…
お子さんがもう結構大きい人なのですが、お子さんもコロナの影響を色々受けているし、やはり精神的に追い詰められた気持ちにもなってるのでしょう。
別の最近心配している友人は
「いっそコロナに感染して死にたいけど、でも他人に迷惑をかけられない」
なんてことも言い始めました。
…ダークサイド…すごいな…
いやまぁ、感情を吐き出すのも良いことなんですけど。
私がそこまでダークサイドに落ちていないのは、お薬に頼っているからと、ブログに日々ツラツラ書いているからだと思います。
お薬、以前も書きましたが、市販の「ウット」とかでも結構効果あると私は思います。
あと私自身は、日々上司がちょこちょこ雑談に付き合ってくれてて、助かってます。
多分ですが、家族とか毎日顔を合わせる間柄同士だと、空元気を見せ続けるのもキツい時期に入ってきたんでしょうね。
ネットニュースでも「SNSででも他人と交流を持ち、孤独を避けましょう」と言われてるけど、他人の感情を気遣うのさえ疲れる時はあるよな、と思います。
その点ブログは1人で好き勝手に書けるから、私は長年この媒体で感情を吐き出して来られてたかなーと思います。
愚痴でも、面白いと思ったことでも、何でも好きに書く。
でも、他人が興味持ちそうなことも調べる。
自分のアンテナに引っかかる物も調べる。
そういうルーティンが出来ている分、私は不必要だと思う情報はガンガン切り捨てます。
「自分は、この軸をブレさせない」
という信念みたいなのはあるので、私はコロナに関してかなり軽く考えてる部分は大きいかもなぁ。
先々月くらいの段階で上司と話すタイミングがあった時
「今SNSではコロナの影響でこういう声が上がってるから、これに応えるこんなビジネスチャンスがあると思いますよ」
という話を熱く語りました。
その時は周囲は「うーん、でも、今すぐそれをウチが出来るルートは無いなぁ」なんて反応だったので
「ピンチをチャンスに変えられるアイデアがあるのに、それをどう実現するか考えられないなんて、勿体ない人たち」
なーんて思ってしまってたのですが、最近上の人たちも少しその方向を前向きに考え出してきたようです。
いや…遅いって!
私が言い出したタイミングで速攻で動いてたら、今頃実現して需要伸びてたかもしれないじゃーん。
こんな風に商魂逞しく考えるのは、やはり私が長々とブロガーやってるからかもしれません。
色んな情報集めて、それで不安や怒りを溜め込むより、その解決策を考えてみたい。
愚痴りたい時は愚痴る。
で、その愚痴のうまい吐き出し方を考える。
これは心理学的なジャンルなので、最近はNHKとかでもそういう目線の発言し始めてますね。
でもマスコミ系は「DVが増えてる」という、より不安を煽る系のこと言いがちだけど。
何にせよ、Twitterでもブログでもインスタでも、感情を吐き出す場が必要な人はいると思います。
それがより他人の不安を煽る系に行く人もいるけど…
商人根性剥き出しで嫌な感じの人もいるけど…
でも私は、そういう色んな人が、色んなこと考えてるのを知るのは、結構好き。
ブツクサ書いてる内に、自分の軸を思い出せたりもするし、言葉や感情ってホント面白いなぁ。
今、立ち止まりたい人は、立ち止まるのが必要な時なのかもしれない。
無理矢理前を向く必要はない。
でも「いっそコロナに感染して死にたい」と友人が言うほど落ち込んでいるのは、やはり辛いです…
彼女がそう吐き出すことでスッキリ出来るなら良いけど、でも何となく、グルグルしちゃってる感もあるし…
今は皆んなが大変、一緒に乗り越えよう!
なんて偽善は、私は言いません。
それは、私が長年ずっと「そういうことは、しない」と心に決めていたことだから。
それでも、誰かを追い詰めることもしたくない。
何が必要で、何が不要か分からない時もあるけど…
でもそう思うこと自体を言葉なり絵なり手芸なり写真なり、何かでアウトプットして、そしてそこから何かを各々見つけていけたら良いな。
そう思えない時は、何かをインプットする時間にしたい。
あくまでも、今の私の野望というか価値観なのですが…
誰かを元気にするためではなく、まず自分の気持ちをクリアにするための方法を、各自ステイホームしながら見つけていける期間になると良いですね。
とりあえず…ゴールデンウィークは、久々に絵でも描いて遊ぼうかなぁ。